就職活動中にも勉強するのじゃよ

っていうか就職活動中にこそ勉強するのじゃ。君らはそのまんまじゃまだ商品になっておらんのじゃ。他人と同じことしてても値打ち上がらんでしょ?就職活動は 半年近い長丁場なので、この期間に勉強しないとむしろ値打ちが下がる*1。

説明会とか出るのはいいけど、人の話聞いてるときってのは頭使わないからなにも成長しないんじゃよ。だからたくさん出りゃいいってもんではない。企業が開催する説明会とかってのは、まあ向こうからしたらただのルーチンワークでしかないわけでね。ごちゃごちゃ集まったからといって、よい人材が取れるとは考えおらんじゃろう。へたすると、「この時期にこんなとこ来てる奴は勉強してない奴かもなあ」とか思ってるかもしれん。一通り業界のことがわかったらあとは自分で勉強。時間を無駄にしないこと。

んじゃ具体的になにをすればいいのかっていうのが問題なわけだけど、資格とかは会社入ってからいやでもとらせてもらえるので必要ない。専門的なこと(たとえば簿記とか)はそれを専門に勉強している人びとには勝てっこない。業界の細かい仕組みとかも、いずれいろいろ教えてもらえるからそれほど必要ない。むしろ、基本的には卒論に向けて地道に勉強すればよろしい。どういう卒論にするか考えながら資料を揃えてノート作りながら読んでいく。向上心があり、「勉強の仕方」がわかってくれば商品価値がついてくる。企業の方でも、「今まで勉強してきたか、いま成績優秀か」ではなく、「勉強させたら将来使えるようになるか」を見ようとしてるんじゃないかと思う。中堅私大レベルではそこらへんが生き残れるかどうかの境目のはず。

もしその他就職対策を特にやりたいのなら、日本語とSPI、一般教養、時事問題やっとくべきだろう。本屋に行けば試験対策本があるから購入する。ここらへんお金を惜しむ必要はない。必ず練習問題を解くこと!(重要)SPIはスピード勝負。日本語は漢字や語句の読み書きを中心に(これは勉強によってかなり差が出るぞ)。これも大学入試用の漢字・語句問題でよい。押入れにはいってるやつをひっぱり出す。それじゃいやだってんなら、日本語検定とか漢字検定とかやってみたらどうか?高校のときの社会化公民の教科書読みなおしたり問題集解いてみたりしてもよい。日経新聞は毎日読んどけ。図書館にあるから1週間分まとめて読んでもよい。時事問題以外はほとんど大学入試をもう一回やるつもりで十分。数学関係は高校入試レベルでよい。(自分の頭が悪くなっているのを発見して驚くじゃろう。それが日本の大学クオリティ。)

*1:実際には就職決まらず卒論が手につかないとかって人も多いけど、これ一番まずいやりかた。

「練習のために面接に」はアリか?

「とりあえずエントリーシート出してみる」「とりあえず練習のために面接に」とかってフレーズを時々耳にすることがあって、どうもこれは前から気になっていました。自分でもなんで気になるのかよくわからなかったのですが、学生さんと話をしているうちにだんだんはっきりしてきました。

まあなにごとも練習したいと思うのは当然なのでしょうが、そんときに実物を使って「練習」するってのはありなのかどうか。なにごとも本気でやらないと練習にならんのではないかという気がします。特に入る気もない会社を受けるのはどうか。会社の人から見れば、その面接に来た受験者が本当に自分の会社で働く気があるのかどうかってのは重要だと思うんですよね。大学入試じゃないんだから、入る気のない奴にかける手間はとても惜しくてもったいない。そんな時間と労力があるなら、他の本当に入って働いてくれそうな人に力を裂きたい思うもんなんじゃないかな。自分たちが単なる「練習に」使われていると感じることなんかがあったら、おもいっきり不快を感じることさえあるんじゃないかと思う。それはたとえばその会社のことをよく調べずに適当に面接行ったりしたらすぐにわかっちゃうでしょう。

