ソウル/R&Bと私 (3) 学部時代は地味なジャズマニアだったからあんまり関係なかった

大学入ってもまあ同じようなもんですね。

MTVを見るようになったのが大きかったかな。マイケルジャクソン、プリンス、マドンナの時代。マイケルジャクソンはあれだったけどプリンス様は本当によく聞いた。バイト先のゲームセンターの有線でもかかりっぱなしで、特にLittle Red Corvetteが好きでねえ。大音量にしてました。まあプリンス様とマドンナについてはまた別に。

2回生のおわりぐらいからジャズ喫茶でバイトはじめて、まあふつうに古典ジャズ聞く。ウィントンマルサリスが出はじめたころ。白人フュージョンは悪いもの、みたいな感じ。まあ黒人音楽ではあるけど、いわゆるソウル/R&Bってのではない。でもまあ音楽は黒人の方が偉いという思想はしっかり身につける。偏見。

パブみたいなところ行くとブラコン全盛。ここらへんから「ブラコン」という形で意識しはじめるんかな。こういう音楽が「カフェバー」とかで流れているらしい、みたいなので行きたかったけど怖くて入れなかったのは笑える。銀閣寺道のあたりになんか有名なんあったんですよね。でもほんとにイカニモ京大生ってやつだったしねえ。入口のネオンにあこがれる年頃。

1980年の曲ですか。王道コード進行ですがすばらしい曲だよな。ビルウィザーズ先生やラルフマクドナルド先生の名前はあんまり知らんかったと思う。とにかく情報がなかったの。
グローバー・ワシントン先生はサックスの人だし、まあこういうのもけっこうそのジャズ喫茶にもあったんですが、その時期はそういうのはあんまりかけちゃいけないことになっていた。でもお客がいない間にいろいろレコード発掘していて好きだったのがこれ。ロバータ・フラック先生。これは抑制している感じが真っ黒でかっこいい。ロック系統の解放された感じとはぜんぜん違いますね。1970年の音楽ですか。

ニーナ・シモン先生はブラコンじゃないけどHere Comes the Sunってカバーアルバムが好きでよく聞いてました。1971年のアルバム。

これ某ジャズスナックみたいなところで、このレコードがかかると閉店、「お帰りの音楽」になっててもうほんとによく聞いた。まあ和田アキ子先生みたいな感じでもあるけど、これはボブディランのオリジナルをはるかに凌駕してますよね。そのエッセンスだけとりだしてぜんぜん違う音楽にしちゃってる。深い。いつ聞いても泣ける。ジャズ喫茶で大量のジャズ聞きながら、歌物も白人ロックとかニューウェーブとかよりこういうのの方がいいなあ、みたいなふうになっていく。

シャーデーとかもそういうものとして聞いてた。1984年。いま聞いてもおしゃれだなあ。

なんかディスコとかパブとかカフェバーとかそういうところに行くとこういう音楽で踊ったりできるぽいので行きたかったけど行けない男。なんかこのころ大学生とかもスーツとか流行ってたんだけど、服もってなかったしねえ。ゲームセンターの店先に立ちながら、スーツ大学生とボディコン女子大生を見ながら悔し涙、みたいな。ほんとにあれだ。

5回生ぐらいだとテディ・ペンダーグラスとかも聞いてたな。これは1988年ですか。まあ宅録マーヴィン・ゲイ先生の影響下でのコンテンポラリーなソウル、ですわね。

まあ学部時代はジャズの時代。ブラコンは好きなんだけど本格的に探求するってわけではなかった。

もう1曲ぐらい。今では誰も知らない人だけど、よく聞いてた。まあプリンス影響下。これも1988年か。

ソウル/R&Bと私 (2) 高3ぐらいはブリティッシュだったみたい

高校生のころにはMTV番組をやりはじめてたと思うんだけど、田舎ぐらしで、民放テレビも2局しかなくてMTVやってなかった。情報源はNHK FMぐらいだったんよね。民放FMもなかったし。だからすごい情報が限られてた。まあ渋谷陽一先生にはお世話になった。あのころの田舎の高校生はみんな渋谷先生の番組にかじりついてたと思う。

