2017年に読んだ本ベスト10

遅くなりましたが、2017年に読んだ本から10冊。

これ、中高生向けかもしれんけどよかったですね。読書会をうまく運営するためのノウハウ。特に「キークエスチョン」のようなものを示して文章をちゃんと読むっていうのをおしえてくれているのがよい。
クリシンよりまず読むのやった方がいいよな、っていうに気付かされました。『クリティカル・リーディング入門:人文系のための読書レッスン (アカデミック・スキルズ)』はものすごくレベルが高くて、大学生および教員は一読の価値がある。


メタ倫理学入門: 道徳のそもそもを考える
佐藤 岳詩
勁草書房
売り上げランキング: 20,194

これはとても偉い。今回は絶賛。内容もえらいんだけど、なにより、書き方が偉い。国内はじめての英語圏っぽい形のメタ倫理学入門書だと思う。時代は変わる。


丸屋九兵衛が愛してやまない、プリンスの決めゼリフは4EVER(永遠に) (SPACE SHOWER BOOKs)
丸屋 九兵衛
スペースシャワーネットワーク (2017-03-24)
売り上げランキング: 219,648

この先生去年まで知らなかったのですが、とてもプリンス愛にあふれていてよい。ジョージグリントん先生のやつの方も笑える。日本で一番ファンクな男。丸屋九兵衛が選ぶ、ジョージ・クリントンとPファンク軍団の決めゼリフ (SPACE SHOWER BOOKs)


1979年の歌謡曲 (フィギュール彩)
スージー鈴木
彩流社
売り上げランキング: 110,171

音楽関係ではスージー鈴木先生のもよかったです。こっちは歌謡曲愛。『1984年の歌謡曲 (イースト新書)』『サザンオールスターズ 1978-1985 (新潮新書)』もどうぞ。


終の器選び (光文社新書)

終の器選び (光文社新書)

posted with amazlet at 18.01.02
黒田 草臣
光文社
売り上げランキング: 646,730

五十代は美術もわかるようになりたいと思って、意識的に美術館や博物館行ってみたいのですが、絵画とかより工芸が好きになりそうです。実用的なのはいいですよね。器・焼物関係のムックとかけっこう読んだのですが、一番よかったのはこの先生のでした。魯山人の弟子とか。魯山人っていうと海原雄山でコマーシャルな悪人という印象ですが、そうじゃないということに気づいたり。


さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで
高田 かや
文藝春秋
売り上げランキング: 13,866

これは体験がめずらしいんだけど、まあ作品としても奇妙な味があっておもしろかったです。虐待サバイバーみたいな話なわけだけど、それをそう主張しないところとかもなんかむず痒くていろいろ考えさせられる。


図説 中世ヨーロッパの暮らし (ふくろうの本)
河原 温 堀越 宏一
河出書房新社
売り上げランキング: 31,131

この本にかぎらず、「ふくろうの本」シリーズはずいぶん見ました。やはり画像情報があるといろいろおもしろいねえ。美術わかるようになりたいっていうのはこういうの読んだから。「ふくろうの本」はどれも読む価値があると判断して、図書館にぜんぶ入れてって注文しました。あと>「地図で読む世界の歴史」シリーズとかもよい。


一汁一菜でよいという提案
土井 善晴
グラフィック社
売り上げランキング: 535

食生活どうにかするために料理本もめくりましたが、一番影響があったのはこれかな。なんでもいいから健康的な食生活を送りましょう。


ADHDタイプの大人のための時間管理ワークブック
中島 美鈴 稲田 尚子
星和書店 (2017-03-09)
売り上げランキング: 124,889

時間管理、タスク管理はあいかわらず困ってます。こういう本いくら読んでもおなじようなものだけど、助けられるところもある。人生は時間との闘いだ。すくなくとも、同じことで困っている人はたくさんいて、支援してくれる人々もいる。我々は一人ではない。


レズと七人の彼女たち(1)
締切出版 (2016-06-01)

まあ中村先生、ものすごいものです。なんかつまみぐいをくりかえす男性ドンファン的なのとはぜんぜん違う。人間全体を喰らい尽くすっていうかねえ。天才っていうのは性欲みたいなエネルギーからしてちがいます。


