一月初八。 雪もよひの空くもりて寒し。小西?氏の家水道なく炊爨(すいさん)盥漱(くわんそう)共に吹きさらしの井戸端にて之をなす困苦言ふべからず。加ふるに此日朝より電気来らず。電気あんかも用ふる事能はず。終日夜具の中にうづくまりて読書す。電気は去ル六日より一日置きならでは使用すること能はざる由。三時頃凌霜子来り話す。夜小西氏今宵の寒さ氷点下二度なれば夜ふけて寒さいよいよ烈しくならん時の用心したまへとて夜具一枚持出でゝ貸し与へらる。深情謝すべし。*


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Last-modified: 2015-01-10 (土) 18:58:11 (804d)