一瞬急ぎの仕事が消えている。活動停止して昼からビールを飲み無駄な内省。郷里と電話。耳が遠い人との電話は苦しい。文字情報って偉大だよな。
午後ゆっくり昼寝。
時間があるので(というよりなにもしたくないので)、Researchmapとか編集しながら自分の貧弱な業績を確認したり。学会発表・論文もどきデビューみたいなのしてほぼ30年。発表したままほっといてるやつは論文もどきにしとかないとならんね。特にキェルケゴールのやつ。生命倫理関係でも2、3本は書かねばならないのがあるように思う。でももう時期を逸したっていう感じがある。なぜそうなったのかというのは興味深いところだが。また調べ直すのも面倒だよな。なんか30年、他人が何を言っているのか確認するので終っている感じがある。もう一つ気づいたのは、私はわりと書評が好きだってことだな。それぞれおもしろいのだが、まあこの国には書評文化みたいなのはないのよね。というか、そもそも書籍出版しても誰も読んでないのではないかという印象がある。それも本書く気になれなかった理由だな。
業績一覧見てみると見てみるとそれなりに生産的な時期や意欲的な時期もあって、そこでなにかもできなかったのはあれよね。まあ病気したのは個人的はけっこうでかい。それより、なんか他の研究者とちゃんと協力とか、あるいは反発とかそういうのができなかったのが大きい感じもある。自前の研究組織を作るべきだったな。小さい学会や研究会のアドミンみたいなことをしていたのはよくなかったと思う。自分で好きなようにできるわけでもなかったろうし、年長の人々の言うことを聞きすぎたというか、無視して自分で好きなことをしてしまえばよかったのだろう。でもそういうタイプの人間ではないのよね。
発覚して手術受けて6年か。はじめて大腸スコープを受けるときは、前日からあれを食うなこれを食うなと言われてかなりビビったのだが、いまはそんなに面倒なことを言われないので少し気が楽。でもまあ消化によいもの食っとくのがうよいだろうってのでペペロンチーノ(消化がよいかわからないが、悪くはないだろう)。
当時の日記読んだり。やっぱり日記って大事だなと思う数日。
成績提出。締め切りより前に出したつもりが当日ぎりぎりだった。最近うるさいのでいろいろ言われてしまうところだったことを数時間後に知る。
午後散歩。おだやか。夕方ピアノ室。また少し通っている。 もうすこし近いといいのだが、贅沢はいえない。夜プールでじっくり体をほぐす。 いちおう年度の仕事がぜんぶおわり、完全に新年度。まともなことをしたい。
事務。まったく苦手。
会議。会議中、WindowsマシンでもいちおうEmacs使えるようにする。まあwindowsはわからん。
まだ男性性とか支配とかについて考えてたが、もういいだろうな。
寒い。昼前になんとか採点を出す。昼、名代で会議。最近、採点その他で学内でモメることが増えてるようなので気を使う。昼の会議でもそれに関する話が出ていて、なにやら罰則みたいなのがきまったようだ。
寒さのせいか、ここのとろこ調子悪い。プールをサボっているのも原因か。しかし今日は休館日。
夜小雨。
やっと太陽が見える。
夜、某先生と某出し物の 相談しながら飯。お友達と酒飲むのはなんか久しぶり。
落ち着いていろいろ片付ける。ずっと片付けている。
長いこと上海にいる中高の友人から連絡があり、たまには遊びにこいという趣旨のことを言われてみて、いるのは知ってたのに全然旅行しようなんて思わなかったことに驚く。少し考えてみるかねえ。旅行嫌いもここまでくるとなんかそれに操立てたい気もするが。
朝、具だくさんインスタントラーメン。夜野菜スープ。固形シチューみたいなの叩き込むのが今年の流行だった。
床屋へ。2月半ばで閉めると前回聞いていたので別の店を探すべきだったかもしれんけど面倒なのでまあ。でもこれからはこういうのばっかりよね。
天気悪くないので岡崎へ。近代美術館で楽茶碗とか見る。美術館や博物館にはずいぶん慣れた感じ。美術を見るという構えがわかってきたというか。
ツイッタで弓月光先生からメンションしてもらって驚く。まあえらい漫画家の先生たちもネットにいるわけだけど、まさか弓月先生からお言葉もらえるとは思ってなかったな。40年前にお世話になりました、だもんねえ。
午後会議づけ。
午後事務仕事。
なにもエクササイズしない日だったためかだめだめ。
