まず読みましょう
- 金政裕司他『よくわかる恋愛心理学』
- デヴィッド・バス『女と男のだましあい』
- ヘレン・フィッシャー『愛はなぜ終わるのか』
古典
- 小谷野敦(編)『恋愛論アンソロジー』、『日本恋愛思想史』。小谷野先生の本読んで、とにかく(文学 として)こんなことが語られてたってのをおさえる必要がある。
- ラッセル『ラッセル結婚論』。超古典。しかし当時としては過激でもあって、その過激さがわかるよう になるかどうか。
恋愛と結婚
- ハットフィールド『恋愛心理学』。昔の定番。
- 松井豊『恋ごろの科学』 。昔の定番だが今となっては古い。
- 和田実『男と女の対人心理学』 。これもちょっと古く感じる。
- ヘンドリック『恋愛・性・結婚の人間関係学』『恋愛学講義』。昔の定番。
- 金政祐司他『よくわかる恋愛心理学』
- 越智啓太『恋愛の科学』。上の金政先生たちのとここらへんが現在の心理学の定番。
- 谷本奈穂『恋愛の社会学』 。社会学だとこうなる。
- 小林盾他編『変貌する恋愛と結婚』。最近の社会学者の仕事。
- 麻生一枝『科学でわかる男と女の心と脳』 。進化心理学の基本。
- バス『女と男のだましあい』 、『一度なら許してしまう女、一度でも許せない男』。バスは一回はちゃんと読まないとならない。どっち読んでも同じようなものではある。
- ヘレン・フィッシャー『愛はなぜ終わるのか』、『結婚の起源』。恋愛学の権威。
- ジェフリー・ミラー『恋人選びの心』。これはきちっとした研究。
- スタンバーグ/ヴァイス『愛の心理学』 。立派で重要な心理学の教科書だけど専門外の人にはちょっと読みにくい。
モテ・ナンパ
- トニー・クリンク『確実に女をオトす法則』。ナンパしたい男子向け。危険。
- エレン・ファイン『The Rules』。結婚したい女の子向け。それほど危険ではない。
- ミラー&マックス『モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた』。さっきの進化心理学者のジェフリーミラーさんたちによるもの。あんまり危険じゃない男の子向け。
性暴力
- パロット『デートレイプってなに?』。女子は必ず読んでおきましょう。
- ソーンヒル/パーマー『人はなぜレイプするのか』 。非常に重要。
出会い
- 吉原真理『ドットコム・ラヴァーズ』。おもしろい。ちょっと古いけど、日本もいまこんな感じでしょう。
参考文献
- 麻生一枝 (2010) 『科学でわかる男と女の心と脳』,ソフトバンク.
- 越智啓太 (2015) 『恋愛の科学:出会いと別れをめぐる心理学』,実務教育出版.
- 金政祐司・相馬敏彦・谷口淳一 (2010) 『史上最強図解 よくわかる恋愛心理学』,ナツメ社.
- 小林盾(編) (2019) 『変貌する恋愛と結婚:データで読む平成』,新曜社.
- 小谷野敦(編) (2003) 『恋愛論アンソロジー:ソクラテスから井上章一まで』,中央公論新社.
- 小谷野敦(2012) 『日本恋愛思想史:記紀万葉から現代まで』,中央公論社.
- 谷本奈穂 (2008) 『恋愛の社会学:「遊び」とロマンティック・ラブの変容』,青弓社.
- 松井豊 (1993) 『恋ごころの科学』,サイエンス社.
- 和田実 (2005) 『男と女の対人心理学』,北大路書房.
- トニー・クリンク (2005) 『確実に女をオトす法則』,大沢章子訳,主婦の友社.
- ロバート・スタンバーグ/カリン・ヴァイス (2009) 『愛の心理学』,北大路書房.
- スーザン・ヘンドリック・クライド・ヘンドリック (1998) 『恋愛・性・結婚の人間関係学:親密関係の社会臨床心理学ハンドブック』,斉藤勇訳,乃木坂出版.
- E. ハットフィールド/ W. G. ウィリアム (1999) 『恋愛心理学』,斎藤勇訳,乃木坂出版.
- デヴィッド・M. バス (2000) 『女と男のだましあい:ヒトの性行動の進化』,狩野秀之訳,草思社.
- デヴィッド・M. バス (2001) 『一度なら許してしまう女 一度でも許せない男:嫉妬と性行動の進化論』,三浦彊子訳,PHP 研究所.
- パロット,A. (2005) 『デートレイプってなに?:知りあいからの性的暴力』,大月書店,冨永星訳.
- エレン・ファイン (1997) 『THE RULES:理想の男性と結婚するための 35 の法則』,田村晶子訳,ベストセラーズ.
- ヘレン・フィッシャー (1993) 『愛はなぜ終わるのか:結婚・不倫・離婚の自然史』,吉田利子訳,草思社.
- ヘレン・フィッシャー (1998) 『結婚の起源:女と男の関係の人類学』,伊沢紘生・熊田清子訳,どうぶつ社.
- スーザン・S. ヘンドリック (2000) 『「恋愛学」講義』,斉藤勇・奥田大三訳,金子書房.
- ジェフリー・ミラー (2002) 『恋人選びの心:性淘汰と人間性の進化』,長谷川眞理子訳,岩波書店.
- ジェフリー・ミラー/タッカー・マックス (2022) 『モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた:進化心理学が教える最強恋愛戦略』,寺田早紀・河井隼雄訳,SB クリエイティブ.
- バートランド・ラッセル (1996) 『ラッセル結婚論』,安藤貞雄訳,岩波書店.
- ランディ・ソーンヒル/クレイグ・パーマー (2006) 『人はなぜレイプするのか:進化生物学が解き明かす』,望月弘子訳,青灯社.
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