自主ゼミ/読書会/ブッククラブの方法は有元先生に学ぼう

前に「自主ゼミを開こう」みたいなエントリは書いてたのですが、その具体的な手順を書いていなかったことは反省しています。どういうことをかけばいいのかわからなかった。このたび、『ブッククラブで楽しむ学ぶクリティカル・リーディング入門』(ナカニシヤ出版、2010)を発見したので、それを紹介します。買ってください。


読書会/ブッククラブの手順

  • 「教員ぬきの大学ゼミ」でよいのだが、もっと気楽なブッククラブもよい。
  • 2〜6人程度の仲間を見つける。調子悪いやつは誘わない。
  • 司会進行を決める。もちまわりがよい。
  • 1時間から2時間程度。
  • 短くてやさしい本から。良い本を探すのは難しいので、読書家にすすめてもらうのもよい。簡単な本だと思っていても複数で話し合うと意外なことが発見できる。
  • (メンバー全員)1週間ぐらい前に各自本を読む。大事なところに線をひいいたり付箋をはったりして、ぱっと出せるようにしておく。読書ノートをつけてみるとよい。登場人物の相関図、シーケンスチャート≒あらすじ(出来事・心情の変化の一覧)、主題がなんであるか、キークェスチョン(重要な問い)を考える。
  • ホストは場所と時間を決めて案内を出す。メンバー全員がすることは一番熱心にやっておく。Wikipediaなどで著者・時代背景などを調べておく。キークェスチョンも10個ぐらい用意する。
  • 当日、ホストが司会。各自自己紹介。読んだことについて面白かったところ、心に残ったところ、つまらなかった、など一人ひとり話してもらう。あとは自由にやる。話が本からあまりに離れてしまったら、ホストはキークェスチョンを出して本題に戻る。最後に簡単にまとめる。
  • 【注意事項】一人で話しすぎない。ずっと黙っていない。疑問点はすぐに聞く。おだやかに。テクストや自分の体験など根拠をあげる。本以外の話題にそれすぎない。一つの話題がだいたい決着するまで他の話題に移らない。

読み/問いのストラテジー

本を読む時、あるいは本について話し合う時、以下のような問いはほぼ常に役に立つ「ストラテジー」だそうな。まあ必ず結果が出ます、っていうのはいいですね。

読みのストラテジーとは、本を上手に読むための方法です。「方法」ではなく「ストラテジー(戦略)」という軍隊が起源の言葉を使う理由は、単なる方法ではなく「必ず効果を上げる方法」だからです。戦争は必ず戦果をあげなければなりませんから、効率を最優先します。 (p.26)

てなことですが、これすばらしくよいですね。こういう「できあいの問い」をいくつもってるかってので読書やディスカッションの腕がちがうわけです。

背景的知識についての問い

[基礎知識]
基礎知識を確認する。作者・筆者の国籍、年齢、経歴、その本が書かれた事情、時代背景。蛇が出て来る物語なら蛇の形態や生態など。戦争小説だったらその戦争がどういう事情でいつ始まりいつおわったか、など。
[体験]
題材と関連・類似する経験・体験を確認する。恋愛小説なら恋愛の経験、他人の恋愛のパターン、など。

正確な理解のための問い

[キーワードの理解]
キーワード=重要な語 ≒ 他の本にあまり出てこないけどその本によく出てくる語。
[キーセンテンスの理解]
ストーリーの場合は、物語の展開で重要な文、登場人物の行動、感情。作者・語り手の感情、意見。論説の場合は以降論じられる課題・問題、重要な事実、筆者の意見や推論、結論、段落のまとめとなるセンテンス。
[文章構造の理解]
ストーリーの場合は、登場人物たちにとって問題(こまったこと)は何か、それをどう解決したか、うまく解決したか。語られる時間順序。論説の場合は論証の構造。
[イラスト・図表の理解]
登場人物の性格。グラフの目的。グラフの信頼性、わかりやすさ。

