タグ別アーカイブ: 昔話

安物ギターとODの私

30手前になった1994年、オーバードクター人生はどんぞこでもうどうしようもなくてギターを買う。ははは。ストラトとアンプのセットで4万円。払えず2回ばらい。ジャズギター練習するつもりだっんだよな。教則本もいちおう買ってみるけどなかなかむずかしい。コードおさえらんないし、どう練習したらいいのかもわからんし。

まあでも荒んだ心のなぐさめになりました。


ピアノと院生の私

4回生ぐらいから大学の夜中に侵入すると某部室のピアノを弾けることを教えてもらってまあ時々あれしたり。ひたすらインヴェンション。あとシャコンヌをブラームスが左手に編曲したやつとか。亜麻色の髪の乙女とか。

まあその部室では数人の奇妙な人々に出会ったり。すれちがいではあるけどまああれだ。

M2のときに研究室の同級生が大学やめて帰ることになり、エレピをもらう。うれしいなあ。やはりインヴェンションを弾く。ははは。

イギリス組曲2番とかにもチャレンジ。3声の曲を弾くのははじめてですよ。

とかまあ。


黒人音楽と私

学部生のころにプリンス様はライブ聞きに行ってるんだわ。アラウンドザワールドツアーんときかな。でも座席が大阪城ホールの一番上で、そのときはあんまり楽しめなかった。

だいたいジャズのレコードとか買ってたわけだ。ジャズ喫茶の先輩の車に乗せてもらってるときにプリンス様のLovesexyのAlphabet Streetをかけてて、ギターのカッティングにシビれた。あれはすごい。「これなんですか?」「プリンスの新譜」みたいな。あ、この時点ですでにCDになってるね。とにかくこれでプリンス様にはまる。スライを知ったのもこのころかな。Family Affairがラジオで流れててシビれた。

Lovesexyツアーも見に行ったけど、これはすごかったわ。もう私の人生最高のライブかも。

しかし本当にファンクにはまりはじめるのはもっと遅くて、D2ぐらいのときじゃないかと思う。お金ないからTSUTAYAから適当に借りてきてコピーしていたカセットのなかにMothershipコネクションがはいってて、あれのP-Funk (wants you to get up)にシビれた。こんなんあるんか!知らなかった!みたいな。んでP-Funkにはまる。これ90年ぐらいだわね。

そのあとはR.Kellyにはまったりまあいろいろ。つらいOD生活の学習塾への通勤電車のなかでBootsy CollinsのF-encounterよく聞いてたのは覚えてる。I need a job!って頭のなかで叫んでたなあ。

Lovesexy
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ジャズ喫茶と私

ジャズとか興味はあるものの、よくわからん。とふと通りがかった「しあんくれ〜る」という老舗ジャズ喫茶が「バイト募集」の紙を出してるから面接。2回生の冬ぐらいかな?無事やとってもらって働くことになる。

まあ1人でコーヒー入れてレコードかけるだけの仕事。時給500円だけどこれはよかった。スイングジャーナルとか読み放題、聞きたいレコードも好きにかけられるし。3000枚ぐらいあったんちゃうかな。詳しくなりました。

木屋町の某ジャズ飲み屋にも出入りするようになります。なんかスナックというか女の子がいるところで馬鹿みたいに高くてあれなんだけど、他に行くところがなかった、というかよく飲んでる奴がそこ好きで。お金足りなくて学生証置いて帰ったりすることもよくあったな。ははは。

ジャズ喫茶はM1ぐらいまでやったのかな?ママがちょっと変わった人だったけどまあいろいろ勉強になった。

その後、金銭的にも困ったりいろいろ人生の荒波にもまれて音楽のこととかあんまり考えられなくなる。

でもまあCDは買い続けてたか。レコードからCDになったのはやっぱり修士のころかなあ。機械が高くて買えなかったんだけど、上の酒飲んでる友人が私のほぼ廃車再生させた車で大破してケガしてその保険金でお詫びとして買ってもらった。ははは。


軽音に入りそこねリスナーとして生きる私

んでまあ大学進学。ギターはあんまり興味もてなかったのでどっかのタイミングで後輩に売ってしまった。

大学入ってサークルどうするかなあ、とか考えているうちに金欠でバイト人生になる。軽音に入っていっしょにバンドしないか、楽器はなんでもいいぞ、みたいな友人もいたんだけどお金なくて楽器買えなくてねえ。毎日バイトづけだったし。

