0215の連用日記


2023/02/15 (水)

夜明け前に目が覚める。雪。

e-Taxで確定申告。「署名用」パスワードが思い出せずに苦労した。ふるさと納税はそんなに使えないのだった。失敗。あとで確認すると、どうも来年度納める住民税から引いてもらえるらしい。それにしても税金の話とかもなにも考えてなかったもんな。

MacでもWindowsでもプリンタの手差しプリントできなくて小一時間ハマる。Macの方はOSがVenturaになってから様子が変わってて未解決。Windowsではなんとかできるようになったが、思ったような処理はできず。時間の無駄。

終日読書、というか積読本をブラウズ。過集中のようになってしまう。人生先がなくて、もう読書してる場合ではないような気がする。ちょっと時間があると思うと積んだ本とかをブラウズしてしまう。やめないと。もっとアウトプットを考えた読書するべきだったのだろう。しかしもう遅い。それに、大量の本読むより少数の良書ゆっくり読んだ方がずっと有益で幸福になれた。

佐藤岳詩先生のメタ倫理本も少し読みなおしたのだが(実はやっとまじめに読んでる)、たいへんな力作よねえ。でもメタ倫理学の細かい議論自体にはそんなに興味がもてない。非実在論でいいし、表出主義/疑似実在論でいいし、理由の内在主義/外在主義についてはばからしいと思う。


2022/02/15 (火)

某仕事。適当でよくないが、まあ締め切り破るよりはましか。

日が長くなった。夕方すこしピアノ室。


2021/02/15 (月)

定位置に来たら、業者による特別清掃が入っていて床のものが片づけられている。ありがたいが恥ずかしい。

ブログ書いて遊んでいる。別のを書くつもりだったのになぜか「セクシー化」の話を書きはじめていた。

夕方プール。


2020/02/15 (土)

生涯学習講座。ヒュームとカント。この二人の名前並べてセックスの話する、ていうのはふつう思い浮かばないだろう。それなりにもりあがる。

京都に戻ってビールを飲もうとするが、いくら待っても出てこない。どんなに忙しくてもビール屋はビールだけはすぐにださないとだめよね。てなわけで店を出て、いつものスーパードライに。こっちはわかってるので一瞬で出てくる。

夜まであれこれ。


2019/02/15 (金)

就活相談とか。

筋肉痛。

9時ごろには起きていられず。


2018/02/15 (木)

大病発覚1周年記念。とりあえず生きているのはなにより。老後というかボーナスステージよね。

早朝目が覚めてジョギング、と思うがアルコールが残っていて歩くだけに。野菜インスタント塩ラーメン。

会議たくさん。暖房効かない寒い部屋で長話する先生がいたりしてつらい。

昼マクド食ってしまう。夜スパゲティとブロッコリー。この食事はいかん。


2017/02/15 (水)

午前中水のようで水ではないものを2リットル飲む苦行。

午後検査、驚くべき結果。私が悪うございました。まいった。まあそういう年頃でしたわ。なにがどうなるかは次第に明らかになるであろう。

夜、落ち着いて善後策を練る。なにより時間を大事に使うことだ。次は先送りせず気がかりなのに手を付けて消していくこと。その他のことはまあそれなりについてくるだろう。


2016/02/15 (月)

某合宿で有馬山へ。教職の学生様が最後に行きたいってんでつきあっただけ。まあ厳しいなかを生き残ったし本気で教職志望なのでいろいろ話したかったのだろう。ガールズトークにもりあがっているので邪魔せず。まあ時間割の関係で私の授業もあんまり受けてない人々だし。


2015/02/15 (日)

早起き。寒いので踊って体温を上げる。馬鹿ではないか。

晡下プール。なつかしのビート板使って脚と腕別にやったら水をつかむ感じを思い出した。


2014/02/15 (土)

天気悪いせいか、1日眠い。寝たり起きたり。

マンガ喫茶。ジョジョ


2013/02/15 (金)

採点転記もそれなりに時間がかかる。しかし以前よりは要領よくなった。

散歩して錦でやっと芋がらを入手。もう1回納豆汁作ろう。

口角炎が出て2週間、ひどくはならなかったがまだ完全には治っていない。

本を読んでも頭に入ってこない。


2012/02/15 (水)

果物を食いましょう。

とにかく早寝しましょう。

早々に寝る。


2011/02/15 (火)

ガイジン のレクチャー聞きにいく。

二次会までつきあう。飲み過ぎ。


2010/02/15 (月)

