70年代のジャズってなんか低調というか、フュージョンが出てくるまでペンペン草1本生えなかった印象がありますが、その直前にはどうなってたでしょうか。まあヨーロッパとかでは喜んで聞かれてたんですよね。私の75〜6年の印象はこんな感じ。
フリージャズの影響を受けて楽器は鳴らしまくり、バンド全体が一体となってがんばんもりあげる。変拍子だよ!みたいな。
これは76年。基本的にコルトレーンバンドのビアノガンガン鳴らす感じね。
なんか暑苦しいですね。まあロックとか大音量でガンガンにやってる時期だし、それに対抗しないとならん感じもあったんですかね。アメリカでは特にもうぜんぜんジャズのレコーディングができなかったとかそういう話も読んだことがある。
あ、そういやそのころヨーロッパではアートとしてジャズが聞かれるわけですわね。ジョニー・グリフィン先生とかそれで当ててお城買ったとか。
レコードもヨーロッパの小さな会社が名盤を作るようになる。これ紹介するの忘れてた。私ものすごく好きなアルバムで、ジャズ喫茶時代によくかけてました。これも75年ごろ……録音74年ですか。
これものすごくいいんですわ。コニッツ先生とベースのレッドミッチェルの2人だけのコールポーター集。私これでポーター先生好きになった。Night and Dayでミッチェル先生が素人ピアノ弾いてるのもいいんですわ。ぜひアルバムで聞いてください。秋〜冬によい。
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