まだまだ楽しいバカンス。雪下ろしはたいへん。午後、いつものように「町」を散歩。ひとっこ一人いないどころか、駅前もかつて中心街だった通りもそもそもお店が開いてない。日曜の午後に市の中心部を歩いているのに飯(なんでもよかった)を食うところさえないというのはすごくて、最終戦争の数十年後の世界のようだ。駅と公民館みたいなところだけ立派だが、これまたほとんど人がいない。 国道沿い マクドもモスバーガーもコンビニさえ町にはない。文化的な活動は細々おこなわれているらしく、芭蕉その他の句の習字を見たり。けっきょくコンビニホットドッグとか。地獄の町。
肉体労働した日の夜に知的な作業をするのは無理ね。晴耕雨読というのは別に日にやります、ということなのだな。
好天。長時間睡眠で少し回復。今週は寝てばかりいた感じ。
よい天気はそんなに続かない。午後床屋。一月ぶりぐらい。あっというまだ。生活が薄すぎるか。
雨。事務仕事。もうすこしでおわりだ。
昼プール。
長時間快眠。就活相談。さらに事務仕事ひとつ片づけるとなにもできない。午後は晴れてくる。夜プール。とにかく体動かしておかないと調子悪くなる。
某研究会にお呼ばれ。でがけに忘れものだのなんだの。数日前の財布といい、こういうのほんとにストレスよね。
みなさま優秀。楽しく懇親。
やっぱり研究組織から離れていてはだめよね。どうにかしないと。
あたたかいが雨。ぐるんぱ。某練習。
帰りつくなり寝てしまう。
病室で風邪を移されたらしくのどが痛い。午後ひどくなる。一番新しく入ってきた人がゲホゲホいってるので気になっていたのだが。午後遅くには4人中3人がゲホゲホ。医療関係者は免疫力強いのだろうか。
昼ちょっと散歩させてもらう。
看護師さんは平均するとかなり若い印象。この病院がそうなのか、それとも退職してしまう人がけっこういるのか。
快適な入院生活ももうすぐ終わるようだ。
来期の授業どうするかっていうので悩んでいる。手術の後遺症がどれくらいになるかわからんしね。半年休めるならそうした方がいいのか。それはそれでいくつか面倒なことが生じてしまうわけだが。とりあえず事務や執行部と相談だな。
今回はどうってことないのだが、2回目の術後にありえる各種の障害や後遺症のことを考えると気が重くなる。それでもまあ生きていかねばならないわけなのね。それに見合う楽しみを見つけるっていうのが問題だ。「人生の意味」の問いというのはそれくらいの重みしかないんちゃうやろか。他になんかあるのかな。
まあもう倫理学の面倒な話を勉強する気はなくなっているのはここで告白しておく。
午後びわ湖ホールで「さまよえるオランダ人」。音楽も演出もホールもよくて感心した。あの馬鹿げたロマン派文学ってのは一回勉強してみたい。イロニーもいろいろ含まれているのね。
春眠なんとか。
プール。研究室。
三寒四温という感じ。寒い。夜には雪のようなものがちらついていた。
前夜はウクライナのデモが暴れるところやそれを狙撃するところとかyoutubeで見てしまう。さらにシリアの戦闘とか。当然気分悪くなる。もうジャーナリストとかが突っ込んでいかなくても戦場にいる人々が自分たちで動画とってしまう世界。
うへえ、英語で文章書くのとか久しぶりなんでさっぱり言葉が出てこないよ。毎日のように読んでいるはずの表現でさえ思い浮かばない。これまずい。
某予稿とか出さねば。
早起き失敗。
生産性が低い。
足まだ痛む。これやばい。
百万遍で人と会う。
夕方から梅田へ。某講演を聞く。
このところあちこち移動したりあんまり知らない人と会ったりしているのでなんだかストレス。でも外に出られるだけいい状態なのか、どうなのか。エピクロス先生が正しいような気がするなあ。でもこの時期(啓蟄周辺)ぐらいしかそういう活動できないからして。
MacBookが届かないと家では仕事にならない。
出張。
もう完全に春だなあ。
ワードの編集いらいらする。特に文字列選択しようとすると改行まで含まれてしまうのがイライラさせる。勝手なことすんなやゴルァ。なんでこんなに直感的じゃないんだろうな。私の直感の方がまちがっているということなんだろうか。 → 私がOffice 2004に入れなおしてからちゃんと「環境設定」してないからだった。いろんなチェックをはずすとすこし楽に。デフォルトの設定が悪いんだよなあ。超シンプルにしておいて「設定」開くとなんでもできる、っていう方がずっと好感もてるのに。