そんな人と真面目に面接する気になれるかな?なれないと思う。誰だって自分が働いている会社にはそれなりの愛着をもっているものなので、そういう態度で面接に向かう人間に対しては厳しくなっちゃう。私だったら1分でも時間も頭も使いたくない。へんな話だけど、男の子から、「君ととにかく練習につきあいたい、まだもっと本命の子とつきあう自信がないから、その練習に」とか言われたら腹たつっしょ?*1その結果、そういう人はほぼ門前払いすることになると思われ。

受験者本人も「ああ、(この程度の)会社にも落とされるなんて私はダメな人間なのだわ」ってなことを思って自信をなくしちゃうかもしれない。向こうも真面目に面接してくれないわけだから、実は練習にさえならない。

とか考えると、やっぱり自分が納得行く会社をよく調べた上で行くのが正しいんじゃないかと思う。逆に、そういう本気さってのは相手にもわかってもらえるものだ。もちろん落とされ続ければ目標を下方修正しなきゃならんこともあるんだろうけど、たいしてウリもない女子大生が「練習に」なんて傲慢な考え方で仕事に忙しい方々の邪魔しちゃだめよ*2。就職活動は常に本気でやるべし。「練習」なんてのはない。

「そんなものは大学とかヌルいとこでやってこい」ってのが会社の人が本当に言いたいことだろうと思います。まあとにかく「練習」なんて考えてられる時点でもう必死さが足らんね。ピンチ。

*1:だれがお前なんかにやらせるかボケぇ

*2:まあウリがたくさんある人はこの限りではないかもね。

人事担当の人から「個人的に」誘われたらどうするか

食事とかね。考え中。これはふつうは完全にアウトね。まともな会社では、そういうのは担当者に対して明示的に禁止しているはず。会社にそれを報告すれば、まともな会社ならその人事担当の人はいろいろ問題にされるはずです。(そうでない会社もかなりあると思いますけどね)最悪でも、いくらでもいいから必ずお金は払っておくこと。もしなんか不快な思いをしたら、泣き寝入りせず、会社に訴え出ること(場合によっては警察の方がよい)。

そういや数年前、銀行の社員がそういうので逮捕されたことがありました。ニュースソースを調査中。

http://www.bk.mufg.jp/info/owabi_20070520.html これか。

あら、他にもけっこうあるね。ニセ社員とかもいるのね。まあ自分で「就職 人事 面接 内定 女子大生」ぐらいで検索してみるとよいと思う。 まあ生きのびるのはいろいろたいへん 1)もちろんあなたがほんとに「個人的に」食事行きたかったらそれでよい。

References   [ + ]

1. もちろんあなたがほんとに「個人的に」食事行きたかったらそれでよい。

転職の可能性とかもライフプランに入れときたい

就職の相談で時々「田舎に帰らないとなりません」という人がいるんですが、たしかにそういうのってたいへんなんよね。どう考えればいいのか時々考えちゃったりします。(自分のことではないのであんまり真面目には考えないのですが)

田舎ってのはやっぱりあんまりよい職場がないわけで、大企業に入って、かつ、地元ということを考えると一般職とか選択することになる。しかしそれでよいのかどうか考えちゃいます。田舎にも小さくてもよい会社はたくさんあるんだろうけど、就職戦線では苦労することになる。どうしてもんかね。

こういうライフプランはほんとうにたいへん。ひとつだけ言えるのは、「職場を変えるってことってのは十分にありえる、っていうかほぼ必然」。

たとえばもしあなたが金融なりメーカーなり流通なりの大企業の総合職に採用される力があるのであれば、その会社で3年なり5年なり仕事して仕事おぼえてから田舎に帰るっていう道は十分にあるのね。そういう仕事覚えてきた人は、地元の会社も喜んで採用してくれるはず。新卒からずっと働き続けるっていう時代ではない。 女性はなおさらそうだろうと思います*1