禁煙7日目。吸ったり吸わなかったり自分でコントロールできるんだったらいいんだけど、それが 不可能なんだよな。

台車一台分図書館に返却。

奨学金ちゃんと払ってない人は各信用機関と連絡してブラックにすりゃいいのにと思う。なんの問題もないだろう。私は返しますよ、ええ。もう奨学金返すのが楽しみで人生生きてるようなもんですから。ええ。あんまり早く払い終っちゃうと楽しみがないからこうちょっとずつ楽しみながら返してるんでね。(でも(旧)育英会の貸倒れ率は金融機関としては非常に低くて優秀とかって記事を最近見たような気がする。つまり奨学金借りるような人ってのは信用あるし社会的に中上位で生き残る確率が高いんだろう。学校に通えるひとはあれだけど、学校に通えない人が敗北する可能性が高いということでもある。)(信用情報に影響を与えないことによって奨学金に返すのが他の借金より後回しになるというのはよくわからんのだよな。)

卒業生来訪。

部屋はそこそこ片づいてきた。もう少しがんばれ。

段ボール2個分の書類を捨てたり。捨てても捨てても出てくるというのはどういうことだろう。


2009/02/15 (日)

採点、採点。着替えるのが面倒なので研究室でもジャージ。

いや、それではいかん。なんか調子悪い。やっぱり着替える。ジャージ着て文弱なことしてるってのはなんかもう最低な感じ。文弱には文弱の誇りが必要だ。(ジャージじゃ寒いって方が本当の問題なのかもしれないけど)

午前中ネット遅くてイライラ。 なんか障害があったみたい。

猛烈に昼寝してしまう。やばい。

レポートも教師の通信簿。卒論読むのは(だいたい)平気でむしろ楽しいくらいだけど、一部のレポートには鬱にさせられる。私の場合ほんとにみぞおちのあたりが苦しくなるんだよなあ。(子どものころからの不定愁訴と同一の反応であることに最近気づいた。)これが採点締切守れない原因だ。苦しいので憎しみが芽生える。陰性感情ってやつ?根性腐ってる学生はセメスター単位全部とりけしにさせてもらえないかなとか考える。ていうか、今年は各学年の少人数クラスに手間かけすぎて、大人数クラスの運営をラフにやってしまってたなあ。ここらへんのバランスむずかしい。陰性感情ってのは医療でしか使わないのかな。大学教員の場合どうなんだろう。大学教員が(グループとしての)学生に抱く陰性感情ってのはFDのけっこうおもしろい研究テーマかもなあ。


2008/02/15 (金)

ぼーっとしてたら階段から落ちかけて足をひねった感じ。歩くのは問題ないが、正座しようとするといてて。大丈夫だよな。湿布あったので貼っておく。

メールはすぐに返信し、書類もすぐに出す。偉い。

この春は読み残している明治大正期の超有名文学作品を集中的に読んでみたい。


2007/02/15 (木)

うまく寝られず、明け方まで苦しむ。でも飲まない。

ビヨンセとデスチャのビデオクリップとか見たり。 ビヨンセ単体よりデスチャ時代の方が音楽もビデオもはるかによくできていると思う。 もう歳なのか。ダンスもデスチャ時代の方がよい。エンターテイメントはたいへんだ。 まあ、どう体を動かしているのか 興味ある動きもするのだが。この前Metroに行ったときもあの動きをしている 女子がいたが、あれは自室で練習しているんだろうなあ。

夜ちょっと飲む。またしてもうまく寝られず苦しむ。


2006/02/15 (水)

午前中から。春。手袋もマフラーもいらない。啓蟄はまだ先だが、この冬も生きのびたよ、ママン、と全国の熊がつぶやいているのが聞こえるようだ。他にもエゾシマリスやニホンヤマネやキクガシラコウモリも冬眠していたらしい。鹿や狸はしないのだろうか。

影法師も復活。そういや小学生6年生の春休みにはじめて東京を訪問したときに、久しぶりに自分の影法師を見たときの印象がいまだに残っている。雪国の冬は影法師にとっても受難の日々。

老師が臼田昭『ピープス氏の秘められた日記』岩波新書をお貸しくださる。文句なしにおもしろい。この臼田というひとは文人だな。語彙にも圧倒される。私の前後の世代でこういうものが書けるようになるひとってのはどれくらいいるのだろうか。

