メンテの日。勉強。夜プール。わりとしっかり泳ぐ。
勉強のために車を動かす。 ちゃんと整備された自動車(つまりレンタカー)を運転するのは楽しいよな。もうすこしあちこち動いてみたい気がする。昼ラーメン食ってしまう。
夜行バスで移動しようと思っていたのだが、運行休止中。まあコロナの影響だな。
睡眠時間短かめのこの季節としては長時間睡眠。またマーガレットミードなどめくってみたり。昼プール行ってからココイチ。夜配信授業。
3回生ゼミ。睡眠はけっこうとっているのだが、午後3時すこし前に非常に眠くなってしまう毎日。
若い同僚の先生にちょっと話を聞く。まあ若い人から教えてもらう機会を増やさないと。疑問だった点については、やはりあんまり研究がない、というかそうした方向の文献は少ないとのこと。
朝は霧雨。
迷ったけど午前中から研究会。
午後けっこう歩く。久しぶりに2万歩超(24000歩)。
朝そうめん、昼冷やし中華、夜居酒屋。わりとよい居酒屋だった。
レポート採点で時間取られる。何回やってもいろいろ削られる感じがあるが、まあレポート指導は昔より徹底していて成果も出ていると思いたい。
午後カレー食う。東大路の店が気に入ってるのだが、食い過ぎ。
帰り道ひさしぶりに銭湯へ。いろいろ心配で家と大学の往復しかできていなかったのだが、やっと回復してきた感じがある。退院して2ヶ月ちょっとか。
晴天。ジョギング。講義。ジェーン・マクゴニガルのTEDトーク見たり。
前から気になっていた左足の親指の付け根あたりの痛みがけっこう悪くなってきた。 どうも種子骨炎というやつらしい。ジョギングは体に悪い。スニーカー古くなってるのがよくなかったか。
朝軽くジョギング。病院で高脂血症の薬をもらう。ちゃんと飲まないと急性膵炎か脳梗塞で死ぬ。
3回生。
夜ZUMBA。
あと1時間早く起きるには1時間早く寝ねばなるまい。
馬鹿だから外で酒飲んでしまう。
巨大な毛虫が。 排除。庭木をバサバサ切るとなんか快感がある。盆栽好きな人が剪定好きなのはこういうことなんだな。
講義。
早起き。胃が悪い。
英語、 1回生講義、 吉田。
いろいろミス多し。っていうかこれ性格の歪みの結果だな。
梅雨ですなあ。気象庁より私の方が正確だと思うけどなあ。
3回生。
シンポの動画をちょっと見てしまい、クマー山先生の顔だけみていろいろ某の言動を思い出して気分が悪くなってあわてて消した。あのシンポの某の提題については、そもそも提題そのものが人をなめたブラフでどうしようもないと思ったのだが(そしてそれを許した会場もだめだめ)、そういう意見もあまり見かけない。っていうか「やる気が出た」とか書いているひともけっこういて恐かった。
某大学の件でネットにどうしようもないこと書いた学生たちが教育実習とりやめになったり大学から説教されたり。なんかちょっと前からネットと社会の関係が新しい段階にはいった感じだなあ(いつもあとになってから気づく)。2ちゃんねるやmixiが普遍的なメディアになったとかそういう感じか。新聞とネットのマッチポンプなところもありそう。ていうかむしろ新聞記者たちがもう毎日ネットに貼りついているんだろう。ほんとにどうなってくんだろうな。ネットは群集でマスコミは選択機関で、むしろマスコミの人間の影響力の方が大きくなっていくかもしれんなあ。
かなり回復。しかしもうどういう状態が万全であるかよくわからくなってる。とにかく心を落ちつけて。
最近『イブニング』が元気だと思う。そういえば8年ぐらい前に「これからはバイオマス燃料」とか言ってた人は今どういうこと言ってるのかな。風力か太陽光か。糖分が重要だったらやっぱり穀物があれだし、穀物をそれするならいろいろ問題起こりそうってのは専門家だったら予想できたんじゃないだろうか。