高3のときにはデビッド・ボウイのレッツダンスがはやって、プロデュースはChicのナイルロジャースだ、みたいな紹介がされたけどChic知らなかった気がする。でもこのアルバムはいまだに好きっすね。ロジャース先生のカッティング切れ切れだし。ただドラムはオマー・ハキム先生が叩いてるやつの方が好きかも。ついでにスティーブレイヴォーン先生もおしえてもらった。しびれた。
ロキシー・ミュージックのAvalonにもはまって、ドラムはスライ&ファミリーストンのアンディ・ニューマークだぜ、と言われてもスライもよく知らなかったような。このアルバムもいまだに好き。B面の構成がいいんよね。
The Jamのポールウェラーはモータウンのファンなのだ、とか言われてもそれもよくわかってない。Jamはそれほどよくなかった。特にこの曲は、ウェラー先生やりたいことをベースの人ができてない感じがする。だから解散したんだろう、みたいな。やっぱりモータウンな感じだったらもっとベースを歯切れよくミュートしないと。
それよりちょっとまえ、ホール&オーツの音はかっこいいと思ってた。ブルーアイドソウルとかって言われててね。でもCDは買わなかったな。なんでだろう。

まあここらへん思いだしてみると音楽的趣味としてはほんとうに平凡ですわね。黒人音楽のエッセンスをつかったブリティッシュニューウェーブ、みたいな傾向。ソウルまでの距離はかなりある。

ソウル/R&Bと私 (1) めざめ

ソウル入門、みたいなのはそういうの書けるほど知らないから自分話をしよう。

まあ小学生のころから音楽は好きだったわけですが、黒人音楽というのものにはあんまり関係なかった。中学生のときも基本的にはクラシック少年でマーラーとか聞いてたんですよね。

洋楽自体は小学生のころにBeutiful Sundayってののレコード従兄弟がもっててすごい何回も聞いたおぼえがあるけど、これは黒人音楽と関係ないのでいいや。あとは中2〜3のころはビートルズ聞いたりしてたけどこれも黒人じゃない。

ただ強く記憶に残っているのがビージーズですね。小学6年生か中学生ぐらい。特にStayin’ Aliveって曲が好きで。

この若干ミュートしたギターの音がかっこいいなあ、みたいな。チッ「チキ」って拍のウラ刻んでる感じがいいですね。この拍の裏で踵をアップさせられる感じが好き。でもちろんビージーズは黒人じゃないけど、当時流行のディスコサウンドですね。1977年かあ。洋楽を意識しはじめたんのはこのころかなあ。

あ、ロッドスチュワートのこの曲もすごく好き。ベースがコッコココッコッコココッコいわゆるインディアン。これは簡単そうで非常に難しい。私はできません。1978年。

ストーンズのMiss Youも好きだけど、こっちはもっとあとになってから知ったと思う。これも1978年。つまり私はディスコ音楽が席巻するなかで中学生活をはじめたわけです。

吹奏楽で「ディスコ・キッド」っていう有名曲があって、何回か聞いてこれもかっこいいと思ってた。でもいま聞くとダサい。1977年の吹奏楽コンクルール課題曲ですね。でも1回演奏してみたかった。

でもディスコサウンド、みたいなのはずっと好きだったんじゃないかな。中学生のときにはじめてドラムセット触ったんだけど、8より16のリズムを練習するのが好きだった。

それが黒人音楽である、っていうのを強烈に意識したのはおそらくクインシージョーンズ先生の「愛のコリーダ」だとおもう。

これはかっこいいねえ。もうベースがよすぎる。スラップベース開祖の一人、ルイスジョンソン先生。基本的にディスコサウンドというのはドラムとベースを聞くものですね。ベースはロックだとベベベベって感じで鳴らしっぱなしになるのですが、ソウル/ディスコだと必ず切る。長くのばさない。その音の切れるタイミングや、音のない空白によってノせるわけですね。

あとこの曲は吹奏楽とかでもカバーするのが流行ったんですよね。

もう一曲Stuff Like That。

ドラムはスティーブガッド先生だったかな。

高校生のころになるとツェッペリンとかフーとかのロック系統を聞くようになるけど、黒人系統にはあんまり進まなかった。ツェッペリンのブルース(Lemon Songとか)はかっこいいと思ってたけどそっちにも進まず。

「ソウル」っていうとサム・クックとかオーティス・レディングとかウィルソン・ピケットとか、なんかアトランティックレコードとかで、これは私の好みではなかった。こう、リズムもハーモニーも洗練されてない。

汗くさすぎるというか。いま考えれば、1980年代に60年代ソウル聞いてもしょうがないですよね。田舎だったんで情報がなくてねえ。特に黒人系は『ロッキノン』とか読んでもわからないし、FMでも流れないし。黒人音楽とはブルースだ、みたいな印象だった。ブルースとソウル/ディスコは関係ないぞ!ていうかサザンソウルもドブルースはいまだにあんまり好きじゃない。コードにテンション入ってないとだめなんよ。ビートは16じゃないといやなの! エイトビートはかっこわるいの!

