午前中会議。午後図書館。
人生は苦なので認知療法。これは勉強しておいてよかったよな。こんな高齢になってもそんなことしなきゃならんというのはあれだが、まあお釈迦さんの教えも似たようなもんだし。単に世俗的だとかっこわるいというに過ぎない。
呑まない。そして禁煙。
一日フェミニスト分析哲学の文献をひっくりかえすが、なにもわからない。これはいかん。
まあ私にとって哲学というのはやはりなにもわからない分野で、わからないのでいろいろ躊躇しながら本や文献読んできたわけだが、なにも意味がなかったという感じがしている。ぜんぜんだめ。
まあわからんものをいつまでもぐじぐじ読んででもだめなのよね。
早寝しても早く起きられず。午前中会議。
雨。午前中準備して午後大阪で講座。3回目でショーペンハウアーとミル。これで終了。 まあそれなりに楽しんでもらえたのではないかと思う。与太話みたいなのは得意な方よね。でも学者としてはなあ。
私はすぐに轍がつく。今回は大阪から帰ってくるとビヤホールでビールとピザ、というのが癖になった。
研究室に戻るが動けなくなる。なんとかプールで体をほぐす。
口内衛生はクリーニングしてもらって少しよくなった気がする。
思いたってバカンス。移動。
非常勤おつかれ会。
その後サウナ。だいたい入り方が定まってきた感じ。たしかに『モーニング』に載っていた「サウナ道」に似てきた。とりあえず風呂はほかになにもできないのがよい。サウナではふつうは見ないテレビをぼーっと見たり見なかったり。
再度病院へ。延々待たされるが、呼び出し機があるから気にならない。あれはすばらしい。そしていったん動き出せばものすごいスピード感で、なんか最先端病院というか、軍隊のような組織を連想させるすごい世界。いろんなものを計測しているのもわかる。病院は急速に変わっているのだな。大学ってのも変わらないとならんだろう、みたいなのを勉強。
まあ楽観はできないが、絶望するような状況でもない。んで来週一度目の入院することに。
夜某医者と飯。あそこではやはりなによりスピードが意識されているとのこと。
昼八条口プールへ。
陰。紅梅はもう一輪開いている。散らかりまくっていた部屋を一部片づけ、プールへ。ゆっくり1000m。スイミングはエクササイズの帝王で、あちこちギシギシいっていたのが解消される。ジョグ系統だけをやってるとケガをする。走るとストレッチとかみっちりやっても体がこわばる感じになってしまうのだが、スイミングだと毛細血管かなにかが広がってあちこち修復されている感じになる。筋トレのあとのタンパク質摂取もなにか体に滋養が広がっていく感じがある。
午後河原町某所で某師匠の話を聞く。なにも提供できず。床屋に寄り雨が降ってきたのでバスで帰る。
納豆と味噌汁。
大学公報のため依頼されて、久しぶりに三条ハンソンの杉本たいように連絡をとる。2年ぐらい前のメアド通じなくなってて一時困ったがfacebookは便利だ。
http://www.musicman-net.com/focus/3.html とか大活躍だな。ネットラジオしたりバンドしたり曲作ったりして遊んでた頃がなつかしい。まああれくらいできると大物になる、ってことだわね。まだ勤めはじめの2期生であれだったのであれくらいが「活発な学生様」って思いこみがあったけど、正直さすがにモノが違った感じはあるな。よく考えたら二十歳そこそこの女子大生が二十も年上のおっさんにいろいろ教えてくれたんだからな。ものすごい外向型だったし、2回生の頃には群を抜いてた。ものすごくイケてたわけだ。
私は自己評価低いだけじゃなくて、まわりの人の力さえも低めに見積る癖があるようで、そういうのは反省しないとならない。私がかなりイケてるなと思った人はただ成功するだけじゃなく非常に成功する。どうも華やかな世界や有名人の世界は遠いものだと思いすぎていた感じはあるな。また、私が困難を感じずに話ができる学生様たちは皆かなりイケているのだから(これは彼女たちは私の能力の不足をカバーするくらいイケているという意味)、教員としてもっと学生様の能力を十分発展させられる人間になりたいものだわね。その学生様のいいところをもっともっと積極的に伸ばす助けをしたい。
夜雨なれど暖。摂氏10度以上ある。
迷ったが某研究会を見学させてもらう。文化とかが違いすぎてなんとも苦しい。まあおっさんになったら余計なところに顔出してはいかんね。人様の迷惑にならないように。それにしても衣笠は遠いな。