うまく目が覚めない。
Emacsはもう実質的にこの日記を書くのに使うだけになった。
午後急激に調子悪くなり、案の定夜には雨。
会議だと思っていたが明日だった。この時期こういう日程ミスをやりやすい。
起きたのが遅かったので泊まって採点とかしようかと思ったが、やっぱりやめといたほうが無難だわな。
なんか右膝の調子が悪い。
夕方までがんばる。
午後みぞれ。
卒業生来訪。
一応禁煙4日目。一月にやったときよりかなり楽な感じ。
研究室となりの民家の解体がはじまった。我が社が土地を買ったらしく、おそらく図書館になるのだが、完成するときっと空が見えなくなってしまう。やだなあ。それに研究室を覗き込まれる形になるだろう。あんまり恥ずかしい格好はできなくなる。
今日も採点。やだなあ。
雑用、会議、採点、会議、雑用・・・。やっぱり秘書がほしいなあ。
スノーボーダラーはあれだ、礼儀とか服装とかより表情から人間のだめさが伝わってくる感じだったが、あれで競技はちゃんとできるのならそれはそれであれだ。まあそれでは国内最高レベルまではいけないだろうからそれなりにあれなんだろう。ていうか、動画見てみると、マイクで話す前にまず隣とごちゃごちゃやってんのがあれだ。私の一番苦手なタイプ。
やっぱり冬はセーターかジャケットにジーパン、夏はカッターシャツにジーパンという服装はだめかもしれんな。来年度はネクタイするかねえ。別にネクタイ嫌いなわけじゃないけどね。革靴は嫌い。まあちゃんとしたウォーキング兼用ビジネスシューズを買えばいいのだが。
昨日買ったジャージで通勤してみる。最初は下りなのでスピードが出すぎる感じ。リュックが重い。到着してみると、かかった時間は徒歩の3/4。もう少しがんばると、電車→徒歩より速くなるかもしれない。
採点。
会議。
採点。ありゃ、締切間に合わないな。まあ1日ぐらいだいじょうぶか。・・・とにかく出した。
あと2、3急ぎのやつがあるなあ。こりゃいかん。1日ほとんど無駄に使うことなく仕事したりしてたのに。
ジャージ(徒歩も)は、google mapで概算してみると3.5km前後。やはり歩くにしてもジャージ着るにしても、往復するとぴったりの距離だわね。
「ピープスの日記」もRSSリーダーで読む。私も断腸亭日乗をRSSで配信ってのやろうかなあ。すでにやってる人はいないか?こういうの著作権とかどうなってるのかな。岩波のやつをそのまま打ち込んで出すってのでは問題になるだろうか?注とか増やせば新しい編集だと言いはることができるだろうか?そもそも荷風はまだ50年経ってないからだめか。来年には50年になる(1959年死去)から準備しとくのはよいか。2010年からはいけるかもしれない(あれ、2011年か?)。でも校訂者の権利というのはどうなってるんだろう? 青空文庫の考え方。ふむ。著作者人格権は死後20年ぐらいでいいじゃんね。子どもが成人するまでぐらい。むしろ短縮運動したいな。版権の方は出版社のこと考えるとあれかな。わからん。
そういや、もう「HP」ってのは定着してしまったのだろうか。
本と伝票を合わせる作業とか。過去の自分の馬鹿。もっと研究費欲しい。 ・・・それでも一応片づいたじゃないか(かなりの未払いが出てしまうが)。偉い。
買った(買ってもらった)まま読んでない本けっこうあるなあ・・・読んでそのままサーヴェイだか紹介だか翻訳だかわからない形で「研究ノート」とかって称して紀要に書きついでいけば、1年に2、3本書いても10年分はあるような気がする。でもそれじゃ許してもらえないだろうなあ。
biffだのGoogle Notifierとかその手のメールチェックソフトは気が散るので使ってはいけません。Google Readerも時間の無駄です。
本、しばらく使わない本は図書館に預ってもらうとかそういうことにならんかなあ。学校の金で買ったものはもちろん受け入れてもらえるわけだけど。私費で購入したやつはあれだよなあ。ここクビになったあとも使わせてもらえるなら入れてもいいんだけどな。
会議。
某教員に某件についてちょっと相談、有益なアドバイスを受ける。ものはお伺いしてみるものだ。
自宅鯖の今後を考えないと。そろそろいつディスク飛んでもおかしくない。安いPC買ってきてまたFreeBSD入れて繋いでもいいんだけど、セキュリティ対策とか面倒なんだよな。そういや今ディスプレイもないんだった。落ちたらそれまで。これはやばい。どっかに落ちてないかな。