もっぱらジャズ/フュージョン聞いてた。

ダイアナロスのAin't No Mountain High Enough

前に1回Ain’t No Mountain High Enoughという名曲について書いた気がします。好きなんす。「困ったら呼んでね、どんな山でも越えていくわ」。名曲すぎる。

この曲は上のマーヴィンゲイとタミーティレルのやつがオリジナル(作曲はアシュフォード&シンプソン)ですが、もう一つダイアナ・ロスがソロになったときのバージョンも有名なんすよね。

このバージョンもよくできてるなあと思います。調子おかしいときにiPhoneのシャッフルとかでうっかり聞いてしまうと本気で泣かされたりしますね。作曲はAshford & Simpsonという有名コンビ。でもこれカバーっていうか「これ本当に同じ曲なん?パクリっしょ」って感じですよね。歌詞ちがうし。同じなのはサビのところだけじゃん。

このダイアナバージョンのすごいところは、ほとんどセリフでなにも歌ってないんですよね。ずっとほんとど語りだけで、歌はほとんどコーラスにまかるか、歌詞歌わずにメロディー示すだけ。そしてタメにタメまくってから「Ain’t No Mountain hight enough、Nothing can keep me、keep me from you」て爆発する感じ。

すばらしい。この「困ったらいつでも呼んでね」系のラブソングというのは、あんまりルックスがすぐれない人でもがんばれる口説きですわね。愛ってのは性欲ではなく永遠に離れない契約であり繋りだ!みたいな。ネットゲームとかやってる気になるあの子に紹介したらどうか。

これ上のYoutubeのバージョンでは2回くりかえしてますが、ふつうのベスト盤とかに入ってるのでは1回だけすぐホーンとかの間奏に入っていて、そっちの方がきりつめられていて効果的だと思いますね。「どんな山も高すぎないわ」っていうの、何回も繰り返すより1回だけの方が本気度が高い感じ。んでこのサビ歌ったらいきなり調子の変えた間奏に入って語りとかなにもなしで最後まで一直線、という構成がいいっすね。上のマーヴィンとタミーのバージョンは別の人がプロデュースしたみたいだけど、このダイアナのバージョンは作曲者たち自身がプロデュースしてますね。だからこんな過激なアレンジにできたんだと思う。

印象的な半音下降のクリシエつかったベースラインは、ジェームズジェマーソン先生というベーシストの名演の一つとして有名ですが、ジェマーソン先生が作ったというよりは作曲者たちの最初からの指定なんかもしれないですね。あれがないとなんかこの曲じゃなくなっちゃうし。もうマーヴィンのバージョンもダイアナのバージョンもベースがすばらしすぎる。スティーヴィー・ワンダーがジェマーソンのベースについて、「彼はベースをいう楽器を僕に見えるようにしてくれた」みたいな言葉を残していると思うんですが、ほんとにそういう感じ。非常に有名なので、楽譜と演奏つきで解説してくれているページがあります。

http://jamersonanalysed.blogspot.jp/2012/02/aint-no-mountain-high-enough-marvin.html

作曲者コンビのも勉強しておきましょう。基本的にマーヴィン・タミーのアレンジ。ダイアナのは特殊ですね。

あとこの曲はポジティブな内容がコーラスとかにのりやすいですね。youtubeにいろんなバージョンがあります。

アニーはパンツ履いてない

エリカ・バドゥ先生のAnnie don’t wear no pantiesっていう名曲があって、youtubeとか見てるとけっこうカバーされますね。

オリジナルはこれかな? 実はCDには収録されてないんじゃないかな。

とにかくかっこよすぎますなあ。もう「パンツ履いてない」って歌ってるだけ。バドゥ先生の体の動きがセクシーでこの種のファンク音楽と性的なあれが密接に結びついているのを感じますね。

ボーカルにもドラムにもベースにも魅力的な曲です。ボーカルに魅力があってベースがうまいなら少人数でも演奏効果があがる曲。アマチュアの人も(自分たちなりに弾くだけなら)やりやすい。実は私はアマチュアの(時に不完全な)音楽を聞くのが好きで、まあyoutubeとかでそういうビデオが見えるようになって非常によいですな。