深い理解のための問い

[解釈]
登場人物はなぜ〜の行動をとったか、作者はどうして〜の表現をしたか。どの登場人物が大切か、主人公は誰か。どのようなことを教えようとしているか。
[予測]
テキストの途中で先を予測する。タイトル、表紙の絵、イラストなどから内容を予測する。物語が大きく展開するところで先を予測する。
[要約]
主人公にどのような問題が起きてどのように解決したか。
[主題]
主題はなにか? 上のキーセンテンス(場面設定、登場人物の行動や感情、場面の展開に重要な役割を果たす箇所、作者の感情や考えが現れている箇所)を手がかりに考える。

発信のための問い

[評価・批判]
この話の終わり方をどう思うか、それに賛成か、反対か。ほかにもっとよい終わり方はあるか。特定の登場人物の行動についてどう思うか。特定の作者の文章表現についてどう思うか。イラストについてどう思うか。
[解説]
自分が登場人物や作者になったつもりで創造的な読みをする。もし自分が特定の登場人物だったらどうするか。作者だったらどう話を展開し、どう話を終わるか。話の終わりの先はどうなるか。
[パーソナルリーディング]
似たような経験をしたか、そのときあなたはどうしたか。今度同じことがあったらどうするか。あなたは登場人物と似ているか。どこが違うか。まわりに登場人物と似た人物がいるか。どこが同じでどこが違うか。似たような話を読んだことがあるか。どこが似ていてどこが違うか。
[視点を変える問い]
それぞれの登場人物の視点に立って表現してみる。

上の、有元先生のそのままじゃなくて、私の解釈やコメントもいれてしまっているのですが、あと少し私から。

おもしろいところ、興味深いところ、読みにくいところ、疑問のあるところなどは、面倒でも誰かが音読してしまった方がよいです。大人になると日本語を音読するなんてなあ、みたいになっちゃいますが、音読は非常に大事。1ページぐらいなら読めるし、長い部分読みたいときは、一行ずつおもいついた解釈、勝手なコメント、茶々なんかをいれながらよんでもいい。

セックス哲学入門本のおすすめリスト

最近セックス哲学テキスト本を2冊ぐらい購入したので、ここらへんで基本書紹介しておきますかね。前にも書いた気がするけど。

と、Amazlet!とかでいちいちURL貼るの面倒だから、MediaMarkerでやればいいということに気づきました。見せたいやつにそれ用のタグ打っとけばいいわけね。

→セックス哲学入門本のおすすめ (MediaMarker)

卒論生のための文献・情報関係ウェブサービス案内

卒論を書くためにはとにかく大量に本や文献を集めて読み整理しメモをとらねばなりません。(無料の)ウェブサービスを使って効率的にやりましょう。

具体的に私が書籍等あつめるときにどうしているのかというと、基本的に書籍の情報はMediaMarkerに集積してます。Amazonで「この本よまないとならんかな」と思ったら、すぐに登録して「ウィッシュ」もしておく。登録はブラウザからブックマークレットからバインダー登録一発。MediaMarkerの他に、ブクログ読書メーターといったサービスがあるので、自分の好みで。

本を買うとお金がかかってしまうので、なるべく図書館ですませたい。カーリルにアカウントをとって、自分の利用する図書館を登録しておくとよい。私は大学と市立図書館、府立図書館の3箇所を登録してる。さらに、ブラウザにChromeなどをつかっている場合は、Calilayという機能拡張を使うと、AmazonやMediaMarkerのページでその本が図書館にあるかどうかすぐわかる。FirefoxやSafari用の機能拡張もあるはず。

Webの情報は「クリップ」(保存)する。Evernoteというメモソフトの場合はEvernote Web Clipperを使うと一発でクリップできる。Google KeepOneNoteでもおなじことができるはず。これらのメモサービスは非常に便利なものなので、卒論生はどれか使いたい。とにかくWebの保存、メモ、思いつき、読書ノート、なんでもメモサービスにあずける。歩いてる時、電車のなかで思いついたこともスマホからとりあえずメモっておく。(もちろん紙でもいい)

私はPDFはMendeleyってので整理してますが、学部生でここまでやる必要あるかどうかは知りません。もっとよいサービスもありそう。Evernoteに突っ込んでおくだけでも十分かもしれない。