岩波新書の編集方針は黄表紙と赤表紙で変わっているような気がする。赤で使われている語彙はよくいえば平明、悪く言えば奥行きがない。

レポート添削。

ブログなどを見ていると、大学関係者の多くがジムに通っていることに気づく。そういう階級なのだ。

「汝らのうち罪なきものがまず」とかっていう発想がキリスト教の中心にある。イスラムはどうなんだろう。

わりと心静かに翻訳。やっぱり午前中から助走に時間を使えるとよい。

ティップス先生のWeb版を読みなおし。 2000年4月、大学になんとか職をもらえた時に読んで感服しているのだが、水は低きに。ここらへんの意識の低さがいかんのだな。大学教員ってのはけっきょくちゃんと客観的に授業評価されることがないから、自分でちゃんとやらにゃならん。もういちど読みなおし、来年度は心を新たにやりなおそう。全面的に依拠して半期実践してみるか。4月の授業準備はもうはじまってる!なんちゃって。

スタディ・ティップス「ティップス先生からの7つの提案」も増えているのね。「ティップス先生」本体に比べるとキレと多面性がもうひとつかな。

【チェックリスト】

  1. 今、自分にとって最も重要なゴールは何ですか?
  2. あなたが勉強しなければならない理由を3つあげてみて下さい
  3. あなたにとって今日真っ先にしなければならないことを3つあげて下さい
  4. あなたは、自分の生活パターンをだいたい把握していますか?
  5. あなたがなかなか勉強に取り組めないときがあるとしたら、その原因は何だと思いますか?
どれも答えられない。

カーリングとか、最初は単純な決めごとだけではじめた(おそらく)子供じみたゲームが、技術と戦略の軍拡ゲームによってあっという間に高度な読みあいゲームになり、おもしろくするためにルールがさらに細かくなっていくわけだな。(もっともこのゲームが多くの人をひきつけるほどおもしろくなったのかどうかは不明だが)しかしこれがオリンピック種目ならビリヤードもゲートボールもゴルフも、チェスや囲碁やバックギャモンでさえもOKなんではないのか。ビリヤードしたくなった。こうして並べてみると、カーリングは魅力の点でまだまだだな。オリンピックがなければ滅ぶだろう。

カーリングだけでなく、冬のオリンピックの競技の多くはどれも国籍のバラエティーが乏しいなかで、「おもしろくしよう」とルールを色々工夫して実はなかなかおもしろくならないという苦しみを背負っているような気がするな。報道関係者や選手自身もそれにはっきり気づいているような気もする。なんか全体に実質的な価値よりインフレ。地味にクロスカントリーやってりゃいいのになあ。そういうもんでもないのか。


2005/02/15 (火)

けっこう早くに床についたのに夕方まで寝てしまい、さらにコタツで 夜まで寝てしまう。いかん。夜研究室へ。

佐藤卓己『言論統制』。力のある人だなあ。荷風とは違う面から戦前を見ていた軍人の評伝。軍隊や軍人というものについてこれまでとは違った知見を得る。佐藤によれば軍隊というのは財力のないものが成りあがるための唯一の経路だったらしい。なるほど。私もきっと入ってたな。

森岡正博『感じない男』あいかわらずきちがいというか恥ずかしい。しかし そこがこの人の長所。私はとりあえず制服にもロリコンにも興味なく、 ゲイ男性にももてない男だからあんまり関係がないようだ。

小林和之『「おろかもの」の正義論。なんかこのタイプの本は読みあきた感じがする。

上田紀行『生きる意味』だらだらしていて読む価値がない。岩波新書ってもっと アカデミックなものじゃなかなったんだろうか。

郵便局のキャッシュカードをしばらく使わなかったら紛失したので 届けを出す。→しかし夜中に机から発見。

ひさしぶりに研究室に泊まり。最後の採点。

一日の歩行時間が足りないと太腿がむずむずする。 スクワットでもするべきなのか。


2004/02/15 (日)

二日酔い。夕方まで寝て、風呂に入ってヒゲを剃り、夜から研究室。街を歩いていると、なんだか静かだ。

採点しなきゃならんのだが、まず採点表を探すところからはじめなきゃならんのがなんとも。・・・一時間後発見。やはり卒業回生の分は〆切過ぎている。やばい。

来年度の授業時間の調整も早急にしなきゃならんことに気づき焦る。


2003/02/15 (土)

禁煙まであと2日。

血液検査結果
項目 (基準値) 2000/5 2000/11 2001/5 2001/7 2001/10 2002/1 2002/3 2002/05 2003/02
GOT (10-40) 50 46 38 39 46 35 62 40 54
GPT (5-45) 75(!) 65 50 98 (!) 73 62 95 61 67
γ-GTP (12-87) 154 80 91 213(!) 173 143 182 192 177
コレステロール (130-220) 227 221 177 184 213 185 190 181 201
中性脂肪 (40-149) 403(!) 854(!) 355(!) 645(!) 325 N/A 599(!) 467 612 (!!)
尿酸 (3.5-7.0) 7.4 7.6 6.7 6.9 7.5 N/A 7.1 7.9 (!) 7.4 (!)