一方、田舎の中小企業に就職しちゃえば、その先を探すのはかなり難しくなる。同じ程度の会社をうろうろして、いずれはパート勤務とかそういうことになっちゃう。悪くはないけど、なんか生涯賃金とか考えると損している感じはするかもしれない。でも地元の優良企業とかもあるだろうし。都会で働いてたら彼氏とかできちゃって結婚とか考えたりするすることもあるだろうし。でも都会の方がいい男見つけやすいような気もする。どうしたもんかね。わからんね。まあ目先を広くして調査するしかないねえ。優秀な女性とかはしばらく職場で働いてから大学院入りなおしたりしてるしね。

最初っからオプションを限定するのはあんまりうまくないことだけはわかる。でもあんまりガツガツしないで地元で質素にゆったり生きるのもいいような気もするし。自分の人生だからねえ。 人生って恐いですね。信じられないことに、誰も本気では面倒みてくれないらしいですよ。「塞翁が馬(さいおうがこま)」とかって言葉もあるけど、怖すぎ*2

*1:でもまあ、いま流行の転職情報とかには騙されないようにね。この「はてな」でもあっちこっちに転職情報が出てくるっていうか転職情報だらけだけど、それがどういう意味かはよく考えてみること。

*2:ある二流哲学者によれば、人生ってのは水深7万キロメートルの深海の上の1雙の小舟に乗ってるようなもんらしいですよ。恐いですね。でもどうも本当みたい。

「新卒女子大生がベンチャー企業に就職するのはそれ自体ベンチャーです」っていう夢

以下のような妄想を書いている夢を見た。まったくの妄想。夢。現実とはまったく関係がない。以下の文章での「現実」は現実ではなく私の夢のなかの現実を指す。

もうほとんどタイトルだけですべて言いつくしちゃってるので解説略。

まあちょっとだけ。私はビジネスの世界は本当にぜんぜん知らないんですが、かりになにか新しいビジネスのネタを思いついたとする。たとえば「功利主義2.0」関係コンサルタント。従来の会社経営に功利主義をプラスすると人々の幸福が2倍に!これはベンチャーだ!いっぱつ儲けるぜ!

んで、私はなにをするのかなと妄想。

まず無能な私一人じゃできないから人を雇わないとならん。事務所や電話も借りなきゃ。さすがに大学研究室で会社はじめたら怒られそうだ。そのための資本が必要なので投資してくれそうなところを歩いたり、ウェブで宣伝したりして数百万~千万ぐらい集める。うはは。

次に人材を。メインの売り物の「功利主義2.0」を開発するための人材が必要だ。創業社長である自分のアイディアを売るのが基本なんだろうけど、それだけじゃ売りものができそうにないから相談相手が必要。口のまわる営業も欲しいなあ。思いつく人々はいるけど、すでに同業で商売している人々はだめだから、大学院生ぐらいで才能あるやつを探さねば。各大学の研究室訪問したり、相手の大学生に飯食わせたりして交通費かかるなあ。優秀な奴はふつうの企業に入っても優秀なわけだから、それを仲間にするのはたいへん。給料では勝てないから夢とか語ったりして騙す。そいつがマネジメントもできるといなあ。副社長にしてやる。

んで、数百万かけて開発グループが2,3人揃いそうなら、次に経理とかやってくれる人を探さないと。こういうひとがいないと私が領収書の管理とかしなきゃならないから効率が落ちる。あんまり意識されないけど経理は職人芸。まあそこらのよい会社を退職した人をやとう。ハローワーク経由か。常勤でなくてもいいや、週1で来てください。いや、ふつうは会計事務所に頼むのかな。

それでもやっぱり事務処理してくれる人が必要。これも経験がないとだめだ。いちいち書類やファックスの書き方教えてたら会社つぶれちゃう。

ここまでで5人ぐらい。これじゃだめだね。初年度の人件費だけで2000万以上飛んじゃう。それ維持するには売上が5000万ぐらいないとだめだ。だから自分ともう一人信頼できる人との2人ぐらいで自宅ビジネスではじめるしかないな。まあふつうの会社はそうして有限会社とかではじる。ワンマン。初年度は売上1200万ぐらいめざす。たいへん。無理。