今回の犯人が残した累積する短文は文学作品中の人物の独白のようだ。断片的につぶやきを残していく感じがよくわかって恐い。ん定跡通り、女性へのアクセスが本人にとっての一番の問題か。長く語りつがれることになるんだろうな。陳腐かもしれないけどそれだけ一般性があって、拘置所はいってから勉強した永山則夫の文章よりアレかもなあ(私は永山の文章はぜんぜんよくないと思う)。人間の精神生活の幅ってのはそれほど大きくないのかとか。似た気質の人びとに与える影響もちょっと恐い。読んでるととりあえず鬱になる精神的有害。男の子はみんなどうにかしてそっから抜けださなきゃならん。で、それは難しいけど可能なんだろうと思う。たとえば読者の少ない携帯専用サイトじゃなくて2ちゃんねる厨房板や喪男板あたりでやれば違う展開になったろうに。そこらへんの選択があれなんだよなあ。全体としてまったくまちがっていて、そのまちがっているのは誰のせいでもないだろうとも思う。自由意志はあってほしいね(ないかもしれんけどな)。やっぱり雨降ってるのとはちがってほしい。いや違うな。なんか教育とか啓蒙とかそういうのに力があってほしい。だからそういうのが人間に与える影響にはある程度の因果性がほしい。だから自由意志なんかいらん。必要なのは因果性に関する知識と自分と他人の心をコントロールして「自由」になるノウハウだ。あら、本当だろうか。なんかナイーブだな。まあ正直倫理学者はなにも関係がないね。
と余計なこと考えずに午前中は事務仕事を片づける。そういうのは午前中しかできない。
♪Dear Prudence, won't you come out to play?
某学部某学科の卒論見本を借りうける。どもどもありがとう。なるほど。某大学だとここまで書けるか。指導に苦しんている風のもあるな。これのなかで一番あれなやつぐらいをとりあえずの目標にするべきだな。
とにかく牛さんの項目をかなり消したぞ。だからあわてず一つひとつかたづければいいんだってば。あと常に「延期」したり期日切りなおしたりすることだ。
よしながふみの『大奥』読んだり。虚心坦懐に読んでも最初はつまらなすぎ、と将軍が変わってからいきなりおもしろくなる。といきなり終って家光編はどうなんだろ。よくわからん。3巻のまんなかあたりがかろうじておもしろい。力はあるんだろうけど、なんかが決定的に足らん。知的に構成されてるんだよな。でもうまくいかない。なんだろう?よしながが持ってなくて、中村明日美子や杉基イクラがもってるもの。もちろん北川みゆきや新條まゆは気づいてさえいないもの。画力、いや「コマ割り」かもしれん、と思うのは夏目房之介先生を読んだせいか。でもおそらくそこらへん。脚本に特化してみたらどうか。ここまで描ける人がそんなことはできんわな。あ、このひと萩尾望都や大島弓子がすきなあのぽわーんとした独白や書き文字徹底的に排除してるのね。スタイリストではある。
Ustreamでオバマのキャンペーン演説の一部(はじめて)見たり。なんだかなあ。まあ大統領ってのはこれでいいんかいな。私はこれだったら福田さんや橋下で十分ですよ。まあまともなことは演説じゃなくて別の場所でやってんだろう。
Ustreamの技術もとんでもないものがあるな。これwebアプリケーションとかいうやつなのに、勝手につながってるカメラとオーディオ認識して流しちゃうってすごすぎ。
明け方目が覚めるが、さらに寝て合計12時間近く寝る。ロングスリーパー復活か。
午前中から大学。脚は少し調子よくなった。やっぱり時々走ろう。
「ところで、やはり「倫理はカネになる」。私たちが大学の講義にとお声がかかるとき、担当科目はたいがいが「応用倫理」関係である。・・・こうして博士課程を終えるころには、私たちはおくればせながら倫理学を必要とするようになっていたのである。」(坂井・柏葉編『現代倫理学』の柏葉さんのあとがき)
うーん。正直なのはよいが、この手の文章はいつも気になるんだよな。もともとは冗談や照れ隠しだったのだろうが、いつのまにやら本気でそういうことが本気で主張されるようになってしまった。「ポストと金のために応用倫理やるもんね。」なんだかなあ。まあこの文章は「その後まじめに勉強した結果〜」という感じの文章でOKなのだが、「おもしろいぞ!」という気慨はないみたい。