「基準値」は昔と微妙に変っているようなので修正。おかげで総コレス テロールはちゃんと基準値におさまっている。お医者によれば、とりあ えず尿酸だけは気をつけようとのこと。通風恐い。ビールを減らすべし。 糖尿などの心配はなし。

床屋に。ぐうぐう寝てしまいお兄さんに悪かった。午後編集(最終)。レポートの山が届く。

迷ったが帰る。帰り道、京阪の改札に携帯電話が落ちていたのでつい拾 う。すぐに改札にあずけてもよかったのだが、ちょっと迷った。七条の 駅は地下なんで、電波が届かないからどこで落としたのかわからず気の 毒かと思った。しかし使いかたわからん。三条まで持ってき て地上に出るとすぐに本人から電話がかかる。すでに本人も移動してい たらしく、ちょうどよさそうなので三条の改札に預けておく。しかし、 ああいうもの落すとかなり気持ち悪いんじゃないだろうか。「何もして ませんよ」とか連絡するべきかと思ったがそれも気持ち悪いのでやめた。 あれを取りもどした女の子(おそらく)は、今晩からへんな電話やメール がかかるんじゃないかとおびえているに違いない。なんだかなあ。正解 はなんだったんだろうか。

今の携帯は電話帳でもある(私のプリケーはもっぱら月1000円ぐらいか かる電話帳)し、メールもごちゃごちゃ使ってるんだろうし、写真も写 せるやつだったら(それも当然のようにカメラがついてた)本人や友達の 写真もあるだろう。非常に近い将来に指紋かなんかのバイオメトリクス で「プライバシーを守る」とかになるんだろうな(てか、これは1〜2万 円程度の上乗せで買えるなら爆発的に売れるに違いない)。あるいは落 すと爆発して証拠が残らなくなるやつとか。

逆に、「携帯に接続するだけで、あなたの彼女のデータをすべて抜きと れます、ほんの20 秒」とかってのも売れそうだし、これはおそらく 実装がありそうだ。その手の雑誌に広告載ってるんじゃないだろうか (そういや最近裏モノJAPANとか読んでないな)。

iTermってのがあるのね。まだ日本語の扱いに問題があるかな。screenとの相性も いまいち。Jterminalと同じひとが作ってるのかな?・・・違うようだ。


2002/02/15 (金)

午後打ち合せ。

夕方某講師らと本の買い出し。ビヤホールで暴れ、さっさと寝る。


2001/02/15

午前中起きることに成功。

各種事務仕事。今日かたづけねば。

こんなん買うかなあ。

必要ないときいつも持ってて、必要なときないものってな〜んだ。・・・答:ハンコ。


2000/02/15

泥のように寝る。

仕事2日目。某助手が有能で助けられる。助けられないく らい準備しろっていう声があるが、助けがあるときはそれを予定するってのが アレである。


1999/02/15

今日もひどいルックスで大学登場。とにかくここ2週間ほどの私のイデタチはひどい。人に不快感をもよおさせる恐れがある。どうにかせにいかんのう。昨日1日さぼったので仕事やまづみ。

なんか1日中メール書いたりして時間がすぎる。ぐゎ。

体が重くてしょうがない。え?パッキャラマして遊んでいる暇があるのにって?いやいや。それも疲労回復の一環ということで。健全な肉体の維持は健全な精神に依存する。逆もまた真。

というわけで、今日はとりあえずほんのちょっとジョギングしてみる。(つねづね、こういう発想が自分でもえらいと思う)この目の状態ではまだプールに行くことはできない。

数日前にgpg (GNU Privacy Guard)をインストールしようとして失敗している。(0.9と0.9.2)まだ./configure一発じゃないのね。それにしても、GNUの連中は次々と気のきいたコマンド名をおもいつくもんだなあ。

今日はアルコール入れずに早く寝るつもり。

辞書を集めるのは楽しいものだ。電子的なやつも。今UNIX /emacsで使えるフリーの(有料でもいいけど)英語シソーラスが欲しいんだけど、どっかにころがってなかったかな? emacsのlookupや、NDTPdで使えるやつ。MacならNISUS Writerについてきてたような気がするけど。いや、電子ブックのカタログで調べて注文すりゃいいか。あれ、webページどこだったかな。

