無調音楽の話をするためには調性音楽がどんなものかっていう説明をする必要があるわけですが、まあふつうの音楽ですわね。 たとえばモーツァルトのピアノソナタ10番の第1楽章を聞いてみましょう。 この曲はハ長調(Cメジャー)のあ […]
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チャックベリー先生のロックンロール革命について
ロックンロールについてもいちおう見ておきたいところっすね。 このジャンルはもうチャックベリー先生が一人で作ったようなもんですわね。ブルース進行はブルースマンたちからパクル。ベースの進行は基本的にブルースと同じだけど、ドラ […]
ジャズ入門(23) ジャズのブルースはブルースのブルースとは違うよ
エブリデイ毎日私はブルースをもっています。 毎日エブリデイブルースをもっています。 もし私がなんか心配しているように見えたら、実はそれは貴方をうしないたくないからなのです。 というわけでブルースですな。形式的にはAABっ […]
無調音楽入門(0) 予告
わりとこのブログ気にいっているので、好きなものをどんどん書いていきますか。 無調音楽とかけっこう聞いてた時代もあるのです。いまでもやっぱり好き。 やはりウェーベルン先生の変奏曲から。これの2番好きなんすわ。 あれ、これは […]
ジャズ入門(22) マイルスとブルーベック
前のエントリの続き。 どうも50年代は黒人ジャズより白人ジャズの方がウケてたみたいなんすわ。いまになるとよくわかんないんですけどね。ジャズミュージシャンがTime誌で表紙になったのはブルーベックがはじめてちゃうかな(19 […]
ジャズ入門(22) デイブブルーベック先生は偉い
50年代白人ジャズマンで一番成功したのはデイブブルーベック先生じゃないっすかね。 まあTake Fiveとか有名。でもこの曲はつまらん。メロディー(もちろん5拍子も)はとても印象的だけど、基本的にドラムのジョーモレロ先生 […]
ジャズ入門(21) ジャズ(バップ)というのは結局ツーファイブなのです
ジャズっぽい響きというのはなんなのかといえば、それはけっきょく5度進行の響き、II-V(ツーファイブ)あのだ、ということになります。 5度進行というのはコードがD→Gのようにピアノの鍵盤4つ分(これが5度)動く進行。II […]
ジャズ入門(20) オルガンジャズ
まあジャズをマイルスデイヴィス先生とかコルトレーン先生とかを中心に考えちゃうとなんかシリアスな音楽であるって感じになっちゃうわけですが、やっぱり大衆娯楽なわけでね。 楽しいジャズといえばファンキーなやつで、まあ一時期のア […]
ジャズ入門(19) モードジャズとかってのはあれだ
マイルスのSo What以降、ジャズはモードジャズになった、みたいなのは何重にも間違ってます。 第一に、それ以前のやりかたが廃れたわけじゃない。ハードバップや、ハードバップの一種としてのファンキーはずっと続いてた。ってい […]
ジャズ入門(17) アレンジの妙
ファンキージャズもそうなんだけど、1960年前後はアドリブ一発ってのを離れて、曲やアレンジしっかりして全体として演奏を作ろうっていう方向性が強い。まあこれはマイルスがハードバップはじめたときからの方向性でもあるけど、マイ […]