さらに仕事。
わりとおだやかな一日。膝は問題なし。
ピアノも少し練習(突き指してからいやだったのだが)。少しビルエヴァンスを研究。なるほどこうやってるのか、という発見もある。
いろいろ準備して卒論発表会。時間の調整に失敗して1時間以上延長してしまう。 わたしらはそういうの慣れてるけど、学生様は(もちろん)いやがるのよね。失敗失敗。
なんと成績提出できてなかったのがあり、督促されてしまう。痛恨。
卒業回生の採点提出。
前に論説もどきみたいなのを書かせてもらった『宇崎ちゃん』、再度話題になっている。とくに意見を変更する必要はないようだ。
市長選挙。夜プール。
「あすけん」、まだ続いている。なるほどカロリーというのはうまく釣り合いが取れているものだな、のようなことも知る。
朝から出てきて学生様の課外活動みたいなのの相談。 なぜ私がその手の相談にのってるのかわからんが、まあそういう人々は後々成功することがわかっているので協力する。
卒論指導で気づいたことをいくつか。学部の方向と自分の教育方針として倫理学や哲学で書いてもらうことはできないので、どうしても文化の話になってしまうわけだが、それなりに発見や驚きはある。
『東京ラブストーリー』(テレビドラマの方)がテーマのやつがあって、DVDもらって私も見た。あれは一般にヒロイン赤名リカの「セックスしよう」発言で女性の性的自律とかそういうのの話ってことになっていると思っているのだが(そういう論説や論文がある)、ぜんぜんそういうものではない、という印象。そもそもあの物語の主人公は三上であり、彼の物語であり、そしてその同級生の長崎の活躍の物語である。またリカと三上も関係があることがドラマでは明示はされていないが示唆されている。リカの不倫相手の上司や、カンチとの関係のきっかけなども隠蔽されていて、気づく視聴者は気づく、ってかたちになっている。さらにリカはなにも自律した女性ではない。フェミスト的にその称号に値するのはサトミであり尚子である、というなかなか意外なことを発見した。おそらく当時のテレビドラマ批評みたいなのではそれなりに語られているのではないかと思うが、時間が経過してイデオロギーみたいなので理解されると「赤名リカは性的に自律した女性像」みたいになってしまう。
『プラダを着た悪魔』も全体を2回ぐらい、部分的には何度も観なければならず、トランスクリプションも確認することになってしまった。アンドレアはミランダからセーターの件でディスられ、ナイジェルに愚痴りディスられ、そこから例の変身シーンにつながるわけだが、そこでなぜナイジェルはアンドレアに協力することになったのか、ということが語られていない。また例のハリーポッターのところでもそうしたことが起こる。そもそも教授から強力な推薦状を書いてもらった理由も明示されていない。実際のところは主人公はいわゆる「女の武器」やエロチックキャピタルをナマの形で多用する女性である、っていうのが隠れた筋書だと思う。
aikoとつんく♂も研究した。まあ「ダンスでバコーン」が今年度一番のエンタメ発見だったかもしれない。モーニング娘。の「Loveマシーン」その他、つんくの曲はそれなりにメッセージを含んでいて、阿久悠や秋元康あたりのとはぜんぜんちがった奇妙なもの、というかストレートなものだ。そういうものにハマるわけではないのだが。aikoもまあいろいろ激しくて、どちらも歌詞の魅力というか仕掛けについては十分に語られていないように思う。
あとはデザインや会社での女性の働き方とかスナップ写真文化とか料理文化とか。消費行動やファン行動など、お金や時間をつかって楽しむ話が多かった感じ。どれもそれなりに勉強になった。というか、そうした卒論のテーマを見ていると、自分の関心を見てる感じではある。
卒論発表会。まあ今年も頑張ってもらいました。
いつもの場所で追い出しコンパ。二次会まで。徒歩で帰る。まあ一段落。また次の世代に手間かけないと。