ぜんぜん早起きできない。長時間睡眠。自分でもよくこんな眠れるものだと思う。 毎年この時期は睡眠時間長くて苦しんでいるようだ。
会議。
夜はゆっくりする。やっぱりアルコールで睡眠周期直そうとか思ってはいかん。毒。まあゆっくり出来るのはこの時期しかないわけだし。
もっと娯楽というものを積極的に考えるべきだということに気づく。なんか娯楽するのが苦手なんね。
午後雨。調子悪い。
計14時間寝てしまった。とにかく睡眠リズムは規則的にしないとだめ。
カーリング見てしまい、寝たのは朝になってから。生活のリズムくずれるのはいくない。
禁煙14日目か。もう安定したと思うが、文章書こうとしたときどうなるか。
ダブルブッキング発覚。
会議。
ジャージで通勤するようになっているわけだが、この季節一時的に小走りになったり歩いたりしているだけでフルマラソン出ようとかそういうことは思っていない。ジョギングトレーニングは実はそれほど健康にはよくないだろうと思っている。ランナーは皮膚とかの老化が激しいのではないかとも観察してるし。(が、ある本は注文してみた)
心理的障壁と戦う。今日はあまり戦果あがらず、河馬も食えず。
行動経済学や行動ファイナンスと呼ばれている分野はおもしろすぎるので、経済学者や経営学者や心理学者だけに独占させておくわけにはいかないような気がする。まあヒューム/スミス的な「モラルフィロソフィー」ってのはすでに人文社会系各学問に広がりきっていて、文学部哲学科で「ワシらはモラルフィロソフィー研究してます」とか言おうとしている人間ってのは、酒粕を酒だと思ってかじってる与太郎にどっか似ているのかもしれない。
あんまりおもしろくないことが1件。これは私が日記とかブログとかで変なこと書いてるから怒ってる人がいるということかもしれんな。特に反省はしないけど余計な敵意を刺激しないように注意するべし。でもあんまり気にするとおもしろくなくなるしな。
うう、ひとつとてもヤバい事務仕事が残っているのだが・・・うーん、明日。
いまごろトム・ウルフの『ザ・ライト・スタッフ』めくってみたり。私「それ」もってなくてよかった。毎日生きてるだけでゴーカート載ってるようなスリルをあじわってます。まあテストパイロットとか成功した人格障害じゃないのかとか。武将とかスポーツマンとか哲学者とかの一部にもまぎれこんでそうだ。
心安まるひまなし。
浜島書店の『新詳日本史図説』はすばらしいできで、日本の中等教育ってのもずいぶん進歩していることを感じさせてくれる。これがあれば高校生も授業中退屈することなし。 トイレで読むためにもう1部入手するかな。こんだけのクオリティのものがこんだけの値段でできるってのは、部数出すってのはほんとにすごいことなのね。ちなみに文英堂の『理解しやすい倫理』(藤田正勝)もすばらしいできで、これは来年度の1回生向けの授業「社会思想」でテキストに指定してしまった。なんと後輩二人が編集にかかわっているではないか。GJ。
会議。pdftkを使うためだけにバックグランドでgcc 4.2をコンパイルしつつgccの歴史をながめる。ふーん。個々のソフトウェアの歴史ってのもおもしろいな。gccもperlももう成人しちゃったのね。rubyでさえ元服してる年齢。すったもんだしていて、「コンピュータの歴史」とかとはまた違った人間的な味わいがある。昔へんな文章書いたけど、所有とかどうしてもつきまとってるよなあ。同一性とか正統とはなにかとかも考えちゃう。なんというか、言語や民族の歴史というより、中国的な国の歴史とかと似ている。成立や独立の宣言したり、理念を語ったり。君主制か共和制か、「太祖」とか「禅定」とかって言葉が思いうかぶ。GCC/Emacs二重帝国史は誰か書けそうな気がする。カリフォルニアの片隅で暮していたストールマンが、自由の理念の旗のしたに数々のハッカーと言語を制服しつつ巨大になっていき、若い連中に批判され年老いていく話。PascalとかBASICとか滅びた国もある。BASICは滅びずVisual Basicになってるのか。でもこれは蜀が漢を名乗っているようなもので。emacsのChangelogは史書のようなものか。Linuxとかもいまどうなってんのかな。ここらへん4、5年なんも考えてなかった。(別に私が考える必要はない)そういやemacs帝国にいまだに有力武将として貢献している半田剣一先生ってどういう方なんだろうな。 Wikipedia(ja)の記事 簡略すぎ。
百万遍の宴会に顔を出す。途中で店を出ると1時過ぎてた。死ぬ。
