「息子の金次郎が九年前に家出をしたので、跡へ残された老年の父親は火の番小屋に味気ない朝夕を送り性来の頑固は一層募つて世間に拗ね人に拗ねて居る。大阪へ走つた金次郎は堕落して凶状持ちになり置き所の無い身にも故郷忘じ難く江戸へ帰つて寒い師走のある夜そつと火の番小屋を訪れそれとなく父親に逢つて近況を尋ねた。手先は彼を捕らへんとして失敗し頑固な老父は矢張り倅であつたかと金次郎の逃げて行く姿を嘲るやうに苦笑して見送つた。(帝劇三月興行)」(『読売新聞』1923年3月1日朝刊7面)

配役 火の番=松助? 息子=菊五郎 岡っ引=勘弥?(『読売新聞』3月12日朝刊7面)


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Last-modified: 2015-01-09 (金) 16:41:24 (1566d)