実を言うと、いまだに日本語grepの問題が解決してないんである。tcshもちゃんと日本語通るやつにしてないし。jvim附属のjgrepはうまくコンパイルできなかったような気がするし。mgを使うんだろうが。emacsのshell-modeやM-x grepとの関係もよくわからんし。sttyの設定とかもなんだかあやしいし。ここらへんわかりやすく書いてくれてるひといないかな。とりあえずtcshを6.07.2から6.08.2にするか。

・・・tcsh 6.8.2にした。実は11月にも1度インストールしていたのが、1月にディスクを飛ばしてからほうっておいたのである。ついでに、mgの使いかたも勘違いしていたことにも気づいた。ちゃんとmanページをつくっておかなかったらからである。単にln -s /usr/local/bin/mg /usr/local/man/man1/mg.1とすればOKであった。

あれ、tcsh 6.8.2にしたらemacsが異常終了しちゃうぞ。なんで? とにかくなんだか怪しいので6.7.2に戻した。

archieしたら、roget 1911っていうthesaurusがみつかった。古い!


1998/02/15

なにごともなし。

NHK杯は屋敷vs羽生。今年一番のおもしろい対局だったと思う。羽生の指先のグリグリが何度も見られたのがなんとも。ところで、将棋の方にも梅沢由香里が必要だと思う。高橋和でもちょっと勝負にならんかな。(なんだか才気っていうかハデさが足りないような気がする)

仕事仕事。あまりに仕事ができないので、喫煙を再開しようと思うが....むうう。10日間の努力がもったいないかなあ。


1997/02/15

ひさしぶりに塾。関大、関学あたりに合格した生徒が大喜びで挨拶に来ている。さすがに1年前に偏差値40台(それも下の方)でどうにもならないと思っていたやつが合格しているのには驚いたね。今年も入りやすかったのかな? 全部の結果を知ったわけではないが、まずまずであろう。やはり努力は大事と生徒から教えられた次第である。

(☆☆☆☆)

Frygt og Beaven

深夜中華料理屋で新聞片手にビールを飲みながら食事していると、オウム裁判の岡崎と早川の供述に関する記事が目に入り、猛烈にイヤな気分におそわれ、にもかかわらず、何度も読みかえしてしまう。食事中ずっとその紙面を眺めていた。

リアル。自分が1匹の動物としてじたばた動く坂本弁護士の首を締め、泣きわめく女性の口を封じ、ぐったりとした子供に布団をかぶせた感覚。記事を読む自分の体内でアドレナリンが出るのを感じた。口がかわき(ビールを飲んだけど)、体温が上り、汗ばんでしまった。交感神経おそるべしふたたび。

これは、バクシーシ山下(だっけ?)という人の強姦もののAVを見てしまった後と同じ感覚なんだな。

私はとりたててオウムの事件を詳しく調べようという気にはならないのだが、もしああいう人間関係にまきこまれてしまったら、ああいうふうに行動しなかっただろう、とはとても言えない。恐怖と(それに刺激された)アドレナリンがあれば人間はなんだってするもんだと思っている。あまりに恐しくて、記事を集めようという気にはなれないのだ。(それにあれは「宗教」とはあんまり関係がないだろうという印象があって。むかしの左翼のゲバなんかの方がずっと近いよな。)

従軍慰安施設だとか、戦場での強姦だとか、バクシーシ山下のAV撮影現場だとか、オウム首脳会議だとか、そういう場で私はそれを止めることができだろうか? すくなくとも私は手を汚さずにいられるだろうか? すぐにその場を離れることができるだろうか?

(いちばんありそうなのが、その場を離れてあとで「もったいないことをしたかな」と意味不明な後悔をし、「皆は私のことをどう考えているだろうか」とおびえるってやつだな)

あんなふうな恐怖によって支配された狭く緊張した人間関係のなかにおかれてしまえば、(他との確執とか、ミエとか、そういうものから)「やるしかないと思う」と最初に発言するのは自分であるような気がするのだな。(あるいは逆に、最初からハスに構えてしまって、それによって誰かがそういう極端に走るのを誘発してしまうか)

私って本当に暴力が恐いのね。暴力を想像しただけで思考力がしびれる。(いや、アルコールのせいか?)

(なに書いてんだ。やー、こりゃ本気で人格疑われてるな。しかしみなさん、あれ読んで恐くなかった?)

同じ感覚をいだいた
おまえの感覚は変だ