図書館で借りた本などは大事なところ、あとで使いそうなところはコピーするなり写メ取るなりしておく。まあ普通コピーだと思うけど。私は実際には論文などはコピーして、それをスキャナで読んでPDFにして保存することがおおいかな。


関係ありそうな古い記事。書き直さないとならんね。

2016年に読んだ本ベスト10

恒例っぽい今年読んで印象に残ってる本適当に10冊ぐらい。まあ単に恒例だからする、というだけで、あんまりあれではある。メディアマーカーの記録を掘ってもらった方がいいかもしれないし、もう面倒だから今年で終わりなんちゃうかな。

2015 http://yonosuke.net/eguchi/archives/3560
2014 http://yonosuke.net/eguchi/archives/1056
2013 http://yonosuke.net/eguchi/archives/1082
2012 http://yonosuke.net/eguchi/archives/1105
2011 http://yonosuke.net/eguchi/archives/1043


エロティック・キャピタル すべてが手に入る自分磨き
キャサリン・ハキム
共同通信社
売り上げランキング: 79,654

十六―十八世紀 (女の歴史)
藤原書店
売り上げランキング: 1,240,049
人はなぜ格闘に魅せられるのか――大学教師がリングに上がって考える
ジョナサン・ゴットシャル
青土社
売り上げランキング: 509,064
この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた
ルイス ダートネル
河出書房新社
売り上げランキング: 25,085
ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝 バーバーショップからマザーシップまで旅した男の回顧録
ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科〈上〉 (世界史パノラマ・シリーズ)
ナイジェル スパイヴィー マイケル スクワイア
原書房
売り上げランキング: 1,255,424
カルト村で生まれました。
高田 かや
文藝春秋
売り上げランキング: 29,303
自暴自伝 (文春文庫PLUS)

自暴自伝 (文春文庫PLUS)

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村上 “ポンタ”秀一
文藝春秋
売り上げランキング: 161,105
愛のことはもう仕方ない

愛のことはもう仕方ない

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枡野 浩一
サイゾー
売り上げランキング: 157,274
大人のADHDワークブック

大人のADHDワークブック

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ラッセル・A・バークレー クリスティン・M・ベントン
星和書店
売り上げランキング: 16,062

セックスの歴史書

作成中。自分でも何読んだかわからんようになってるし。

ちょっと難しめか。

愛と結婚とセクシュアリテの歴史―増補・愛とセクシュアリテの歴史
ジョルジュ デュビー
新曜社
売り上げランキング: 935,539
性の歴史

性の歴史

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J‐L・フランドラン
藤原書店
売り上げランキング: 653,422
図説 不倫の歴史―愛の幻想と現実のゆくえ
サビーヌ メルシオ=ボネ オード ド・トックヴィル
原書房
売り上げランキング: 965,081

古代

原書は1960年で古いがとてもおもしろい古典。古代ギリシアの同性愛、セックス、結婚などについてだいたいのことは書いてある。

愛の諸相―古代ギリシアの愛
R・フラスリエール
岩波書店
売り上げランキング: 791,316

同性愛にしぼった名著。

古代ギリシアの同性愛

古代ギリシアの同性愛

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K.J. ドーヴァー
青土社
売り上げランキング: 899,500
古代ギリシアの女たち―アテナイの現実と夢 (中公文庫)
桜井 万里子
中央公論新社 (2010-12-18)
売り上げランキング: 704,663
ヴィジュアル版 ギリシア・ローマ文化誌百科〈上〉 (世界史パノラマ・シリーズ)
ナイジェル スパイヴィー マイケル スクワイア
原書房
売り上げランキング: 596,115
愛欲のローマ史 変貌する社会の底流 (講談社学術文庫)
本村 凌二
講談社
売り上げランキング: 695,874

古代ローマ人の愛と性

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アルベルト アンジェラ
河出書房新社
売り上げランキング: 275,802

中世

図解 ヨーロッパ中世文化誌百科 上 (世界史パノラマ・シリーズ)
ロバート・バートレット編
原書房
売り上げランキング: 108,750
図説 快楽の中世史

図説 快楽の中世史

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ジャン ヴェルドン
原書房
売り上げランキング: 647,930