日赤病院へ。検査の打ち合わせ程度なのに時間がかかる。しかしもう老人だから体のメンテナンスに時間がかかるのはしょうがないとも思う。
午前中はわりと機嫌よくタスクを片付ける。午後、軽くジョギング。大丈夫。とにかく調子悪くなったら歩くようにしたい。
久しぶりに早起き。
午後エクステンデッド3回生ゼミと卒論発表会。終了後打ち上げ。まんぞうは大人数になるとやっぱ高い。
隂。寒甚し。体が冷えてつらくてぜんぜんだめなので午後プール。少し楽になる。
がんばって仕事。
とかいいつつsakuraサーバー大容量の方に契約してしまう。melisandeサーバーは完全におさらばしたい。
完全休養に。ジョギングとかしてみたり。NHKやニコ生(棋王戦)で一日将棋見ている。
夜はマンガ喫茶を求めて八条口に。1軒は消毒液かなにかのにおいで気分悪くなる。
完全に春な感じ。この冬もなんとか乗り切りました。
洋書の値段が、大学に入っている業者とamazonで2倍近く違うことを考えると、 個人研究費などの予算は和書にまわして洋書は私費で買った方が効率的かとか 考える。
左に口角炎。ひどくならないといいが。不潔に見えるんだよな。
まあ組織とかっていうのは難しい。一定程度調子悪いひとは必ずいるわけでな。
バーで吸う葉巻にはまっている。
一部の成績表の締切日だったことに気づいてあわてて採点。
まともな方の学食は閉鎖。また春まで飯に苦労することになる。
やっぱりGoogleでもMacでもアドレス帳に携帯とPCのメールをいっしょに登録しておくのは ミスが出やすいようだ。別々に管理する必要がある。
国立でなんかへんな話をする。それにしても名刺もってないのは社会人として 恥ずかしいことですよ。
出席者は思ったより多くて驚いた。 まあ会合は全体としてはかなりアレな感じ。 FDとかってのが嫌われる原因もわかったような気がする。 そういうものだと思っていたらもうちょっと別のタイプの話をするべきだったかもしれん。 まあ手抜き仕事だから。
ホテルに泊まろうかと思っていたのだが、途中で夜行バスがあることに気づく。 はじめて深夜高速バスに乗る。それほど辛い旅ではなかった。
マンガ喫茶で時間つぶし → 会場 → マンガ喫茶で時間調整 →高速バス。
なんか東京でマンガ喫茶その他一人で移動してたりすると 「・・・」という感じになる。滝田ゆうの漫画とかにあるような。 電車もマクドもけっこう客入っているのに静かで、東京というのは静かで孤独な街だ。
色々思ったように進まず。自分の認知の歪みを正すのだ。それこそが哲学の伝統。
Google Docsって使いやすいなあ。前からこうだったかな。もうローカルなファイルも、WORDやExcelがインストールされているとしても自動でgoogleで開いてほしいのだが、さすがにそりゃ無理だわな。
レポート採点。 某業務のときの指サックをもらってきたので効率がちょっとだけあがる。
エアコンの効きがよい日と悪い日があるのはなぜだろう?
松沢呉一のメールマガジンが死んだ漫画家の鴨沢祐仁について連載している。共感に満ちたよい文章だ。アル中恐い。まあ破滅的人生ってのは魅力的だけど自分で生きるわけにはいかない。
竹内均訳のスマイルズ『自助論』『向上心』読んだり。こんなもの読む人間になるとは1年前には予想してなかった。勤勉・誠実による立身出世。「自己啓発」とやらの元祖の一人。あまりに陳腐。なんだかなあ。まあ成功している人々が皆勤勉なのは認めるけどね。まあ私の個人的な理想にはなりそうにない。しかしだいたい陳腐なのはこの人の本が明治大正昭和と読みつがれていろんところでタネ本にされたからなわけだし。進化論的に優秀なんだろう。「勤勉ミーム」が出版とビジネスの繁栄によって急速に広がったとかそういう筋書はどうだ。フランクリンがカレンダー生産して勤勉ミームの乗り物にするとかって大技使ったのがでかいか。諭吉ミーム(1万円札もミームの乗り物かもしれん)もすごい。それにしてもえらく読みやすい訳だが、原文にどれくらい忠実なのかな。あとで見てみよう。