最初に気になったのは斎藤先生の一番最初の『工学倫理』のときだったかなあ。なんかあんときは正直みんなの志が低くていやんなった。(もっとも、工学倫理はその後志の低い人は手をひき、残ったのは志のある人々で、それはそれで大丈夫。淘汰されたのかな。)
村上友一先生の「現実の倫理的問題に向き合ってみる」もいろいろ問題ありすぎ。そもそもタイトルの「〜てみる」が気にいらん。なぜ「向き合う」にしないのか。議論がぐしゃぐしゃだし。これ教科書に使ったらどうなるんだろうか。これも変な伝言ゲームの結果細かい誤解がつみかさなった結果にこうなっているように見える。
何回も出てくる「人口内耳」p.161とか「放射性廃棄物の毒性が消えるまで300年はかかる」p.171とかの誤植も気になる。
ここらへん、名誉教授の悪いところ(思い切った単純化、わかりやすすぎる図式化、甘い調査、諧謔的な表現、甘い推敲)が伝染してる感じがする。名誉教授のそういう伝統は百万遍周辺にではなく、どういうわけか他の地域に伝播した。
2、3章はまともに見えるので、やっぱり4、5章が問題。これだと、大庭先生が怒るのも無理はないところがあるんだよな。
応用倫理学者はときどき非常に有害になってしまうのも認めざるをえない。この本の4章でもあやしげな本を出典にして「環境ホルモン」の話出てくるし。
応用倫理学者が往々にして有害なのは、まともな勉強してないからだろうか。最低限に論理的な思考ができないことも問題か。っていうか数日前に書いたけど、キツい問題については論理的な思考をするのがつらいから避けちゃうのが問題か。
いや、応用倫理学とかって学問に必要とされる知識や思考の広がりが、ふつうの人間の能力を越えてるのかもしれんなあ。これが正しい理解かも。三十代なかばで「応用倫理」を広くまともにやるのは無理。かなり狭い領域に絞っても、ふつうに(哲学史とかの勉強の片手間に)やってたら無理っぽい。少なくとも環境まわりの問題は完全に文学部出身者の教育を越えてる感じがする。規範的な問題が議論されている場合に、典型的な議論のステップの検討とかそういうのだったら可能かな?
倫理学とかってのをthe right trackにのせるにはどうしたらよいか。まあ私が考えるべきことではないか。
国内の哲学・倫理学の学問レベルを上げるにはどうしたらよいか → 安い科研あたる確率をあげて(特にD1〜30代前半)、とにかく本が読めるようにする。(たとえば「図書費と発表費用のみ一律40万円採択率50%」の科研(D)を新設。人文系に特化してもいいかも。いまんとこ科研PDはあんまりよい制度とは思えないし(特に博士課程のやつ) 、COEのような中央集権的な危ないものより、平たくバラした方がよかろうと思う。あ、いまの「若手科研」はそもそもそういうことなのか。んじゃさらに「超若手」と「幼年」あるいは「めばえ」コース20万と「ふたば」コース30万。過去に小さいのがあたっていれば大きいのもあたりやすくするのもよかろう(これはそうなってるのかな?)。小さいのから少しずつ大きくなってもらう。各拠点大学の図書館をもっと充実させて、かつ休日や(できれば)夜中も利用可能にして、学生がすぐに本を読めるようにする。(おそらく拠点大学での図書はもう各学部か研究室単位で扱っていて図書館では扱えなくなってる)大学が本務校をもってない非常勤講師に図書費を出すことを義務づける。1コマ年間3万円(謝金1ヶ月分)ぐらいでもぜんぜん違うだろう。最後のは教員の待遇改善というよりは授業の充実のために絶対必要だろう(まあ本来はもっと謝金を高くするべきなのだが、高くしすぎると本務校ある人間が非常勤をやってしまうことになるような・・・)。まあ若い人はみな優秀だからこんなこと考える必要はないな。
私はどうも、むしろそれほど優秀でないひとががんばり続けるにはどうしたらいいか考えているな。
床屋行くか。→ 行けず。
MacBook(梅)買うか。私費でコンピュータ買うのは何年ぶりかな。へたすると10年、いや15年か。無能なのになんだかうまいことサバイバルしていろいろおいしい思いをしているのは私だ。
学問のレベルを上げるには無能な人間が消えればよい?
