生活がうまくいってないことに気づいた人におすすめの本

大学新入生とかはそろそろ生活が落ち着いてきたころかと思うのですが、一部には「うまくいかない」って思いはじめてる人も多いと思います。大学の課題などのタスクが多すぎる、一人暮らしをはじめたはいいけど部屋がゴミ箱みたいになっている、台所が汚なくて虫がいる、サークルやバイトで人間関係に悩みはじめてる、とか。

私自身もそういう学生でした(そしてそういう青年であり中年でした)。自分がすこしおかしい、うまくいってないと薄々は気づいていながらも、どうしたらいいかと考えることができず、そのまんま人生送ってしまってずいぶんと損をしました。うまくいかない生活は改善できる、と信じていろいろ試行錯誤してみてほしいです。

おすすめの本はここらへん。読みやすいしおもしろいので、大学図書館で読みましょう。図書館にはいっていなかったら図書館の人にお願いしてください。Kindle Unlimited で読めるやつもあります。

對馬陽一郎『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』

村上由美 『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』

このシリーズ、だいたいどれも同じようなもので、同じような話が並びますが、いくつか読んでみると「みんな同じことで困ってるな」とか少し救われた気になれるし、「これだったら少し工夫しよう」ぐらいの改善の意欲も湧いてくるというものです。

「大人になったのに/一流大学入ったのにこんな本読んでるなんて」とか思ってくやしい思いをする人もいるでしょうが、実際うまく暮らせていないんだからしょうがない。見栄はるのやめて改善しましょう。

「発達障害」「アスペ」「ADHD」とかってのはもうよく見かける文字列なわけですが、障害とは言えないまでもそうした特性をある程度もっているために生活がうまくいっていない人は多いと思います。けっきょくこういう「障害」っていうのは、人口全体のうち、「はずれ」の何パーセントかをそういうふうに呼ぼうって定義しているだけの話で、診断はつかないけど同じような問題で悩んでいる人は多いわけです。

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