まあでも明治大正には、こういう本にアクセスできるってのがそれ自体エリートだったわけかもしれんな。おそらく今でもそうだろう。
まったくのところ、この偉人たちの勤勉さには圧倒されるが、その男臭さにも圧倒されるんだよな。スマイルズ読んで勤勉に磨きをかける男子学生はけっこういるだろうが、「私もやるわよ」とか思う女子高生・女子大生はどのくらいいるだろうか。天才が仕事をしているとき女はなにをしていたか?ってやつ。飯つくってオムツ洗ってた。なぜか?とかはじめるとやっぱり進化心理学になっちゃう。
あとまあ、これってのはたしかに19世紀的なんだよな。教養人が知識と才覚によって科学でもビジネスでもなんでも成功することができるようになった時代。科学技術で金もうけできるようになった時代の反映。ファラデーやらキュビエやらワットやらスティーブンスンやらがスターな時代。なんかおもしろいところに気づきつつある。まあイギリス哲学会の人たちとかいろいろ知ってるんだろうけど。
あれ、こういうのに関心なかった私の目に入っていなかっただけなのかな。あとこういう人々がいるから19世紀的ダンディの存在にも意味があるわけでね。キェルケゴール(1811-1855)だって父親見習ってちゃんと仕事すりゃスマイルズ(1812-1904)になれたかもしれないのにね。長生きだってできたろう。やっぱり19世紀おもしろいなあ。あとこの本読んでたら、ほとんどそういうのが本性か天与のものであるところの身近な数人の顔が思いうかんだ。なるほどね。
なるほど、QRコードとはこういうものか。cmanで作成しました。サイズは適当に変えても大丈夫なんだろうか。うちの大学も学生にこれのシールを配布して読み取り機どっかに設置してほしいなあ。(来年度衣笠はこれで出席とるつもり)・・・左に学生のバーコードつきレポート、右にABCのバーコード置いてぱかぱかやっていければ楽かな。うわ、読み取り機高っ!大学院生バイト雇った方がいい。衣笠は情報なんやらセンターで読み込みだけはしてくれるんだよな・・・確認しよう。
携帯で出席とるとかそうことやっている変な授業もあるんだな。さすがにそういう馬鹿げたことはできん。
なんとか1科目。あと4科目分400本ぐらいか。死ぬ。でもまあ今回は添削必要ないので救われるか。とりあえず手元にあるやつ100本ぐらいは処理してから節分を向かえたい。
夕方コンタクトレンズ作りに行くが、肝心のコンタクト片目とか忘れていてだめ。出直し。研究室戻る。
あら、「字は下手でも丁寧に」をぜんぜん気にしてないぞ。机の水拭きはした。
夜までいろいろ。本を探して時間を使う。この時期に本も整理しておきたいのだが、どうしたらいいか見当がつかん。
今年はレポートの剽窃に関してはあんまり気にしてないのだが、見つかったら即刻教授会→必ず留年ぐらいにしないと解決せんだろうな。その際の客観的に明確なルールを明示しておく必要がある。1パラグラフの80%、1センテンスの盗用はどうするかとか。それができる大学があるかな?ないような気がするな。
寒くて布団から出られず。雪がちらほら。昼から。調子悪いので色々苦しむ。 なぜかエアコンの効きが悪い。 お腹痛いし(これは自分が馬鹿だから。天一はいかん。)。活動停止。もうすぐ立春。がんばれ自分。
週刊新潮や文春といった雑誌を読むようになってきた。
エントリシート1件。
「調子が悪かったらおもしろい本を読めばいいのよ」。以前に発注していた書籍が次々に届き、すでに 来年の予算の大部分を消化してしまっている模様。 どっかから予算とってこないとやばい。 届いた本の大半は勉強用だから読む気力はなし。 届いたなかから趣味の読書として『別冊遺伝:進化でどこまでわかるか?』。進化論はおもしろいなあ。 もう論じゃなくて「進化学」なんだな。