やはり桑田が大リーグで投げるのは見てみたい。
昼から。忙しい。
FirefoxのG5最適化版が見つからずに困っていたが、 Minefieldというのがあるようだ。Firefoxとの関係は不明。最適化版はhttp://www.furbism.com/firefoxmac/。うむ、速い。ついでにいろんなAds-onを入れる。便利だ。
夜ライブハウス。 音大きすぎ。 ちょっと飲んで落ちついてから帰宅。
早起き。授業2個。へとへと。しかしヤマは越えたような気がする。
少々体調悪くても仕事に行く人びとの日記を読み反省。
『オペレッタ狸御殿』。40年近く生きてきて、最低最悪の映画。なにもいい ところがない。スジなんかどうでもいいが、音楽がよくないのが致命的。ダン スもだめ。クスリともニヤリとも笑えるところがない。寝ようとしても音響が悪くてうる さくて寝られない。上映中、「この時間をシェーンベルクのピアノ曲を聴いて いればもっともっと充実した時間が過ごせただろう」と考えていた。なぜシェー ンベルクなのだろうか。なんかアレだなあ。 (ちなみに『ピストル・オペラ』は楽しめたのに。 )
狂言DVDで「蝸牛」を見て機嫌をなおす。
注目している朝日アマ名人の吉田君は朝日オープンでプロに勝っていたようだ。
歯医者へ。80歳まで20本を維持したいものだ。
世の中には恥ずかしくて誰にも聞けないような疑問がある。たとえば、世界中がアメリカドルを通貨として使うようになるとどうなるんだろう?
おもしろいメールが来た。
===================== ここから ====================突然のメールをお許しください。血液検査の方法について調べておりますが、ネットにて調査したところ江口様の掲示板を拝見しました。つきましては大変不躾ながら下記内容についてご教授賜りたくお願い申し上げます。 どろどろ血液とさらさら血液の顕微鏡写真を撮影したく考えております。つきましては、撮影の方法について教えて頂きたいのです。 血液をそのまま直接検体として使用するのか、また、標体作りが必要なのか等々、撮影方法について教えていただければ幸いです。 因みに電子顕微鏡の設備は持っております。===================== ここまで ====================
授業。あと3回。あれ、少なすぎるんじゃないかなあ。
早寝早起きは続いている。
授業2個。あとちょっとだ。 7月の1回は休講にしようと心に決めた。
某協会の事務仕事とかも。
それにしても、さすがに尿酸は気になる。中性脂肪は数値が高くてなにが悪いんだゴルァという感じだが、それとちがって、尿酸は数字を甘く見ると文字通り痛い目にあうのがはっきりしているわけだしなあ。西の方でひどい目にあった人もいるようだしなあ。やっぱり禁酒なんかなあ。ちなみにHDLコレステロールは今年64、去年48だから食生活の正しさがわかるというものだ。ちがうかな。BMIとかはちゃんとしているので、酒さえ控えれば正常になりそうな気もするが、そういう人生に意味があるのかとか。しかしただのアル中の生活に意味があるかと言われればどうかなあ。やっぱり一回、一月ぐらい禁酒しなきゃならんかなあ。人生変わるかもしれないなあ。少なくとも家では飲まないようにするとかか。(研究室でも飲まない、て方がずっと重要な気もする。)なんかきっかけになるような出来事ないかな。いや、数少ない禁煙の経験によれば、きっかけなんかない方がよいって感じもするなあ。
昼から研究室。
またスイッチハブが「ぐうー」という音を立ててる。3年目にはいってるから そろそろ寿命か。
飯食って夜も。
暑くなったらサルサ熱が高まり、amazonに色々注文してしまう。夏にはダンサー?