まあやはり基本は黒人の黒人らしいふくよか系の人にやってほしい。

白人の人がすると別の魅力が出てきます。

これはブルガリアの人かな。このルックスでやると、ほぼ完コピでもまた黒人主流正統派とはまたちがった魅力が生じる。

バドゥ先生たちが開発したファンク王道みたいなののエロティシズムから、それに影響されて別のエロが発生してくる、こういう影響関係みたいなのはおもしろいです。

それにまあ音楽の聴取にルックスとか表情とかパフォーマンスとかが与える影響はすごく大きいです。性の商品化はすばらしいですね。

Al Johnson、R. Kelly、富田ラボfeat.ハナレグミ

Al Johnsonって人のI’ve got my second windって曲が好きなんす。

コンピレーションに入ってたのでどんな人かぜんぜん知らんのですがね。
こういう分厚い9thとか入ってる音が好きでしょうがない。ドラムのドチー、ドチーがいいですよね。ハイハット開かれるとシビれる人間が世の中にはいるのです。

このタイプの音は昔から好きだったんですが、本気で好きになったのはR. Kelly先生の Thank God, It’s FridayのインコグニトMixですかね。これジョンソン先生のサンプリングしてるのかなあ。いや聞きなおしてみると違うな。

とにかくドラムが素敵な音楽はたまらんです。フィルイン大好き。

富田ラボの人とかハナレグミとかもおそらくこういうの好きでしょうがないんですよね。私も1曲でいいからこういう音を録音してみたいです。

チャックベリー先生のロックンロール革命について

ロックンロールについてもいちおう見ておきたいところっすね。

このジャンルはもうチャックベリー先生が一人で作ったようなもんですわね。
ブルース進行はブルースマンたちからパクル。ベースの進行は基本的にブルースと同じだけど、ドラムはぜんぜん違うタテノリの8thフィール。ブルースだとハネてスイングしてるけど、ロックンロールはハネないでストレート。スピード感がぜんぜんちがいますよね。そしてギターもハネないで打楽器みたいにひきまくる。これでできあがりっす。元気だすためにテンポも上げるよ。こういう音楽的なポイントについては、映画バックトゥーザフューチャーのロックンロール誕生のところで主人公によって説明されてましたね。

メロディーラインも、ブルースだと上から下に落ちてくるわけですが、ロックンロールだと下らない。同じあたりでタタタタタタタって歌うことによってスピード感と重力に反している感じを出す。フレーズの最後も上にあがって一区切りしている。ブルースは重力で落ちてくるんすわ。元気がない。それじゃだめだ、ってわけす。

歌詞がなんといってもあたらしい。「ぼくは手紙を書くつもりだよ、ぼくは手紙を書くつもりだよ、ラジオDJにリクエストするんだ」とかくりかえすと古すぎるし元気がない。それじゃブルースな感じになって、朝起きたら生きているのがいやになる。

「ぼくは手紙を書くんだよ、DJさんにメールするんだ、すごいレコードで、ジョッキーに流してほしいんだ、ロールオーバーザベートベン、もう1回聞きたいんだ」と1コーラスにたくさん流しこむ。ブルースマンのように寡黙じゃなくておしゃべり。これが若者の音楽だ!って感じ。

の曲は自己言及的なんよね。DJにかけてもらう曲はまさにこの曲なわけで、「この曲をDJにリクエストするんだ」みたいななんかエッシャーの騙し絵とかそういうう感じ。この自己言及するってのは実は以降のロック音楽でときどき使われるギミックでもあります。

そしてもう何回もくりかえされる「ロルオバベトーベン!」この「リフ」(リフレイン、くりかえし)がロック。1957年ぐらいですか。

しかしすぐに白人様にパクられます。

こうなると、メロディーラインはもうむしろ上に向ってる。ブルースの形式だけもらってもうブルースではない。むしろ躁病を感じる。

プレスリーかわいいっすね。引退してから世界各国を旅行していて、最近も八坂神社のあたりのスタバで見かけられたとかっていう話です。

と思ったけど、あれ、ここらへん先後関係どうなってんのかな。あれれ?あ、Roll Over Beethovenは1956なのか。まあ黒人が作った音楽を白人様がカバーしてテレビに出てたりしてたわけですね。なんだかなあ。

ジャズ入門(23) ジャズのブルースはブルースのブルースとは違うよ

エブリデイ毎日私はブルースをもっています。

毎日エブリデイブルースをもっています。
もし私がなんか心配しているように見えたら、実はそれは貴方をうしないたくないからなのです。
というわけでブルースですな。形式的にはAABって形になってて、非常に単純ですがすばらしく効果的な形式でね。たった12小節に起承転結が入っておりまして、なんどでもくりかえせます。コードも普通は3つぐらいしか使わない。
| Bb7 | Bb7 |Bb7 | Bb7 |
| Eb7| Eb7| Bb7 | Bb7 |
| F7 | Eb7 | Bb7 | Bb7 |
こんな感じ。5小節目のところと、8小節目から9小節目のところがV-IVってなってて西洋音楽とは違った快を感じるようになってますなあ。
しかしこれではジャズにならんのです。ジャズにするには、前に書いたようにリズムを2、3種類いっしょに鳴らして、さらにコード進行を複雑にする必要があります。
チャーリーパーカー先生のNow’s the Timeっていう有名な曲だとこんな感じ。