リスナーとしてはまあデビッドボウイとかRoxy MusicとかあそこらへんのUKもの聞いてたのかなあ。まあふつう。バイトはゲームセンターとかで優先で流れているプリンス様のLittle Red CorvettとかPurple Rainとかかっこいいなあ、と。

ゲームセンターのバイト先には金髪ヘビメタ野郎どもがたくさんいて、ちょっとつきあいがあった。金髪だからふつうのバイトできなくてゲーセンにいるわけだ。「ヘビメタでビッグになる」みたいな。ライブ聞きに来てくれってんで2、3回行ったことあるな。なんかどの曲も同じ作りで頭悪そうでどうにも。歌詞も聞こえないし聞こえるところもあれだし。

なんか年末クリスマス付近に衣笠大学のバイト仲間と自宅部屋でデビッドボウイ聞きながらぐだぐだやってたの覚えてるな。世の中なんか景気よくておしゃれだったのにぜんぜんあれでなあ。金って大事よね。みんなおしゃれして歩いているのにこっちは汚ない制服着てゲーム機雑巾で拭いてるだけなんだし。あーあ。


ドラムセットと私

ギターはうまくならないしなんかピロピロを練習する気にはなれなかったんだけど、ドラムセットには興味があった。そもそも中学校でもドラムセット(当時はやってた透明のやつ)があって、打楽器担当の子が叩いてたんだけど私も叩きたい!でもなんか禁欲的な部活なので自分の楽器以外に手を出してはいかん、みたいな雰囲気があってねえ。エイトビートとかシャッフルぐらいはこっそり習ってた。

高校では1年上の打楽器の先輩がなかなかドラムうまい人で、吹奏楽でポップスやるときかっこよかった。私もやりたい。

ってんで2年生ぐらいのときは夏休みとか部室に忍びこんでドラムセットして練習。ちゃんとメトロノームも使ったんですが、やっぱりうまくはならんわねえ。リズム音痴は直りません。遊んでいるをその先輩にバレたりもしたけど見逃してくれた、っていうか「ほんとはよくないんだけど」と言いつつちょっと教えてくれたりもした記憶がある。お世話になりました。

まあでもこれは使いものにならんな、というのは練習していてわかった。

高3のときにクラスの同級生がバンドやりたいがドラムがいない、みたいな話になって、あれがドラム叩けるらしい、みたいな話でスカウトされてしまう。下手だからあれなんだけどねえ。

「あの娘は浮気なパレットキャット!」とか「愛の世代の前の暴風雨の中」とかなんかそんなんやった記憶がある。ハシっちゃったりしてあれだった。

まあでもギターのやつとボーカルのやつはうまかったな。中学とか住んでる場所が違う異文化の人々なのでそれほどつきあいはなかったんだけど。

あと別のバンドにベースすごいうまいやつがいた。自分で考えたように見えるスラップベースソロとかしていてすごいなー。ベースやりたいなー。

どういうわけかその学園祭が終ったあとに、物置みたいなところにベースとベースアンプが放置されているので潜入して弾いたり。(私は休みの日の学校にいるのが好きなのである。)ちゃんとしたフェンダーのジャズベ。これはよかった。しばらく練習して、ベースこそが私の楽器みたいな気がするな、とか思ったけど買えない。受験まじかだし。
まあでもどんな楽器でも音を出してスケール弾いて超初心者はすぐに脱出できるんすよ。フルートやクラリネットやサックスも吹ける。金管もOKだし。オーボエとバスーンはわからんけど。なにごとも初心者から中級にあがることができない。


FMラジオと私

「こんばんわ、渋谷陽一です」先生と坂本龍一先生にはお世話になりました。聞きそこねたときはカセットテープ友人から借りました。

Roxy MusicとかTracy ThornとかStonesのWild Horses教えてくれたのは渋谷先生でした。ありがとうございます。ストーンズは好きな友人が多かったのでみんなで1枚ずつかってテープつくって交換しました。

R.C.サクセション教えてくれたのは雑誌『宝島』だと思うけど坂本先生にもお世話になりました。DVDとかオーディオショップで数人で見てもりあがりました。教室の片隅でトランジスタラジオ歌ってました。

Let it Be映画は中学の友人の家で見ました。
ブルーススプリングスティーンのライブくりかえし聞きながら徹マンしたりも。

まあ生涯を通して友達は多くはなかったけどよい時代でした。


ロックギターと私

さすがに高校生になるとハードロックぐらい聞かないとね、というわけで高1の夏ぐらいにツェッペリンの2枚目を買う。これはシビれた。

 

 

再生装置がそこそこのものなので、あのレコードの最初の「あっ」「シレーシレーミみみみミみみみミみみみ」がもうたまらん。ブリッジの部分の歪みとソロもたまらん。これはいい!