メモ。
\begin{tabular*}{30zw}{|l|l|X|} & \\ \end{tabular*}
ヤフオクで安いボンゴを入札してみる。ベースも探してみるが、そんなに安くないし、この手の楽器はアタリハズレが大きいので躊躇。
ちゃんと楽器屋でベースとスネアドラムを買おうかと思う。ギターももうちょっとちゃんとしたものが欲しいが....。キーボードは置くとこがない。むしろシンセ/サンプル音源を....でもベンドできないとやだな....この手のデジタルものはヤフオクで探せば.....いかんいかん。
地べたで寝てしまう。朝早くから活動。
学園が出している広報紙のなかんで、こんな文章をみつけた。「髪の毛を人参色に染めてキャンパスをくわえ煙草で歩く学生や、スリッパに踵をつけただけのようなものを履いてあたりかまわず階段を音をたてて歩く学生(中略)をたしなめるのには、もう疲れはてた」くわえ煙草はわかるが、髪の毛とどういう関係があるのだろう。ゲタ履きのバンカラ男子大学生ももちろん非難されるんだろうな。
無線LAN開通。YAMAHAのRT60wにした。さくっと開通。しかし、無線はセキュリティが甘くて恐い。デフォルトでは暗号化もされないし、IDも自動認識しちゃうなんて。そこらじゅうパケットが流れてるなんてなあ。(うちの近所にはないようだが。)木造なので1階と2階でも問題なし。
ただし、RT-60wはADSLに使うと、4つもあるイーサポートがすべて使えななるようだ。ショック。PCカード入れられないデスクトップは使えなくなってしまう。やっぱりちゃんと調査して買うべきだった。まあ、古いものだからそろそろ用ずみなのだが。先週Thinkpadも戻ってきたし。
早くもボーナスが出ている。しかし、まだ働いてないのでほんのちょっと。それでも、こんなにアレコレと金をもらっていいのかという疑念もある。なんで非常勤はあんなに苦しいんだ?
前日夜から肌寒い。もう梅雨に入ったのだろうか? 疲れがたまっているのか、昼まで寝てしまう。軽くジョギング35分(鴨川べりを今出川橋まで)。
MDコレクションも今熊野へ。David BowieのLet’s Danceは、コンプレッサーが利いたドラムの録音がかっこよかったのだと気づく。
ガツンと大きな音を出して遊びたくなってきた。7月あたりに同好の士を召集しよう。
キルケゴール研究では、大谷愛人とか大谷長とかって偉い先生がいて、ほんとうに某大な研究を残している。ああいう精密な研究ってのは、現代の大学教員にはもう不可能なんじゃないかと思う。
久しぶりにネットワーク喧嘩(?)を1個(事後的に)眺める。 ネットワークによる喧嘩(?)自体は別に目新しくもなんともない。webで公開してあった(広義の文学)批評に、批評の対象になった方がクレームを付け、最終的にWeb作者の属する組織の上の方が動くことになった、というもの。しかし、(1)批評の対象が学術データだった、(2)その事件を見ている人が少なかった、というのがちょっと新鮮。
特に、(2)が盲点だった。私が今まで見てきた喧嘩は、たいていなんらかの緊密な(仮想?)共同体(BBSとかnetnewsとか掲示板とか)で行なわれていたので、横から多くの人が口出しして、ある共同体の価値観が働いたり、価値観の摺りあわせが行なわれることになったのだが、今回はどうもサシでの勝負だった模様。
そうなってしまい、一方が大学教員で一方が学生であるならば、勝負にならん。私が想定していた普通の例では、「そういうのは対抗言論でやらにゃダメだよ」と横から口を出すひとが多くなって、事件の結果は現実に生じたものとはかけはなれたものになったろうと思う。
っていうか、まあ、いわゆる現実世界はそんなもの。自分のなかに、ネットワークはなるべく平たい世界(であるべき)という幻想があったことに気づき驚く。
記載なし。
午前中は球技大会とやらで休講。十分睡眠をとる。
午後、深草。疲れた。出席をとらないと宣言したら、私語がなくなって非常によろしい。しかし、出席人数が大幅に減ったというわけではない。小数の学生がごちゃごちゃうるさかったというわけだ。
名人戦第6局は、予想通り矢倉。しかしかなりかわった序盤。明日は将棋会館に行って大盤解説を聞きたいな。
(☆☆☆☆)えと、遺伝子プールの多様性というポイントは、クローンや(ある種の)人工受精などに対する反論にはならんというのが現在の私の意見である。人口が1億2千万もいる国で、ちょっとやそっとの数では遺伝子の多様性を減らすことはできないと思われる。(そもそも、2000年前は現在の人口の1/20程度だったことを考えてみよう)
調子悪い。