なんか目がしょぼしょぼする。寝よう。
14時間ぐらい寝る。やっぱり夜型生活は楽しいけど効率悪くてだめだ。 しかしおかげで肝臓が軽い。
昼過ぎから大学。読書読書。
人生相談1件。
心落ちつかず飲んでしまう。馬鹿。
机の上はこんな感じ。
朝帰り。高校では入試らしく、塾関係者が応援に集合している。
「モーグル」とかって、いかにも大怪我しそうないやなスポーツだな。
夕方起きだす。翻訳。
あれ、開会式でイマジンなんか歌いやがったのか。やだなあ。
ほんとに翻訳は苦手だ。だいたい、この日記を見てもわかるように、私は語彙が極端に少ない。skkの辞書を見ると25000語ぐらいしか語彙がないようだ。
なんらかの期待をして子供を作るのはだめだとか、子供の将来を決めちゃうのはだめだとか主張している人びと(一部の生命倫理学者?)は、やっぱり天皇制とか反対なんだろうな。当然か。
朝から昼過ぎまで寝てしまう。
寒い。高島屋でコーヒー豆を買う。最近木屋町三条の小川珈琲が閉店してしまい、 豆の購入に困っている。ブルーマウンテンブレンドはよい品だったのだが。 近所にあるスタバは変な匂いがついていてまずいし (あれを本当にうまいと思っている人がいるのだろうか?)、ドトールは 店のコーヒーはぼちぼちだけど豆はもうひとつだし。小川珈琲は偉大だった。
研究室。
ちょっと思うところあって、emacs-wiki.elを試してみるが、私には不要だな。 HTML手書きの方がいい。 それにしても、私もそろそろHTML書きはじめて10年目。 第一世代の「Web日記作者」たちが皆そろそろ10年目に到達しているはず。 なんか、やっぱりめでたいよな。 (私はタイトルを一度も変えてないのが自慢だ :-) あと休止もしてないのも。)
ショスタコ7番ってのは、なんか景気はいいけど全体に形式感も薄くてよく わからん。第1楽章が皮肉で滑稽すぎるし。それを楽しむものなのだろうなあ。 深い。
OS Xをだんだんアップグレードしてきたら、 なんかメモリは1GBじゃ足らんようになってきたような。 しかし予算 は全部使ってしまった。
川本三郎の本も読了。今荷風関係をおもしろく読んでいるのは、十代の終りに村上春樹に代表される小説を大量に読んでいたのと同じ動機によるのかもしれないと思った。ライフスタイルの模索の一環というか。
深夜寝静まった市内を歩く。若い人々は遅くまで酒飲めていいねえ。
そういや 知りあいの学生(他のゼミ)が奈良女の大学院に合格。めでたい。
昼から大学。今日もなんだか調子悪い。身体が重くて心理的にもちょっとイライラしているようだ。風邪なのか。
委員会。某業務。
夜も研究室。帰るつもりだったが鍵をかけられちゃった。学内のネットの調子が悪い。
この前の関学の遭難ニュース見て、なんか春になったら山登りっていうかハイキング行きたいような気になってきた。
昼まえから会議。
午後各種仕事。着実に片づけているつもり。
外食するとどうも体調が悪くなるのでちゃんとご飯を作る。ほ。やはり基本は食生活。
禁煙まであと5日。
深夜シラフで研究室にいると、なんか非常に久しぶり(数年ぶり?)に自分 をとりもどしつつある感覚をもった。なんか悪夢から醒めたかのような 感覚。数日、数週間の短期的な視点からも、数年という長期的な視点か らも遅すぎるかもしれない。ここしばらくの自分をふりかえって寒気がするような気もする。 もちろんこれも悪夢の一部のような気もするのだが。
昼まで寝てしまう。雑用。打ち合せ。あっというまに夕方。
夜も採点のため研究室。どうも最近胃の調子が悪いようだ。 不摂生な人間がいつかはたどりつく地点に届いてしまったか。
うーん、だめだめ。
午後研究室へ。勉強したり仕事したり。金がない。なんか眠い。早く春が 来ないかしら。
なんでGeorge Clintonは大阪来ないんじゃ〜。こらぁ〜。
この前某飲み屋でD’Angeloについて熱く語りあってたときに思ったのだが、あの人は、Trence Trent D’arbyのようになっちゃうんですね。かっこいいし、質の高いCD出してマニア受けするけどあんまり売れないという。ポピュラリティも大事。
そういや前日はひさしぶりにマンガ喫茶とか。『ARMS』と『あずみ』読みのこしているところを済ませる。マンガはああいうところで読むことにして、なるべく買わずにすますことにしよう。
