あと、中学の秋の文化祭かなにかで、同学年の奴らがビートルズのコピーを数曲披露していて、彼らは勉強はあんまり得意じゃないけどとりあえず曲の形になっていて、あれ、思ってたよりあいつら偉いな、と見直しましたね。私は基本は吹奏楽/クラシック少年だったので手が出せなかった。
んでビートルズに関心もつつあった中3、受験が迫り、「そろそろ中学生も終りだな」って雰囲気の12月に、ジョンが射殺されるわけです。まあそれが世界の人々にどんなインパクトを与えたか、というのは実は私には実感としてあんまりわからない。そもそもビートルズもジョンレノンも私にとっては過去の人だし(録音はずいぶん古く感じられた)、なんかクラシック演奏家が死んだのと同じ感じですね。まだ解散後のジョンもポールも聞いてないのもあるけど、まあ私にとっては、その時点ではそんなに大きなニュースじゃなかった。
ダブルファンタジー発売から射殺ニュースまでけっこう時間があった気がするのに、ほんの数週間ですね。ジョンの「ダブル・ファンタジー」を買ったのは射殺されたあとだったと思う。「スターティングオーバー」や「アイムルージングユー」は気にいったけど、ヨーコさんの曲がなかなかかキビしい、というか怖いのであんまり聞きたくない、とかいったわけです。まあこれは「ジョンレノンと私」ネタですな。
私には2才下の妹がいるんですが、それがおそらくジョンの死後、ビートルズのレコード6枚組のボックスセットを買ってもらったんですね。これはよく聞かせてもらった、っていうかまあいつもターンテーブルに6枚のどれかが載ってる状態。だからまあ私のビートルズ経験は中3の冬から高校1年の春ぐらいじゃないかしらねえ。
これはハマったハマった。まあ他にレコードをあんまりもってない、というのもあったんですが、延々聞きましたね。この6枚組はなんかパチモンくさいやつだったのですが、いわゆる赤盤・青盤の倍ぐらいの量が入っている優れものでした。
ビートルズはどれも名曲なわけですが、初期の方だとI saw her standing there、All my lovingあたりが好きだったかな。しかしなんといってもビートルズはラバーソウル〜リボルバーのあたりが最高ですね。
サージェントペパーは特にセットとは別に買いました。ジャケットその他、「これがロックの世界か」っていう感じでしたわよね。
そういうの友人たちもまじえ聞いてたんだと思う。ストーンズの東京公演に呼んでくれた幼馴染は、レノンの「ロックンロール」とかも好んで聞いてました(ビバッパルールラ!)。
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