延々15時間近く寝る。二重瞼は ちょっとよくなったか。しかし「あー寝た寝た」という感じではない。 ちょっとジョギングとかして体をほぐす必要があるかもしれん。
昼から。エントリシート相談。
委員会。仕事のできる人ってのはほんとによいものだ。うらやましい。 うちの学部でもこういう人を作らねば。
会議。今日は短かめ。
なにをする気にもなれず、帰って寝るべきか、と迷っているうちにイスの上で昏睡。 帰ろう。「教務課が探してましたよ」という声を振り切り帰る。ごめんなさい。
早寝。健康第一。人生は寝るためにあることを知っている人間は賢者と呼ばれるに 値する。
ここ数日、ずいぶん昔に買った『Scheme手習い:直観で学ぶLisp』とかってのを寝ながら読みなおして、再帰ってもののポイントを知り、Lispと数学(数学基礎論?)の密接な関係についてうっすらかいま見た感じ。LispってのはperlとかCとかの言語とはぜんぜん考え方というか出自が違うものなのだな。おもしろいなあ。.emacsいじってるのでは再帰の考え方を身につけることはできない。なんか再帰してみたい。昔awkの入門書読んだときに出てきた再帰下降パーサとかさっぱりわからなかったが、lispな考え方をかいま見たいまならわかりそうだ。carとcdrはfirstとrestっていう名前であるべきだったよな。
将棋女流棋士問題、モメているんだなあ。 http://blog.goo.ne.jp/joryu-houjin/。がんばれがんばれ。
2時まで寝てしまう。体調悪く、頭も悪い。
会議。長い。
調子悪くて何をする気にもなれず。帰ろう。
夜雨。
女子フィギュアスケート、新体操と同じ雰囲気。高級奴隷市場とも似ているのかもしれない。
BSで上原ひろみのライブを見る。こういう高速な曲弾ける人は聞く方もぜんぜん違うんだろうな。そういや大西順子はいまいずこ。
朝帰って寝て夕方出てくる。 やっぱりクリーンに生活しないと死ぬ。禁酒禁煙。
荷風『あめりか物語』再読。屈託してるなあ。英語ができないのと東洋人差別に完膚なきまでやられているって感じ。ここらへんの劣等感が以後すべてを決めているような気がする。
湯山光俊『はじめて読むニーチェ』。紋切型で読む価値なし。二木麻里とかのグループ。
工藤綏夫『人と思想キルケゴール』清水書院。古いね。40年前の本だもんな。
漢和辞典をひくスピードがかなり上がってきた。
漱石の「私の個人主義」に感じるところあり。
ラトル/ロンドンフィル/トレバー・ナン演出/ウィラード・ホワイトの『ポーギーとベス』を観る。 シリアスでよくできた脚本、見事なプロダクション。もちろん音楽にも圧倒された。 恥ずかしながらこんなおもしろいオペラだとは知らなかった。 この力のある台本と音楽が、退廃して一本調子の『ルル』とほぼ同時期なんだもんな。 とりあえずここまで昨年末からずいぶん見たオペラDVDのなかで総合でダントツのベスト。絶賛。 (第2位は『こうもり』か『アラベラ』か)
途中まで見ていた クライバー/ウィーンフィル/ドミンゴの『カルメン』の第3、4幕を観る。演奏は立派だと思うが、 好きな話ではないし、4幕が短かすぎる。
春雨。昼遅くから研究室。
そういや、最近入手したCD書いてなかったなあ。
徹夜。
午後某研究資料集の編集して印刷屋へ渡す。
夜準備。夜半前にギブアップ。
ふう。だめだめ。
たしかに、これくらいWebフリースペースとかいうのが普及すると、自分の大事なファイルはtarして暗号化(gpg -cがよさそう)してそこに置いときゃいいんだから個人ではバックアップメディアなんかいらんな。とりあえず100MB分ぐらいは確保した:-)
コタツで寝てしまう。朝から。定時出勤とも言うのかもしれん。
それにしても腹が。太鼓腹近し。夕方走るつもり。
なかなかlynxからw3mへの移行ができない理由を考える。
前日からほぼ徹夜なので眠いが、夜になる前に少し走る(35分)。太鼓腹憎むべし。
「IP接続サービス」って、まだ京都ではやってないことに気づく。なんだ。んじゃ、やっぱりテレホーダイだな。
HPが「ホームページ」の略だってのは推測できたけど、HNが「ハンドルネー ム」の略だとは気づかなかったなあ。私は口語での擬音その他くだけた言いま わしってのはあんまり気になんないんだけど、書き言葉での略号ってのはバリ 気になるようだ。
それにしても、HNってのは二重三重に奇妙な感じがした。ひとつは、「ハ ンドルネームじゃなくてハンドルです」啓発運動ってのが一部であって
