ここ2、3週間ぐらいチック・コリア先生をよく聞いています。この人最近はなんか過小評価されてる気がしますね。宗教がらみであれだからっすかね。
チックコリア先生は最初に買ったCD 5枚のなかの一人で私は非常に好きだし思いいれもあるです。
はじめて聞いたのはライブアンダーザスカイかなんかのFMライブだったんじゃないかな。ゲイリー・バートン先生とのデュオ。こう涼しくて金属的な感じが素敵でした。ジャズっていうのはこういう抽象的なものだっていう印象があります。まあバルトークとかの音がするんよね。
https://www.youtube.com/watch?v=DCuitQrKbwI
アルバム買ったのはThree Quartetからだったかな。これは本当によく聞いた。すばらしい名盤っすよね。マイケル・ブレッカー(ts)、エディー・ゴメス(b)、スティーブ・ガッド(dr)っていう編成。まあこれが「ジャズ」本流かっていうとあんまり本流じゃなくて白人の抽象的ジャズなわけですが、当時はジャズってのはこういうもんだと思った。ガッドのドラムとかジャズかどうか、とか問題になったらしいですね。ジャケットもよくてね。
こう、すごく構成されてる曲でねえ。フォービートじゃない独特のノリがすばらしい。
Now He Sings, Now He Sobsも高校生のときに買ったんちゃうかな。Matrixとかジャズの歴史的にすごい曲なんですが、この曲がどうすごいのかっていうのはもちろん当時はわからない。実はこれはブルースなのだ、とか言われたってわからんですよね。
わかりにくいけど、いちおう12小節のブルース形式なんよね。これが12小節がひとかたまりになってできている、っていうのを聞けるかどうかが分かれ目というか。ドラムのロイ・ヘインズ先生がキレキレですごい。
Return to Foeverのころのは大学に入ってジャズ喫茶でバイトしはじめてから聞いたんですが、そのころフュージョンというのは悪しき音楽だってことになっててあれだった。しかし新鮮だったっしょーな。カモメのやつと羽毛のやつの2枚はぜひもっておくべきですね。名演ぞろい。でも有名なのばっかりだから貼らなくてもいいだろう。
実は1曲紹介したいのがあって、ボブ・バーグとやってるTime WarpというアルバムのWishって曲。これはバーグ先生の音楽人生で最高の演奏なんじゃないかなあ。すばらしい。
これはいいですよ。
Stretch
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