プリンスのプロデュース曲

私はプリンスがプロデュースした女子が歌ってる曲が好きなんですよね。あまりに他人を歌わせるのがうまくて、おっさんでさえ歌わせることができる。とりあえず10曲。シーラEやザ・タイムあたりの有名なのは除外。

1. ジョージ・クリントン総帥のHollywood

非常にヘビーなサウンド。まあ私がプリンスのプロデュースワークが好きなのはこの時代に偏ってる。ジョージクリントンさんが率いてたバンドの一つのFunkadelicに、Holly Wants to Go to Californiaって曲があって、それへのオマージュになってますわね。この曲はいい。

まあ “Holly would” → “Hollywood”っていう言葉あそびだけど。Hollyが、カポーティ/オードリ・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」のHollyをイメージしているのかどうかはわからない。「ティファニー」のホリーはニューヨークだから全然ちがうか。

2. シーナ・イーストンさんのSugar Wall

これはほんとうにひどい歌ですね。これほどひどい歌は他にないってほどひどい。私のお砂糖の壁の温度が上がっています。ぅー。なんでそんな歌作るんですか。ビデオを見ると、ずっと上半身で、そのすごいシュガーウォールがありそうな下半身の見せる気がないようですね。わざとだと思う。

同じくらいひどい歌にジル・ジョーンズさんのG-Spotってのがあるんですが、こっちはその部分を歌ったものとしてはSugar Wallほどよくない。

3. Rosie GainesのCloser Than Close

一時期バンドにいれて重宝していた人ですね。プリンスはラテン系のカワイコちゃんも好きだけど、本当にバンドのメンバーとして認めるシンガーはこういった本格派。

4. Margie CoxのStanding at the Altar

これは本当に天国的なサウンドだと思う。ロングバージョンもあってそっちの方がいいんだけど、この時期のプリンスはほんとうにキレてる。コーラスの入れかたがいいのよね。バックも分厚い。

5. Nona GayeのLove Sign

マーヴィンの娘さん。これはプリンスとのユニゾン/オクターブ違いのコーラスがすばらしい。「シルキーミックス」っていう別ミックスもあってそれもよい。

6. もう1曲Nona GayeのA Woman’s gotta have it

ボビー・ウーマック先生の曲ですが、こういうカバーを子分にやらせるのほんとにうまい。女子が歌うと、ボビーが歌ってるのとまた違ったあじわいがある。

ボビー先生のはこっち。これはまあ男はたいへんだ、って感じよね。ノナさんのはもっと健康的。まあとにかく男子は女子を喜ばせないとならんのでたいへん。

7. NPGのHallucination Rain

ドラッグソングですな。

8. Carmen ElectraのS. T.

S. T. = Skin Tight、オハイオプレイヤーズのカバーなんですが、これかっこいいわねえ。「私の名前は?」「か〜めん」「ははは」「ふふふ」「スキンタイ!」。

原曲はこっち。

9. Bria ValenteのKept Woman

まあふつうの女子ボーカルって感じですが、こういうのならいくらでもつくれたっしょ。

10. Andy AlloのYellow Gold

とにかくベース!プリンスはもうベース弾きながら女子に歌わせときゃよかったんじゃ! ビデオ見るとアンディさんの歌い方や身のこなし、完全にプリンスに乗っ取られていて、こうして10人も憑依してしまえばよかった。

プロデュースした曲はここから見ることができます。 https://princevault.com/index.php?title=Albums:_Related_Artists

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