レポートの書き方こそ自発的に調べてみましょう

  • いまだに「レポートの書き方がわからん」という人がいるのですが、そりゃ自分で調査してみる気がないと一生わからんです。
  • 以前に書いてwebにのっけてますが、こういうのはただの形式についての目安でね。お金もらえるわけでも名声が手に入るわけでもないのにこういうものをいっしょうけんめい書く気にはならんですよ。でももっとうまく書けるといいんだけど。
  • 「要約とレポートとどう違うのですか!」とかって人もいました。なんか「うどんと麺類とどう違うんですか!」とか聞かれてるようで答えにくくてこまります。なんか気分が暗くなりました。大学でのレポートってのがどんなものかってのは、ふつうの授業では初歩的すぎて教えたりしません。
  • それにたんに抜き書きつなげただけのは要約ではなくて剽窃です。とか読んでみてください。これももっとまじめに書くべきなんだろうけど、そんな力も意欲もない。
  • そういう質問する学生さんたちに、「レポートの書き方の本なんか読んだ?」と聞くと「まだです」とかって答が返ってきたりします。おねがいですからなんか1冊ぐらい読んでみてくださいよ。なんでもwebで情報が手に入るとか、一から十まで大学教員が教えてくれる、それにしたがえばAがもらえる、とか思ったらいかんです。情報には金払わないと。
  • とにかく文章書いたことないひとは、
  • 理科系の作文技術 (中公新書 (624))

    理科系の作文技術 (中公新書 (624))

    レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫)

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    論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス)

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  • ここらへんから。授業中も何度も「読め」といってるのに、この時期にレポートの書き方わからんとか点が低いとかクレームつけるひとは読んでないのよね。わたしはそういうのはよくわからんのです。
  • 授業中にも折に触れていろいろ話してるつもりなんだけどね。まあ自分の勤務先の基礎ゼミとかそういうんだったらもちろん手取り足取り教えますけどね。ふつうの大人数講義でそこまで面倒見る気にはなれんのですよ。特に非常勤で行ってる大学では。(時給がとてつもなく安いのです)
  • 先輩や友人にどういうふうに書いているのか見せてもらうとか、自分書いてもらったものを読んでもらうとか、そういうのもよい。
  • 低い点数つけられたら、それをもってきてどこが悪いか質問してもよい。
  • けっきょく、口あけてお菓子入れてもらうのを待っててはなんもならんのよね。どっかから有益な情報をひきだす努力しないとね。
  • まあ日本の大学教育がだめだから学生さんは犠牲者なのかもしれません。高いお金はらってるのにね。そういうときは、自分のところの大学の先生といろいろ話しあってみましょう。おそらく相談にのってくれるはずです。私も声かけられれば相談にのらないわけではありません。

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