力尽きた。帰ろう。本日はなにもせず。
学生に買わされたチケットでトモコダンスアートカンパニー第1回公演 なるものを見に。女性が踊るのを見るのは好きなのだが、最初の二演目は眠い。最初のは音楽がエンヤとかでクネクネだし、 ブリテンの無伴奏チェロ使った 演目に至ってはちゃんと弾けているのかどうかも定かでない。 最後のはジャーマンテクノとジャズとプリンスかなんかがまざった曲を 使ったジャズダンスでビートがある曲では ちょっとは楽しめた。 トリに出てきた主催者は月影先生のような感じで、たしかに表現者な感じ。でも ダンスはよくわからんな。舞踏ってのはもっとエンターテイメントでエロくて 祝祭的であるべきではないのだろうか。重力の魔からの解放とか。 モダンダンスとかはもともと 芸術を目指しているからそういうもんなのだろうか。 ミュージカルとかってのはよくできたジャンルだよな。ダンスだけでは弱い。っていうか 音楽がもっと強くなくてはならん。ダンサーの人々がわかってないのはそれだ。
それにしても、なぜ女は踊りたがるのだろうか。なんかあるんだろうなあ。 (もちろん男も踊りたがるし、私も踊るのは好きなのだが、 ちょっと違う点があるような気がする。その違いは何か?) そしてなぜ男は女が踊っているのを見るのが好きか。 どうも品評会か奴隷市場のように見ている自分を発見してしまうよなあ。 クラシックバレエあがりの人々はスレンダー過ぎると思う。
昼から。レポート採点がほぼ終ったので、バイトさんに採点転記してもらう。予算がない。それにしてもこの時期に採点が終っているとはすばらしい。すばらしすぎる。
滞っている事務作業を叱責するメール1件。なんとかします。
心落ちつかず書類探ししたり。まずい書類を見つけてしまったり。
編集作業ほぼ終了。LaTeXのマクロなんてのは時間を置くとなにがなにやらわからんようになってしまう。バッドノウハウ。
京都のジャズピアニストの市川修死去。くも膜下。56歳。それほどよく知っているわけではないが、いろんな場で隣で酒を飲む機会があった。まあCDも出してスイングジャーナルで推奨だか金賞だかももらって、そんなに悪い人生じゃなかったろう。いかにも不摂生な感じの人だった。体には気をつけよう。
調子悪いのでお休み。
桐野夏生『グロテスク』読んだり。フィクション読むのは久しぶり。女子校恐い。前半はおもしろいが、後半以降はちょっと。前半読んでいるときは、「小説家ってのはよく人間を見ているものだ。哲学者なんてのはたいてい人間も世の中知らんよな」とかふと思ったりもしたのだが、だんだんおかしくなってきて、全部読み通してみるとそもそも人間というものをまったく勘違いしているような気がする。女子校内のああいうのはわかるが、セックスがからむととたんにリアリティがなくなってしまう。構成もあれだし。 偉大な小説ってのはほんとうに偉大なんだな。でもまたフィクション読むかね。そういう読書には通勤電車や旅行なんかがいいんだけどね。
とか思いつつ『我が秘密の生涯』めくったり。主人公はほとんど変化も成長もせず、どこをめくっても延々同じことをくりかえし、いつまでたっても終わらない。全12巻、ほとんど田村先生のコピペなのではないかと思わされる。ボルヘスの『砂の本』のようだ。生きるっていうのはそういうことなんだろうか。
家のPowerBookのフタがちゃんと閉まらなくなってしまった。ツメがおかしい。しかし修理に出すほどではないような気がするのが半端な感じ。
なんとか早起き。柏原。やっと終った。
スペースシャトル墜落。しかし日本の放送メディアが1日中同じニュースを流しつづける ほど重要な事件なのかどうか。この前のイスラエルがガザ侵攻して12人殺した方がでかいニュースのような気がするが。 てか、投票権欲しいってば。日本を州に!