これはMSの技術者は優秀だけど上の方が馬鹿だということなんだろう。「この機能、デフォルトで有効にしておくとユーザが混乱しますからはずしときましょうよ」「そうですよ」「私使ってませんよ」「いや、いいから機能はなんでもぜんぶ使えるようにしておけ!我が社の製品はインテリジェントになんでもできることを示さねばならん!したがえないならクビだ!」「・・・わかりました(馬鹿が!)」とかって会話が聞こえるようだ。そういうので日本中の(世界中の?)仕事の能率は下がり、イライラが他のところ行って余計な不幸が増える。コンピュータは人びとを幸せにするためのものじゃなかったんですか!(ちがう)
コンピュータが相手では飲み屋で愚痴言うわけにもいかん。「ママ聞いてよ、いやさ、最近うちの会社のコンピュータがね、言うこと聞いてくれないんだよ・・・」「コンピュータはコンピュータの都合があるから、よく考えてあげなきゃだめよ」とか。『人を動かす』じゃなくて『コンピュータを動かす』『ダメなソフトとつきあう方』とか書いたら売れるんじゃないか。プレジデント社に企画持ちこむか。
mixiが終りそうなんだな。早めに逃げておいてよかった。企業の方針の決断とかってのは難しいなあ。こういうのはまさに人材とかそういうことなんだよな。
学生の面倒見。
今日もだめ。早帰。
昼前に起きる。将棋を見て午後大学。資料整理。
夜、『ホテル・ルワンダ』を見に行く。恐い。 でも一本調子で奥行きが足らず、 実話型社会派映画は芸術作品としては制約が大きいかなとか感じる。怖さも攻撃側のフツの人びとに人格が感じられないからもうひとつだったかもしれない(ラジオのDJはいい!あれの本物の録音があれば、ぜひ聞いてみたい。)。 従業員がアレだったりするのを期待していのだが、さすがにそれは無理だったか。 あの主人公の行動が「職業倫理」や「商業の倫理」にもとづいたものだという見方があるようだけど、それほどはっきり描かれているわけではないようだ。彼が自分の内面と職業と家族生活と共同体生活をどの程度区別していたのかもよくわからず、 もっと漠然としたもののような気がする。 まあ、いつでもはっきりとした判断の基盤をもっている必要があるわけではない。主人公の有能ではあるがノンポリ能天気無反省が、その社会の暗さ、未熟さを示しているというかそういう感じで描いているのだろう。 民族的対立は主人公にとってはたんなる外部の出来事にすぎず、憎悪に共感することも反発することもない。 (ちゃんと描いているけど私が見落しているのかもしれないが、二度見る気にはなれない。)社会派だが、倫理とかそういうものを主題にした映画ではない。まああと2、30年かかるのだろう。ああいう複雑で大きな事件を扱うには、10年じゃ早すぎるんだな。ネクタイ締められないところがよかった。ラストのウィクリフ・ジーンの曲が効いている。やっぱり世界はアメリカから離れられないのかな。
映画に関連した悪夢でうなされ明け方目が覚めてしまう。刺激強すぎた。 ちょうどThornhillとPalmerのA Natural History of Rapeとか読んでいるときだったしな。
行くべきところがあったのだが、 体調不良 で動けず。終日寝る。人間失格。
夜心を入れかえて勉強。 頭の働きが特に悪く苦しむ。
会議の日程を間違えている。
某先生、某氏らと酒飲み。調子悪いときは酒飲むもんじゃないな。攻撃的になっていかん。
教授会。定足数ギリギリ。っていうか、個人的な都合で出なくてもいいんなら そんなもん出ないぞ、ごるぁ。半日返せ。 とか言いつつ、情報保護にかんする規程とかでちょっとがんばったり。 あー、偉いおれ。(うそ)
あんまり関係ないが、ここ数年、なんてーかなー、なにかを進めるんじゃ なくて、他人がやってることを止めるとか、頼まれたり命令されたことをやる ばっかりで、自発性が発揮できてないから、こう、徒労感のような ものが襲ってくるんだよな。
飯食ってまた寝て。
定跡通り電話で起こされホテルを追いだされて、時間をつぶすのに苦労。またススキノまで歩いてみようとすると、途中に雀荘のチェーン店があるのでひさしぶりに3半荘だけ。とてつもなくヌルいメンバーが入っていて、お土産代程度浮いてしまった。君、アルバイト料残るのか?
