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三月廿六日、 晴、暖、午後漫歩、手児奈堂(てこなどう)に賽す、境内の借家に猪場毅氏依然として住めるが如し、店の窓に書幅を掛け玩具など並べたれば相変らず贋物の売買を業となすなるべし、出版商佐藤恒二氏来話、鎌倉文庫より使の人単行本印税新円にて金五千円持参す、薄暮近藤氏来談、*