森岡先生に粘着してみるメモ。 森岡正博先生の「パーソン論」批判は パーソン論は保守主義だ。 パーソン論は脳の機能中心の貧弱な人間理解にもとづいている。 なにが自己意識であり理性であるかは「関係性」によってしかわからん。 […]
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森岡先生のパーソン論理解
だらだら。 小松美彦先生の『脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)』での最初に気になった 文章。 パーソン論とは、一言でいうなら、生きるに値する人間と値しない人間とを弁別する根拠を構築した理論である。(小松2004 p […]
トゥーリー論文その後
論文 (Michael Tooley, “The Moral Status of Cloning Humans”, Hamber and Almeder (eds.) , Human Clonin […]
パーソン論その後
たいへんなことを見逃していた。 そもそも、Tooleyの”Abortion and Infanticede”を森岡正博先生が 「嬰児は人格を持つか」というタイトルで訳していたのだ! (『バイオエシ […]
小松美彦先生の『脳死・臓器移植の本当の話』(2)
続き。 いわゆる「パーソン論」 前からいわゆる「パーソン論」の解釈は非常に気になっているのだが、よい入門・解説書がないんだよな(あとで調査する)。 とりあえず小松美彦先生の文章を読みながら落ちいりやすい読み […]
『情況』を買ってみた。
ちょっと前に大庭健先生の名前を出したばっかりなのだが、おもしろいという評判なので(http://d.hatena.ne.jp/haecceitas/20061122)『情況』11/12月号を買う。(この雑誌はじめて買った […]
解説まちがいさがし(2)
メモだけ。山形はこの本がまんま「自由」についての本じゃなくて「意志の自由」と道徳的責任の本だってのをちゃんと理解していないかしれない。解説でも「自由」という言葉はふりまわしているけど「自由意志」という言葉は使っていない。 […]
大庭健「時-間における人-間の性」
同じシリーズの『原理論 (シリーズ 性を問う)』所収。 珍しい日本の哲学者によるセックス論。(ほかに大物(?)でこういうのを扱ってるのは神戸大の宗像恵先生ぐらいか・・・いや、大物中の大物の森岡正博さんがいた。でもあの人が […]
感じない男
上で名前出しちゃったから森岡正博『感じない男 (ちくま新書)』を再読。このひと、いつもすばらしくオリジナルで勇気があって感心してしまう。日本でこの手の議論しているひとで、これほどオリジナルな人は他にいないと思う。上の本の […]