んで長くなりましたがやっと私自身の感想なんですが、この映画はいくつかのパートにはっきり分かれてますね。
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あ、もと記事に沿って書いてたら書くの忘れてましたが英語がこの映画の核心の謎だって話なんですが、これについてはアンコレ先生という人が記事を書いてます。
「映画「猿の惑星」で、猿が英語を話していた理由」 https://www.anlyznews.com/2024/09/blog-post_12.html
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これはまあそりゃそうでしょうね。でもそれだと、俳優やプロデューサーがこうだから、映画もこう、も言いにくくなる。基本的には映画は映画として、単体で解釈し評価するべきだとは思います。
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ここはまあそんな気になるところはありませんでした。たしかに反進化論の人々も揶揄している。そしてなによりも 宗教的/イデオロギー的な信念のために目の前に見えている事実を歪めてしまう人々、そして知識を閉鎖しようとする人々に反対 していますわね。しかし、同時に、そうした閉鎖的な人々が なぜそうせざるをえないと考えているか も描いている。
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インタビューの人がこういうことを先生に言ってる。
『猿の惑星』は、猿のほうが女性差別を感じない気がしました。テイラーを保護するジーラ博士は、猿たちに認められていましたよね
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https://yonosuke.net/eguchi/archives/17357 からの続き。
あとノヴァの描写も気になるんですよね。この人だけ話をしないし、やたら薄着じゃないですか。しかも妙にテイラーに気に入られているし、一緒にいようとしているんですよね。プロット上、薄着の女性がくっついている必然性はないと思います。
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https://yonosuke.net/eguchi/archives/17350 からの続き
ここはよく知らない、映画そのものからすれば外的なことなので飛ばします。『ベンハー』の人なのね。まあ社会的な関心もってる俳優さん、っていうのはありえると思うし、名前がどかんと出るんだから、作品全体のメッセージにもあるていど発言力と責任をもっているというのは十分にあると思う。SFぽいけど実は社会派映画である、っていうのは十分ある。
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https://yonosuke.net/eguchi/archives/17343 → からの続き
あと惑星に不時着する前の宇宙船で、乗組員で唯一の女性のスチュアートが死んじゃうじゃないですか。特にそのことが回収されることもなかったので、いったいなんだったんだ? と思ったんですよね。
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実際この『ダーティハリー』のおもしろさは、キャラハンというヒーローかつアンチヒーローの造形が魅力的なところにあるわけで、映画の主な感想はそこらへんに集中するのが普通に思えますわね。プラスとマイナスが極端。エピソードをひろっていってどういう人物なのかを考える必要がある。
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北村先生のポイントの三つめ、実在の犯罪者ゾディアックに比べると映画の犯人スコルピオは無能でいきあたりばったりだ、という話なんですが、まあこれはそうなんでしょうね。私はゾディアックについてほとんど知らないですが。まあしかしゾディアックを娯楽映画に反映しなきゃならないわけではない。特にゾディアック事件はまだ継続中の時代の映画ですしね。
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んで感想の本論、というか筋についての検討、ダーティハリーがつまらなかった理由の説明になるわけですが、北村先生の指摘は大体つぎのような感じでしょうか。(1) お爺様が治安維持法につかまったり、北海道警が不祥事起こしたりしているので警察は信頼していない(ので警察ものは見ない、あるいは嫌いである、あるいは主人公たちに不信感をもちやすい?)、(2) しかしそれとは別に、そもそも(ミステリ映画やサスペンス映画として)十分スリリングじゃない、(3) 犯人像がモデルになったと思われる実在の犯罪者よりずっと無能(ポンコツ)でいきあたりばったりである、(4) 主人公キャラハンも無能で犯人とのポンコツ頂上対決である、(5) 他にもリアリティに疑問がある。
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8月下旬に、北村紗衣先生の『ダーティハリー』(ダーティーハリーではない)のweb批評あるいは「感想」が話題になって、局所的に私にはおもしろい議論になっていました。私の最初の印象は「なんかたしかにポイントはずしてる感じの映画批評だなあ」だったみたいです(ツイッタに書いてた)。
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