研究会。もっと研究会とか積極的にやらなきゃだめだな。
書類をちょっと整理したらすこし気が楽になった。 早く帰る。
なんか、最近大学行くのがいやになってる。委員会やら教授会やらも出たくない。 てか何もしたくない。 コンピュータのファンの音が気になる。テレビなんか観たくない。 驚いたことに、楽器さえいじりたくないし、音楽もあまり聞きたくない。 自分の家でゆっくりして布団のなかで本でも読みつつ 毎日過したい。メールも読みたくない。
なんだか思考と行動が断片化して支離滅裂。 頭のなかには常に靄がかかっている感じだし。 中年になってもこれじゃあ生きてる かいがないなあめ。アタラクシアアタラクシア。
採点なんとか終える。ちょっと不安。夜飲む。
うちの大学でもやっとNewsが読めるようになったようだが、 もはや利用価値はほとんどないよな。
午前中から。
午後教授会など。いろいろたいへんですな。
春先から情報センターから借りて私物化していたpanasonicのノートPCを一時(?)返却。来年は情報関係の授業がないので、大義名分が立たないのである。まあ、だれも使わないんなら借りっ放しにしていてもいいんじゃないかと思うのだが。ソフトを全部消しちゃったのでもう使い物にならんだろう :-)
年の暮。来年こそはちゃんとした人間になりたいものだ。バリバリ勉強してためになる授業をし、人が軽蔑しない程度の原稿を書き、事務処理は人に迷惑かけず、酒は適度に楽しみタバコは吸わず、人々に愛されないまでも人間として敬意をもたれ、皮肉を言わず悪意なく、洗濯掃除ができる男に。部屋散らかさない男に。腹が引っ込んでいて不精髭も寝癖もない男に。夜寝て朝起きる男に。雨上がりの水たまりぐらいの深さのある男に。
午後遲くなんとか研究室へ。すぐに調子悪くなる。うーむ。
イクスクラメーションマークを多用する文章ってのは、非常に心臓に悪いので、 まちがって読んでしまわないようにブックマークからはずした :-)
Jimi Hendrixの Are you experienced? と Axis: Bold as Love、GuyのGuy III。
ジミヘンはなぜかそういう音を聞きたくなったので。しかし、今聴くと録音悪いね(この日本盤24bitマスタリングとやらのCDの音が悪い?)。この時期、ギターよりはやたら手数の多いドラムと、ファットな音のベースの方が耳につく。曲自体はかっこいいのが多いけど。Guyは断片的にはかっこいいところがあるような気もするが、全体としてよくわからん。D’angelloはまだか。
寝こんでいて遅れてしまった雑用 を片づけねば。
昼から研究室。
夕食を某債権者らといっしょしたら、その間に風邪をうつされてしまったのではないかっていう予感。すでにノドが痛くなりつつある。がーごろごろごろ。 この生活してるとあんまり他人と会うことがないから、今回は風邪うつされることもないんじゃないかと思ってたのに。うー。
中学かなんかの保健体育の教科書で、「性病は道徳的に健全な人達のあいだで感染することはありません」ってな記述を読んでその意味するところがよくわからなかったことがあったが、風邪だって健全な人々とのみつきあっている分にはうつされることはないんじゃないか。ちがうか。
とりあえず帰ってすぐに寝るべし。
午後外に出たときに春を感じた。もう節分なんじゃな。夜中に吉田のあたりにでも散歩に行くべきだったか。
依然としてこたつで古いレコードなど聴きながら採点(こたつで寝ていたという話もある)。私は作業が遅いんだなあ。とりあえずドイツ語のやつは出口が見えたのがうれしい。
穐吉敏子ビックバンド、バルトークの弦楽四重奏3〜6、グールドのゴールドベルク(古い方)、ハービーハンコックの『ヘッドハンターズ』と『スピーク・ライク・ア・チャイルド』、ミンガス(ドルフィーがはいっているやつ)、デビッド・サンボーン、etc.
SO-NETに他からFTPしても課金されないことがわかった。課金はアクセスポイントから接続した場合のみ生じるらしい。えらい。自分のアクセスポイントからしかFTPできないASAHI-NETとは大違いだ。
私自身は祇園のクラブで遊んだりしたことはほとんどない(あ、某先生とかに連れていってもらったことはあるか)が、最近の伝聞を書きとめておく。荷風散人のようでかっこいいかな。
なぜかRAGでFusion系のバンド「野獣王国」のライブを見る。Fusionなんて聴くのはどこかでデビット・サンボーンとか見て以来。観客の若い男女の服装は地味で、化粧っ気もない。というか、普段着で来ている。Fusionってのは、今やワカモノの音楽ではないと感じいった次第。(いや、ちゃんと盛りあがっていて、それなりによいものであった)ライブハウスのよいところは、お酒を飲みながら音楽を聴けることだ(あたりまえだが)。立見でビールを飲みつつゆらゆら体を揺らすと気持がよい。ああいうタイプの音楽を座って聴く必要はない。
税金については、「ミニ講座」を送ってくださった方がいた。非常に勉強になった。この(どの?)業界でも、大人なひとはちゃんと対策しているらしい。
源泉徴収票が出ている所得には必要経費が認められることは少ないらしい。無念。ほぼ捕捉されている。しかし非常勤の謝金なんてのはほとんどその授業に必要な本に化けちゃうんだから悲しいよなあ。
もちろん、私のは税金対策なんてものじゃなく、天引きされた雀の涙ほどのなかからさらに1滴でも返してほしいという悲しい願いにすぎない。