寝坊。人気なし。
今日もなんやらするべきことがたくさんあり、なかなかうまく進まぬこともある。なんか頭がボーっとしてまわらずダメダメ。
慣れない言語で慣れない文面のメールを書くとストレスがたまる。
いったん帰宅して目医者に。治るまではあと1週間ぐらいかかるらしい。かっこわるいよなあ。こんな目じゃどこにも行けない。
出直してきた。
『Feel Young』もいまはおもしろいマンガ雑誌と言えるんだろうな。ひさしぶりに『プチ・フラワー』も買ったがこれはダメ。死んでる。『COMIC GON』はつねにおもしろい。ホラーもの特集だが、諸星大二郎のページもある。
そう、『生物都市』の絵の衝撃と、『暗黒神話』の構成力は私の少年時代のマンガ体験の核をなすようなもんである。『妖怪ハンター』のヒルコの絵とかを見た衝撃は今でも忘れられん。意外に注目されていないのが、彼の描く女性の中性的なエロさなのだこれまた『妖怪ハンター』の口紅妖怪(?)とかってまあ、エロエロでしたよ。ほんとに。今だに女性の真赤な口紅を見るとドキドキする。個人的エロエロマンガベスト5には入れたいね。ジャンプもあのころはすごかった。
ところで、いかなる書店でも諸星大二郎と星野宣之がいっしょに並べられているのはナゼか。たしかに少年ジャンプで同じころにデビューしたような記憶があるが、方向性も画力も想像力も影響力(っていうかフォロワーの数)もなにもかにも全然違うような気がするけどなあ。(たんなる判型の問題ではないだろう)
諸星は手にはいるものはほぼコンプリートにコレクトしてるけど、伊藤潤二もそろえたいな。今スピリッツは彼のマンガを読むために買ってるようなもんだしな。
私はlogを読むのが趣味なので、自分のページがどっからlinkされているかとか検索エンジンで何をキーワードとしてひっかかっているのかとか日常的にチェックしている。前々から気になっていたのがgooの「中学生のブラジャー」。これがかなりの数ひっかかって、いったいそんな語句を書いたことがあるのかとチェックしてみた。むう、私のページだけなのね。そりゃひっかかるわけだ。
メールとかは、あんまり迅速に対処してはいけない。自分の首をしめることになる。戒むべし。使いなれない言語の場合は特に。
前日はコタツで寝てしまった模様。早起き。成績〜。シラバス〜。
郵便物が届く。期限切れのレポートだ。
「提出の有無が分からず、遅れて提出します事をお詫び申しあげます。先に提出しているかもしれず、又、こういう形でレポート提出し、御面倒をかけ申し訳ありません。」
自分がレポートを提出したかどうかわからんとは。いったいどうするとそんなことができるんじゃろか。おそろしいことじゃ。(ついでに10円料金が足りない。いやはや。)
18:33。やっと評価しおえたが、これを成績表に書きうつさねばならぬ。300件以上あるのでこれだけで2〜3時間かかるな。他にもしなければならないことはいろいろあるのに。
卒業予定者に単位を出さないのはけっこう恐い。ま、出席もせずレポートも出さねば単位の与えようもないが。何度も出席簿を確認して、レポートがないことを確認してしまう。
英語の非常勤。あとはテストだけだが。
村上春樹『レキシントンの幽霊』、柳美里の『自殺』、いのうえせつこの『買春する男たち』。
村上春樹の短篇集は最初のヤツが面白くなかったので失敗したかとおもったが、最初と最後以外はけっこうよかった。彼の最高傑作の『回転木馬のデッドヒート』のころの作品なのかな? このひとはもう「巨匠」(ってなんだかわからんが)なのだということに気づく。デビュー作から読んでいる作家が巨匠になっちゃってるってのはヘンな感覚。ま、「巨匠」ってのは、評価されていて、安定していて、テーマも一定していて、技術的に完成していて、etc.っていうことなんだけどね。
柳のやつは、まあこんなもんか。商売がらいずれネタにつかうことを考えて。芥川賞のヤツも読んでみよう。
いのうえせつこのは金を損した。
そういや、ちょっと前にNHKのニュースかなんかでペドフィリアの問題を特集していたときに、アナウンサーが「『買春』は『売春』と区別して『カイシュン』と読みます」とか言ってて、驚いた。新しい用語として定着させたいのかもしれんが、これは「カイシュン」とは読めまい。