でもやっぱり電話番とかコピー取りとかそういうのが必要でね。バイトで雇おう。時給1500円出せば近所の経験者でヒマな奥さんが来てくれるかな?電話のうけこたえもできない女子大生はいりません。でも派遣会社に派遣をたのむと時給2000円ぐらいかかかっちゃうだろうから、もう自前で雇う。すぐやめてもかまわん。泣き寝入りしそうな奴を時給950円でつかってしまえ。1日8時間週5日で152000円ちょっと。源泉引いてかつ税金はごまかす。保険その他なし。でもそのつもりなら、もう初任給18万で新卒採用の広告出しちゃえ。女子大生新卒ならどんなことしても泣き寝入るだろう。「社会てのはこういうところでね」「ふつう、そういうのははらってないよ」。「インターン」とかも積極的に利用していきたい。うははは。

まあ仕事はじめてしまえば仕事ははいってくるかもしれないけど、やめる社員とかもいるだろうし給与計算だの昇給だの保険だの年金だの引き継ぎだの死にそう。仕事まわらずクレーム電話に対応できずたいへん。社員のためのマニュアルも作らなきゃならんし教育もしなきゃならんし。投資もとと酒飲んだり、「順調です」「いやいや、もうすぐ利潤が出ます」とかウソついたり。あ、私にはできんな。功利主義2.0失敗。でも潰しちゃえばいいや。夜逃げ。あ、特に夜逃げする必要もないかははは。

おそらくなんの経験ない人間はベンチャーのような厳しい状況では使えないし必要ない。そういうこと。ベンチャーで一発あてるののおこぼれに与るのは魅力的だけど、地味なところで仕事おぼえてからでも遅くない。営業なり経理なり仕事ってものをちゃんとおぼえてからなら自分を高く売れるぞ!大学で教えてもらってることなんて実社会ではそれだけでは1銭の価値もないのよ。ゼロ。ナッシング。ベンチャー企業にとって、あなたに価値があるなら、それは仕事ができるんじゃなくてモガモガ~~。

いや、上の妄想と実在するベンチャー企業はぜんぜん関係ないです。ちゃんとしたベンチャー企業は、ちゃんとした大手企業とちゃんとした投資関係を結んでいて、ちゃんとしたビジネスマンをちゃんと派遣してもらってます。そこまでいかなくても、しっかりしているとこはしっかりしてる。そういうのは調べればわかるので調べましょう。あ、あとベンチャーであろうがなかろうが、しっかりしてそうでしっかりしてないとこも多いので注意。人生は穴あり谷あり崖あり落石あり。うっかり私の「功利主義2.0」に就職しちゃわないように。うひひ。

っていうのを書いている夢でした。いやな夢見たなあ。

エントリシート書く前に企業理念ぐらい確認しろ

どういう会社も「企業理念」とかそういうのをウェブとかに載せてます。
まあだいたい「革新」だの「信頼」だの「チャレンジ」だのそういうキレイゴトなわけですが、 まあとにかくどういうのを重視しているかはチェックしろや。同業の他の会社と比べてみると、微妙な違いに気づくだろうから、その違いがポイント*1。人事やってる人間もいちおうそういうのを説明会なりなんなりで押しださないとならんわけね。そういうのちゃんとチェックして、微妙にエントリシートに盛り込め。

ただし、あんまりそればっかり前面に書くとあざといし内容がなくなる。「お前んとこのきれいごとの理念はとりあえずわかってるぞ、本音は面接で聞いてやる」って感じをほのめかせればOK。

だから同じ文面の使いまわしイクナイ!

*1:今日見たある会社は、「オーナーシップ」を大切にするって書いてて、どういうことだろうと思ったらそれは「創業者」を大事にするってことで、つまり創業者を称えあがめろ、創業者家族中心を貫くぞ、っていういうことですなあ。こうう会社は「風通しのよい会社です」「実力主義!」「下剋上を許す」とか書かないわけね。なにが書かれてないかの方が重要かもね。

就職活動は向う側からも考えよう

お説教再開。

以前から「就職活動するときはまずマニュアル本を確認しろ」とかって小言はくりかえしているわけですが、今日はもうひとつ、企業の人間はなにを考えているのかも研究しろと。