近所に毎日大音量でロック聞いている不良の(そんな不良じゃない)お兄さんがいたのだが、その人がかけている(今思えばジミヘンやクリーム)のと近いブルースロックのLemon Songにもしびれた。ギターよりジョンポールジョーンズ先生のベースラインがよくてねえ。

高校でヘビメタ好きな同級生コンビとかと話をするようになっていろいろ教えてもらったりもする。ピストルズのNever Mindはなぜかそのヘビメタから貸してもらった。

ストーンズも聞く。Start me upが出たときで新譜で買った。これも最初のリフにしびれた。『花椿』とかって雑誌で誰か批評書いてた(黒田先生かな)のを参考にして書いたのかな。「ストーンズの音楽はバルトークの弦楽四重奏のようで」みたいでバルトークとかも聞いたり。インテリだから。

 

しかしこのギターの音のよさはすばらしいっすよ。テレキャスかなあ。

 

ギター欲しくなって正月のお年玉で中古のサンバーストのレスポール買う。7000円だったかなあ。3弦がへんなビビりかたする悪い楽器だったけどまあうれしかった。アンプも数千円の。んでパワーコードぐらいは弾けるようになる。売り譜買ってきて天国への階段ぐらいは練習するのである。

でもギターはなんか違う感じはしてた。どうもうまくならないし、パワーコードみたいなのは好きだけどピロピロやるのは違うと思ってた。まあ歪ませないでビートルズのコードとか弾いてた。

 

 

Led Zeppelin II

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ビートルズと私

妹も音楽好きなようで、ビートズの1万円ぐらいの6枚組の名曲集みたいなのを買っていたので中3の夏ぐらいから聞いてたのかな?なんで1980年ごろにビートルズ聞いてなきゃならないかわからかいけど、まあRubber SoulやRevolverのころの曲は好きな曲多い。今でも好き。英語得意ではなかったけど歌詞カード読んで歌えるように勉強したりしてたらだいたい覚えたその年の12月に暗殺されて。でもそれほどのショックというわけではなかった気がするな。

でもまあビートルズの曲は同世代との共通の財産って感じするよね。音楽好きなら誰でも知ってるし。今の学生様とか知らないから。高校でも大学入ってからでもビートルズの曲についてはいろいろ語りあったなあ。

あと高校入ってからとりあえずギターのコード押さえられるようになったら歌本でみんなで歌いまくったりしてね。血となり肉となっている、はず。当時はレノン派。

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The Beatles 1967-1970
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ジャズと私

さて、そうしているなか、Band Peopleという吹奏楽雑誌を読んでいたら、サックスの本田俊之先生が連載していて、アドリブというものについて語っていたわけね。

「元の歌と同じコード進行で自由に吹くのです。」へえ!

んじゃジミー・ネッパー聞いてみると、たしかにそうなっているじゃないか。こういうものなのか! けっこうおもしろい。なにをやっているか理解できれば、リズムとかたのしいし。まあこんなふうにいつでも頭から入るのは私の悪い癖なわけだけど。

もう1枚買ってみよう、と思っていたところでオーディオ雑誌で録音がよいのでおすすめとされていたのが福村博先生のHunt Up Wind。これはすごいよ。

このレコードはもうほんとに何百回も聞いた。ナベサダ先生、ベースはチャック・レイニー、ドラムはHerbie Mason。鬼のような名盤。いまだによく聞く。

でもまあお金もないのでジャズのレコードとか買うわけにもいかない。マーラーとかバルトークとかストラヴィンスキーやドビュッシーも買わなきゃならないし。

中学時代に買ったのは、これとThelonius Himselfとコルトレーンのバラードだけなんじゃないかしら。

アルバムは苦労して入手したんだけど、おや、MP3が入手可能になってる。

Hunt Up Wind
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