市川左團次を囲む文人の集まり。 「七草会は、左団次のレパートリの企画機関であった。つまり左団次のための上演脚本を審議する機関として、大正十年一月に発足した。日本橋槙町の鳥料理屋「末広」における最初の会合が七草の日だったとろから、この名がある。池田大伍、岡鬼太郎、岡本綺堂、小山内薫、永井荷風、松井松翁、山崎紫紅、吉井勇など、当時一線級で活躍していた八名の脚本家を会員とし、川尻清潭、木村錦花、のちに巌谷槇一が幹事役をつとめた。」『荷風日記研究』p.154 生年順に並べるとこんな感じ。 1870 松居松葉 |