帰りも早い。 帰洛。結局、3日で京極夏彦2冊読んだ。『狂骨』(失敗作)と『鉄鼠』(もひとつ)。 ちょっと飽きた。
早起き。ついに8時。軽くジョギング。寒くて水たまりに氷が張っている。
百万遍に寄ってから研究室。事務仕事のため、寒いなか自転車でキャンパスプラザまで行くが、月曜定休日。自分はエクササイズをしているのだと思いこもうとするが、ちょっと無理。
「大谷長先生を偲ぶ会」。12月に他界されたキェルケゴール研究者。正直 なところ、私自身は彼の解釈には問題が多い(というか、クリアじゃない悪い タイプの研究)と思う し、キェルケゴールの翻訳も難渋でどうにも手がつけられないと思うが、 が、その文献 学的考証の詳細さは、哲学史研究者としてほんとうにすばらしいものであった と思う。研究者ってのは、ああでなくてはならない。
そういや、最近知り合いというか先輩というか、そういう人が亡くなった ことを知り、軽いショックを受ける。まだ若いのに。「江口く〜ん、Mac教え て〜」とか言って、Classic Macをリュックに入れて大学まで持ってきたりし てたなあ。いつのまにか、そういう死がだんだん近づいているんだろうか。
金がない。今年はとにかく貯金を作るのが目標なのだが、まだ一銭もなし。
朝から仕事だぜ。いぇーい。
昼も仕事だぜ。いぇーい。
夕方も魅力発揮だぜ。いぇーい。.....いったん帰って寝るかね。
ああ、しんどい。1日中セキが止まらん。明日もあさってもあるぜ。いぇーい。
今回もレポート十数本のうち、「江口恥」教官に提出しているやつが1人。落としてやる(うそ)。これくらいの人数だと楽しみながら読める。
郵便局のATMのところに、ハンドバッグ(老女がもつようなやつ)おきわすれられているのを発見。もってったらどうなるかなんてことを考えたのは事実。「道徳」とか「倫理」とかってものを意識するのは、やっぱり「悪いこと」をしようかって考えてしまったときだよなあ。反面、「悪いこと」ぐらいできないようでは人間に面白味がないなんてことも考える。こっちは美的・文学的だな。先日作ってしまった借金や、持っていったらつかまったりすることがあるだろうかなんて考えるのは合理性に関する思考だよな。
2秒間の直観的道徳思考ののちに、係の人に渡す。ああ、今日も犯罪者にならずにすんだ。ストア派の哲人のように、道徳的に優れた思考者なら、もっと素早く判断できたであろう。
しばらくスイミングスクールを休んでいる間に、体はぶよぶよと太りつつある。まるでジョージ秋山の描く中年男のようである。(彼はそういうのを描かすとうまい)
危険なので、今月から再開。しばらくぶりのストレッチはぜんぜん伸びないし、ちょっと泳いだだけで息があがる。しかし水温はちょうどよい。プールは冬の間もちろん温水だが、寒さの厳しい間はあまりにも温かくてきもちわるかったのだ。
なんとかNTがネットワークにつながった模様。やれやれ。ネッワークアダプタのIRQとRAMのアドレスを変更したらどうにか動くようになった。
アーカイバ関係もインストール。FTPも例のやつ。
mailもal-mailと、al-userというソフトでかなり楽になったし、telnetもtera termでかなりまともにできるようになった。(このソフトはかなり使いやすいと思う)
む、めでたし。これでほぼ任務終了じゃな。問題は、「ログオン」するというNTの考えかたにみんながなじんでくれるか。
ま、これで苦しみの日々もほぼ終りじゃな。ほんとうはWINDOWS 95は消して、ファイルシステムをNTのものにしたいのだが、あまり先走りするのは好ましくないじゃろう。(だいたい消しかたがわからない。マイクロソフトのことだから何するかわかったものじゃない)
ところで、ちょっとだけTIPSだが、ソフトウェアのインストール等がうまくいかない場合は、人事をつくし覚悟をきめた上で、コンピューターに向って、
「これでうまくいかなかったら、どっちかがこの窓(3階)から落ちなきゃなんないな」とつぶやくとよい。これでうまくいかなかったことはまだ一度もない。