ついでに書いておくと、Café BleuではEverything But the Girlの二人が客演してるんだけど、そのTracy Thorn先生のNight and Dayを渋谷陽一先生のラジオで聞いたときも腰抜かしたんだよな。
このEverything But the Girlの二人についてはもっと書くべきことがある。
って前のエントリに書いて、まあ書いておこう。
このTracy Thorn先生を知ったのは高3で受験勉強している時期だったんじゃないかな。渋谷陽一先生のNHK FMの番組は必ず聞いてた。StonesのWild Horses教えてもらったのも、Roxy MusicのAvalon教えてもらったのも渋谷先生。とにかく私の世代は渋谷陽一先生には頭があがらんのです。
このNight and Dayは本当に衝撃で、ギター一本でこんなことができるのか、みたいな。まあいちおうジャズとか聞いてはいたんだけど、モンクのHimselfとかコルトレーンのBalladsとか、チックコリアのThree Quartetとか。持ってる枚数も少なかったし、ジャズがなんであるかも知らなかった。ボサノバってのは知ってたけど、この演奏の新鮮さってのはもう猛烈で、ジャズとかボサノバとかそういうもんじゃないですよね。Cherry Readレコードの音。
これはあまりにも好きなので、10年ぐらい前に録音機とかそろえたときにカバーというかオマージュというかそういうの録音しました。2001年か2002年か。
https://yonosuke.net/yonosuke/and0724.mp3
もう1曲ソーン先生の曲。Small Town Girl
まあこのジャケットもよかったわね。買ったのは大学に入ってからだよな。おそらくスタカン聞いたあと。
ニコのFamme Fataleとかもやってるけど、オリジナルよりこっち先に聞いてる。
もう一人好きだったのがEverything But the Girlでコンビを組むBen Watt先生で、North Marine Driveって本当に名盤でいまだにiPhoneで聞くとうっと来る。
もう鬼のような完成度ですな。
こっちはアルトサックスのソロがよくて、これ誰なんかな。
こんなん聞きながら、山形〜京都とか北陸自動車道を自動車で走ってた。けっきょく私はセンチな音楽が好きなんよね。
とにかくこの2人のアルバム買えや!ごるぁあ。
Cherry Red UK (1999-09-07)
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↑はどういうわけかNight and Day入ってないかもしれない。入ってるのもあるんだけど。
インペリアルレコード (2010-02-17)
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↑いろんなバージョンがあるから安いのを買え。
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