わたしは企業で働いたことがないので内部はどうなっているのかはぜんぜん知らないわけですが、就職活動の一番最初の段階で学生が会うのは20代から30代前半の社員が多いのではないかと思います。そういう人々はいったい何を考えているのかと考えてみてほしいものです。

そこらへんの年頃の人たちってのは、かれら自身仕事ってものがよくわかっ てないというか、まだビジネスマンとして発展途中なのよね。私も中年なのに教育について悩んでこうして試行錯誤中。人事やっている人だって、いったい自分の会社がどうなっていて、どういうことを重役や上司から求められているのかわかってなかったりする。さらには、どういう学生がどういう仕事をしてくれるかよくわかってなかったりするわけだ。人事で働いている人も、仕事や対人関係なんかでも悩んでいるかもしれない。っていうか悩んでない人はむしろだめ社員なのね。そういうなかで、まともな人はいろいろ研究とか勉強とか続けているわけです。そうでないひとは上司から言われたことをやっているだけです。

んで何を言いたいのかというと、「就職活動マニュアル」のような学生向けのものだけでなく、そういう人々が読んでいるであろう雑誌とか読んでみるわけね。たとえば『日経ビジネスAssocié』『日経ウーマン』『プレジデント』とか。まあヘンな記事も多いけど、けっこうおもしろい部分もある。こういうのは図書館の雑誌室にあるから目を通す。就職マニュアルからは見えないようなことをいろいろ得るところがあるはず。あと2ちゃんねる就職板まわりでもいろいろ有益なスレッドあるぞ。

企業がわから見たとき、その会社ではエッジの立ったガツガツした人が欲しそうなのか、ちょっとあれでも人間関係円満な人を求めているのか。アイディアマンが欲しそうなのか、きっちり地道な仕事する人を欲しそうなのか。企業によって、担当者によっていろんな考え方があることがわかるはず。このレベルになると、「就職活動とはこうするものだ」「エントリーシートはこう書くものだ」「面接ではこうするものだ」という万能の解決法はほとんどないと思う。マニュアル通りにしかできないひとはそれなりの評価しか受けないことになっちゃう。むずかしいですね。

あと先輩とかよく見とくことね。どういう人がどういう業種のどういう会社にどういう雇用形態で採用されているのか。自分はどのタイプに近いか。4回生はもうすぐいなくなっちゃうから、今すぐ観察すべし。

ほんとはこっからが勝負なのね。

あとこの時期企業研究はちゃんとすること。確認するけど、直接消費者に名前が届かない優良企業はたくさんある。逆に、名前は売れててもヤバい会社も大杉。NOVAとかやばいってのは去年(あ、一昨年)の夏に学生さんと話したりしてた。基本的になにやってんのかわかんない企業とか、従業員(やその親族)からな んか金まきあげようとする会社はぜんぜんだめね。内定期間のただの研修が自腹とかありえん1)就職してから、資格とるための費用の一部負担とかはOK。。学生を会社にかこいこむなら、ふつうはバイト料(けっこうよい額)払うものです。初任給は見ちゃだめ。初任給高いほどやばい。離職率とか30才の平均年収とかボーナスとか福利厚生。各種掲示板もチェック。 2ちゃんねるとかたいていゴミ情報だけど、役に立つこともあるぞ。基本的には大手をめざして、一通りいろいろ教育してもらってから転職とか考えてください。 大学出ただけじゃなにもできないんだからして2)そういう教育しちゃってごめんなさい

References   [ + ]

1. 就職してから、資格とるための費用の一部負担とかはOK。
2. そういう教育しちゃってごめんなさい

マニュアル本くらい読めや

就職活動するときに、とりあえず就職活動に関するマニュアル本を読んでみたりしてないひとは苦労します。(読んでも苦労するんですが)なにをどうするのか自分で情報集めない人は生き残れません。