近世


19世紀


20世紀

ブックガイド:進化と倫理関係

某授業のためのおすすめブックガイド。作成中。


人類の進化という観点から、利他性やら道徳やらを説明しようってのは今大流行中できりがない。こういうのから読みはじめるとよい。

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学
ロビン ダンバー
インターシフト
売り上げランキング: 79,540

ハイト先生は実用的でもあるのでおすすめ。

しあわせ仮説

しあわせ仮説

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ジョナサン・ハイト
新曜社
売り上げランキング: 112,044

孤独は健康に悪く、頭も悪くしますので注意しましょう。

孤独の科学---人はなぜ寂しくなるのか
ウィリアム・パトリック ジョン・T・カシオポ
河出書房新社
売り上げランキング: 159,027
ヒトはなぜ協力するのか

ヒトはなぜ協力するのか

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マイケル トマセロ
勁草書房
売り上げランキング: 80,940
モラルの起源―道徳、良心、利他行動はどのように進化したのか
クリストファー ボーム
白揚社
売り上げランキング: 321,474
道徳性の起源: ボノボが教えてくれること
フランス ドゥ・ヴァール
紀伊國屋書店
売り上げランキング: 252,386
モラル・トライブズ――共存の道徳哲学へ(上)
ジョシュア・D.グリーン
岩波書店
売り上げランキング: 371,110
社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学
ジョナサン・ハイト
紀伊國屋書店
売り上げランキング: 18,189

ドーキンス先生は偉い。必読。

利己的な遺伝子 <増補新装版>
リチャード・ドーキンス
紀伊國屋書店
売り上げランキング: 8,570

進化論の元祖による人間の道徳等についての考察。今読んでもおもしろい。

ダーウィン著作集〈1〉人間の進化と性淘汰(1)
チャールズ・R. ダーウィン
文一総合出版
売り上げランキング: 871,809

ブックガイド:人々のセックスの実態調査本

某授業用ブックガイド:作成中


これは実は意外に少ない。

下のはかなりきちっとした調査だが、なぜ続編が出ないのか。古いだけだけではなく、内容はいろいろ文句があるんだけど、でもこれしか頼りようがないのが現状。

データブック NHK日本人の性行動・性意識
日本放送出版協会
売り上げランキング: 452,574

でも実はアメリカみたいな国でも90年代まであんまりちゃんとした調査がなかった。

セックス・イン・アメリカ―はじめての実態調査
ロバート・T・マイケル 近藤 隆文 ジョン H. ガニョン エドワード O. ローマン Robert T. Michael John H. Gagnon Edward O Laumann
日本放送出版協会
売り上げランキング: 841,321

英語が読めるなら2000年ごろの調査。

The Social Organization of Sexuality: Sexual Practices in the United States
Edward O. Laumann John H. Gagnon Robert T. Michael Stuart Michaels
University Of Chicago Press
売り上げランキング: 216,125

ブックガイド:セックスワーク論

某授業用ブックガイド。作成中。


ブックガイド:性風俗産業の実態に関する書籍で紹介した国内ものに加えて以下のが、英語圏の翻訳もの。

古典。

セックス・ワーク―性産業に携わる女性たちの声
パンドラ
売り上げランキング: 504,614

新しめのものとしては次のが優秀だが、翻訳が若干読みにくい。

職業は売春婦

職業は売春婦

posted with amazlet at 16.07.19
メリッサ・ジラ・グラント
青土社
売り上げランキング: 805,145

ブックガイド:表現の自由と「わいせつ」

某授業用ブックガイド。作成中。


表現の自由一般については以下の2冊。

「表現の自由」入門

「表現の自由」入門

posted with amazlet at 16.07.19
ナイジェル・ウォーバートン
岩波書店
売り上げランキング: 436,653
表現の自由を脅すもの (角川選書)
ジョナサン ローチ
角川書店
売り上げランキング: 825,185

国内の「わいせつ」表現については以下のものが簡便でわかりやすい。

エロスと「わいせつ」のあいだ 表現と規制の戦後攻防史 (朝日新書)
園田 寿 臺 宏士
朝日新聞出版 (2016-02-12)
売り上げランキング: 83,614