ランダムハウスだと
ジニアスだと
リーダーズだと
Jargon File (4.0.0/24 July 1996)だと (The Free On-line Dictionary of Computing (15Feb98))もほぼ同じ文章)
で、うしろに「ネーム」をくっつけるのは誤り、ってな話は頻出の話題だ よね。たしかに25年ぐらい前の日本のアマチュア無線の世界では、「ハンドル はYONOSUKEと申します」ってな挨拶してた。「ホームページ」ってのも、まあ、 いったそれ何?ってな話もよくあったよね。
まあ、そういう「正しい用法」なんてのにどういう意味があるのかよくわ からんが。それがさらに「HN」や「HP」になっちゃうのにはもっと抵抗がある なあ。もともとわかりにくいものを、もっとわかりにくくしちゃって。
さっきの口語表現なんかとの違いは、くだけた口語表現ってのは、わざと 分かりにくくして(異化?)、ある種の新奇さとか、仲間意識とか排除意識とか そういうものを反映してるのに、「HN」にはそういう匂いがないんだよな。ん じゃ、なんでわざわざわかりにくい略記を使うんだろ? 長い単語やフレーズを 略号なんかにしたいっていう欲求はわからんでもないのだが、ここまで来ると、 ほかの略記との区別が非常につきにくくなっちゃって、広く伝達するのに問題 が生じることが多いと思うんだが。「ホームページ」は2音節(あるいは4音節)、 「ハンドルネーム」も2音節(こっちは5音節?)ぐらいしかないんだから、わざ わざ略号にする意図がわからん。(あ、これ大昔「INS」について似たようなこ と書いたおぼえがある)。
キーボードで叩く場合は、日本語かな漢字変換とか使っている場合は英数 文字を出す方がむしろ面倒だと思うんだけどね(これは操作環境に依存するが)。 どちらにせよ、どうせキーを叩くんだからわかりやすい表記にした方がよさそ うなもんだと思う。
「ハンドル」に関しては、「ニックネーム」とかじゃだめなのかね。自分 で名乗ることが多いって点で抵抗があるか。「通り名」とかの方が近い? ま あ、無線だのネットだの以外の日常ではあんまりない慣行だから、それなりの 名前を当てておきたいのはわかるなあ。
ま、いずれにしても、偉い人・影響力の強い人には、あんまりへんな言葉 をはやらせないように注意してほしいと思う。ノブリス・オブリージュとかい うやつ?
「もしもし、江口さんですか、昨日の件ですが、今日確認とったところ、タッチの差でもう決まってたんですよ。」
しくしく。しくしく.....しくしく。
「まあ、こちらの方でも探しておきます。またFAXしますんで」
「よろしくおねがいします....」
というわけで、数軒まわる。東大路をシラミつぶし。
聖護院下るの某大手。吉田6畳6畳4.5畳キッチン、家賃7.5万、敷10万礼20万。しかし実物を見てみると、狭いし天井低い。今住んでいるのが京間なので狭く感じるのかもしれんが。不動産屋は「なんとしても売る」という感じでちょっとよくない。よく考えさせろ。
近衛。学生向けワンルームしかもってない。営業もダメダメ。あれで仕事なるんか。
東一条。お客でいっぱいでいそがしそうなのでパス。ここも学生向けしかないじゃろ。
百万遍A。愛想のいいお姉さんだが、物件もっておらず。仁王門、6畳7畳DK3畳、7万、敷15、礼15。うーん。吉田、6畳、7畳、2K、6.8万。うーん。
百万遍B。感じのよい営業。東山二条に貸家のよい物件があったのだが、手をつけられていた。岡崎、貸家平屋建て、6、3、3、庭、8万、敷15、礼25。敷礼は相談可だっていうし、これいいなあ。やっぱり一軒家住みたいよね。
つかれた。最後のところをどうするかじゃな。→明日見に行くことにした。
出身研究室:-)の予餞会。二次会で失礼。どういうわけか、ぜんぜん財布のなかみが軽くならなかった。非常に経済的だった。egalitarian幹事偉い。これだったらいつも飲んでいる方が散財。
最近、近所に「太郎(たろう)を探してください。東山三条でいなくなりました。」というビラが多数はられていて、涙をさそう。太郎の絵が描いてあって、それによれば太郎は犬らしい。
仕事仕事。昨日はアドレナリンが足りなかったようだ。今日はなんとかしなくちゃ。
前日は予餞会で鍋を食い、1次会で抜けて上洛している友人と飲む。賄賂について考える。
飲みすぎで瀕死。二日酔いで塾。