そもそもそういうひとは、大学ではじめてレポート書く前に「レポートの書き方」とかって本も読まないのね。でぐしゃぐしゃなレポートを書いてしまう。

まあそういう人は、「レポートの書き方に関する本を1回は読んでおきなさいよ」と言っても読まないわけで、誰かから雷落とされるまでそのまんま。そういうひとはそれなりの人生を送ることになるんだと思います。

高校までと違って大学ではなんでも手取り足取り指示するわけじゃないし、たいていの大学教員はすべての学生に同じような関心をもっているわけではないです。学生を叱りつけたりするのはしんどいので、そこまでサービスする必要はないんじゃないかなとか思ってしまうし。高校の先生なら、とりあえず進学させるとか就職させるとかそういうはっきりした目標があるけど、大学教員にはそういう明確な目標はないのね。学生が求めるものだけ与えればよい と思ってる1)だから教員にはいろいろ要求すればよい。

一般的な大学では一つの「ゼミ」とかってのが10~20人ぐらいいるでしょうから、 そんなもん一々相手にしている余裕はない2)高校までなら教えることが決まってるので40人ぐらい扱えるけど、大学はそうじゃない。自然科学や法律関係はちょっと違うと思う。。やる気ある人はなんとか相手しようとするけど、そうじゃないひとまでおせっかいする気もない、ってのがだいたいの教員。

だいたい大学教員のほとんどは自分の各種の能力や考え方に疑問をもっているものなので、そんなもんを学生に押し付けることはできないと思って躊躇しちゃったりするしね。

 

中年おやじ教員が、いっちょまえの女子大生に「~さん、指導してあげるよ、ぐへへ」とかってのもアレだしね。

もちろんマニュアル本なんてのはたいてい平凡でつまらないことしか書いてないので、読んでも無駄だと思う人もいるでしょう。そういう人は実際に読む必要がない。

また、マニュアル本にしたがってその通りにやればなんとかなると思っているひとも平凡で、がんばってせいぜい人並にしかなれない。っていうか人並にさえなれない。最低ラインをクリアできるかどうかぐらい。マニュアル本を読んで、「まあここらへんが最低ラインなのだな」ってのをおさえて、あとは自分でいろいろ試行錯誤したり誰かから秘訣を聞きだしたり、そういうのがアレなんじゃないかな。まあ私はできませんので、学生さんにも要求する気はない。

女子大生は高校生とちがっていちおう建前として「大人」なんで、その人自身の判断を尊重したいってのもある。なにごとも自分で判断しないと判断する能力がつかないからね。

私の好きなJ.S.ミルの『自由論』という本に、次のような一節があります(あんまり好きなので、なんの授業でも1回は言及しちゃう箇所です。『自由論』は大学生なら1回は読んでください。人類最大の財産の一つです)。

認知力、判断力、なにかを見わける感覚のするどさ、精神的な活発さ、さらには道徳的な選択力といった人間的な能力は、なんらかの選択をすることによってのみ訓練される。あることをそれが通例だからする、という人は、なんの選択もしない。そういうひとは、最善のものを見分けたり、欲したりする訓練をすることができない。筋肉の力と同じように、精神的能力や道徳的能力も、使うことによってのみ向上させることができる。・・・

世間やその一部の人に、自分のライフプランをまかせてしまうひとは、猿のようなヒトマネの能力以外になにも必要としない。自分で自分のライフプランを選択するひとは、よく見るための観察力、先を見とおすための推理力と判断力、決定のための資料を収集する活動力、決定するための決断力、そしていったん決定したあとには、その自分のよくよく考えた決定を固く守り、自分をコントロールする能力を必要とする。そしてそのひと自身の判断と感情に応じて決定する行動が大きければそれだけ、 そのひとはこのような資質を必要とし、行使するのである3)あら、この最後の一文英語が難しいわ。誤訳しているかもしれない。And these qualities he requires and exercises exactly in proportion as the part of his conduct which he determines according to his own judgement and feelings is a large one.とりあえずAnd he requires and exercises these quality~がひっくりかえってるとして読んだ。。(J. S. ミル、『自由論』、第3章、江口による簡単訳)

