恒例の今年読んだ本ベスト。
まだ3巻までしか読んでないけど『ローズ・ベルタン』が、話の作りはよくある感じだがおもしろい。マリアントワネットの時代のファッションデザイナーの話。
上野顕太郎『治虫の国のアリス』。こっちはものすごい力技。読むドラッグ。
あと『ペリリュー』がよかった。古い『なにわ友あれ』、『へうげもの』、『銀河鉄道999』ほかの松本零士作品なんか読みなおしてどれもよかった。
ネシー『なぜ心はこんなに脆いのか』とベリング『ヒトはなぜ自殺するのか』。この二冊はいろいろ哲学的な含みがあり楽しめる。
佐藤恵美『「判断するのが怖い」あなたへ』。実はこれはいろいろ啓発的だった。
David Buss, When Men Behave Badly。バス先生がかなり強硬な男フェミニストみたいになっている。
『ヒット曲の料理人』(荻田光雄と船山基紀)。なるほど、ヒット曲というのはなかばアレンジャーの仕事でもある。わかっちゃいるけど、詳細なインタビューと年表みたいなのでで構成されていておもしろい。
ライアン・ノース『ゼロからつくる科学文明』。よくある文明というか各種の科学的知識と技術を再建する方法だが、これは歴史的な解説も多くて特に楽しめた。
宗教関係で2冊。飯山陽『イスラム教再考』。架神恭介『かわいい☆キリスト教のほん』。どっちもその方面からは激しく怒られそうな内容なのだが、素人から見ればなるほどなあ、みたいな。架神先生もえらいよな。
他、こっち(↓)も見てください。
五つ星(みんなへのおすすめ) https://booklog.jp/users/yonosuke2021/all?category_id=all&status=all&rank=5&sort=read_desc&display=card
四つ星(実は五つ星とあんまり違いはない) https://booklog.jp/users/yonosuke2021/all?category_id=all&status=all&rank=4&sort=read_desc&display=card
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