この曲はパーカーの曲の中では異常に例外的に簡単なメロディーというかリフでできてて、あんまりジャズな曲ではありませんが、コード進行はこんな感じになってるはずです。

| F7 | Bb7 | F7 | Cm7 F7 |
| Bb7 | Bdim7 | F7 | (Am7) D7|
| Gm7 | C7 | F7 D7 | Gm7 C7 |

Cool Struttin’ とかも同じ進行ですね。

ちょっと違いますがRed GarlandのやってるエリントンのC Jam Bluesだとこんな感じ。

| C | F7 | C | Gm7 C7|
| F7 | F#dim7 | C | Em7 A7 |
| Dm7 | G7| C A7 | Dm7 G7 |
実は上の曲のを移調しただけなんです。ははは。

でまあ、こういうジャズブルースのどこが聞きどころなのかというと、B.B.キング先生なんかのブルースにないところ、つまり細かく分けたII-VのところCm7-F7とかGm7-C7とかのところが聞きどころなんですね。このツーファイブに入れかえることによってジャズになっておるわけです。II-V入れるために、ブルースマンのブルースで快感だった9〜10小節目のV-IVの進行がII-Vに置き換えられてしまってますが、それはそれで気持ちがよい、こっちの方が頭よさそうだ、というわけです。あと私がジャズ聞きはじめたころは、11〜12小節目の和音が移動して次のコーラスに入るところが好きでしたね。こういう部分をターンアラウンドっていってジャズミュージシャンがいろいろ凝ったりするところです。独特の気持ちよさがありますよね。これもII-Vがもろに出てくるところで、けっきょくこれがジャズ(バップ〜ハードバップ)の音なんですわ。

まあこういうの面倒だという人は、BBキング先生のを大音量にてギターを歪ませて弾いてしまうという手もあります。それはそれで気持ちいい。

私は煙草をやめることができせん。

レモンをしぼりますしぼります。汁がしたたるまでしぼるのです。

こういうベースライン曲のが好きでねー。まあこの曲はあんまり有名じゃないけど、ツェッペリンの最高の演奏の一つだと思いますね。ドラム、ベース、ギター、ボーカルが勝手にやりつつ一体となってインタラクションしている。私はギター聞かないでベース聞いてますね。ジョンポールジョーンズ先生は偉いのです。ベースだけでご飯3杯ぐらい食べられますね。モータウンあたりのベースパターンから来てるんだろうし、曲の雰囲気やフォーマットはジミヘンやクリーム(エリッククラプトンがいたバンド)のパクリなんですが、まあとにかくすばらしい。

まあロックブルースは気持ちがいいですね。いい勝負、というよりロックの勝ちでしょう。あと私けっきょくドブルースはよくわからんです。ははは。

黒人音楽と私

学部生のころにプリンス様はライブ聞きに行ってるんだわ。アラウンドザワールドツアーんときかな。でも座席が大阪城ホールの一番上で、そのときはあんまり楽しめなかった。

だいたいジャズのレコードとか買ってたわけだ。ジャズ喫茶の先輩の車に乗せてもらってるときにプリンス様のLovesexyのAlphabet Streetをかけてて、ギターのカッティングにシビれた。あれはすごい。「これなんですか?」「プリンスの新譜」みたいな。あ、この時点ですでにCDになってるね。とにかくこれでプリンス様にはまる。スライを知ったのもこのころかな。Family Affairがラジオで流れててシビれた。

Lovesexyツアーも見に行ったけど、これはすごかったわ。もう私の人生最高のライブかも。

しかし本当にファンクにはまりはじめるのはもっと遅くて、D2ぐらいのときじゃないかと思う。お金ないからTSUTAYAから適当に借りてきてコピーしていたカセットのなかにMothershipコネクションがはいってて、あれのP-Funk (wants you to get up)にシビれた。こんなんあるんか!知らなかった!みたいな。んでP-Funkにはまる。これ90年ぐらいだわね。

そのあとはR.Kellyにはまったりまあいろいろ。つらいOD生活の学習塾への通勤電車のなかでBootsy CollinsのF-encounterよく聞いてたのは覚えてる。I need a job!って頭のなかで叫んでたなあ。

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