まあなにごとも自分で考えて判断しないと、自分で考えて判断する能力が身につかない、ってわけで。「いつかもっとちゃんとしてから、自分でちゃんとしよう、それまではまあみんなと同じように」ってのではだめなんね。いつまでたっても自立できない。いちいち細々指示しなきゃならんひとは企業でも使い物にならないから、あなたの値打ちは低くなる。

まあここらへんは難しい課題ですね。私も解決できてません。

References   [ + ]

1. だから教員にはいろいろ要求すればよい。
2. 高校までなら教えることが決まってるので40人ぐらい扱えるけど、大学はそうじゃない。自然科学や法律関係はちょっと違うと思う。
3. あら、この最後の一文英語が難しいわ。誤訳しているかもしれない。And these qualities he requires and exercises exactly in proportion as the part of his conduct which he determines according to his own judgement and feelings is a large one.とりあえずAnd he requires and exercises these quality~がひっくりかえってるとして読んだ。

エントリーシート

 

今日説教したことと説教しそこねたことのメモ。

エントリーシートはねえ、やっぱり正直なのがよいと思うですよ。本気で信じてないのは読むひとが読めばわかっちゃう。まあどんな文章でもそうなんだけどね。

どういう課題にせよ、自分の「売り」を表に出すように。

「売り」はどうやって見つけるか?とりあえず大学ノートの左側に自分の短所をリストアップしてみる。いわゆる心理的性格だけに限定しない方がよい。短所はリストアップしやすい。

私の場合

  • 攻撃的
  • 怠惰
  • 平凡・通俗
  • おおざっぱ
  • 非社交的
  • 頭でっかち
  • 粘着
  • 貧乏
  • これといった特徴のない容姿
  • へたな会話
  • 喫煙者
  • アル中
  • 腹が・・・
  • 足が・・・
  • 不精ひげが
  • 頭が前の方から
  • ・・・

と山ほど続く。まあ他人と比べてどうかってことだけでよい。まじめな性格心理学とかやっているわけではないので、まずだいたい自分の考える「ふつう」の人と比べてどうか、とか適当。人間関係にも注意。これも社会心理やっているわけではないので適当。社会的属性とか家系とか、まあなんでもよいから思いつくだけ。

次に、右側に、それを友人や教師の視点からなんとかして無理してよい言葉にしてあげる。上の例を使うと

攻撃的 積極的
怠惰 あせらない
平凡・通俗 常識的
おおざっぱ おおらか
非社交的 内省的
頭でっかち 高学歴
粘着 粘り強い

自信がついたら、ほかにもよい点を列挙してみる。

  • 挨拶する
  • 実は親切
  • 笑顔のときが多い
  • 実は清潔
  • ・・・

 

さらに、こういうのは往々にしていろいろ矛盾するんで、なにとなにが矛盾しているか考えてみる。攻撃的で怠惰(積極的で、かつ、あまりあせらない)だというのはおかしいか?おかしいかなあ。どっちかだけにするか、もうちょっとつっこんで考えてみる。どんどん削っていく。残ったのが売りになるかもしれないもの。だいたいの人は売りなんかないけど、エントリーシートではあえて強く主張しないとならん(と思う)。さらに、その書いたり消したりした表全体をながめて、(略)

でまあ、だいたいとりあえず「売り」にできそうな特徴がわかってきたら、それをほんとに具体的に表すような事件や経験を思いだす。このエピソードを思いつけるかどうかが本当に勝負。なるべくおもしろいもの、笑えるものがよいが、とにかく具体的に細部を思いだす。

体育会系やボランティアやめずらしいバイトしてた人はいろいろ書くことがあるけど、なにもしてなかった人は書くことを見つけるのが難しい。それはしょうがないので、それなりに工夫する。

あれ、上のはやっぱり性格特性ばっかりでこれじゃだめだ。でもこういうのはあんまり具体的に書くと値打ちがなくなるので、考えてることぜんぶは書きません。

まあでも実は、エントリシートはちゃんとした形式の文章が書ければそれだけで 落とされることはありません*1。誰かに見てもらってチェックすること。

*1:でもおそらく面接にあたって面接者の興味をひくことはできます。