大正4年に籾山書店から出版した荷風先生の書下ろし小説。出版後まもなく発禁となった。

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1134518

そもそも、内容から発禁処分を受けるのが明らかであったため、土曜日の夕方に内務省に献本し、官庁の休日である日曜日を利用して脱法的に一日でほぼ売りつくしたらしい。月曜日には発禁処分になった。

本来、内務省に献本後は三日は発行を控えるべき慣行であったにも関わらず強引に発行を行ったため警視庁から取り調べを受けたが、小山内薫のとりなしで始末書の提出ですんだ。『考証永井荷風』上pp.258-259。


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Last-modified: 2015-03-25 (水) 06:12:21 (1518d)