マニュアル本くらい読めや

就職活動するときに、とりあえず就職活動に関するマニュアル本を読んでみたりしてないひとは苦労します。(読んでも苦労するんですが)なにをどうするのか自分で情報集めない人は生き残れません。

そもそもそういうひとは、大学ではじめてレポート書く前に「レポートの書き方」とかって本も読まないのね。でぐしゃぐしゃなレポートを書いてしまう。

まあそういう人は、「レポートの書き方に関する本を1回は読んでおきなさいよ」と言っても読まないわけで、誰かから雷落とされるまでそのまんま。そういうひとはそれなりの人生を送ることになるんだと思います。

高校までと違って大学ではなんでも手取り足取り指示するわけじゃないし、たいていの大学教員はすべての学生に同じような関心をもっているわけではないです。学生を叱りつけたりするのはしんどいので、そこまでサービスする必要はないんじゃないかなとか思ってしまうし。高校の先生なら、とりあえず進学させるとか就職させるとかそういうはっきりした目標があるけど、大学教員にはそういう明確な目標はないのね。学生が求めるものだけ与えればよい と思ってる1)だから教員にはいろいろ要求すればよい。

一般的な大学では一つの「ゼミ」とかってのが10~20人ぐらいいるでしょうから、 そんなもん一々相手にしている余裕はない2)高校までなら教えることが決まってるので40人ぐらい扱えるけど、大学はそうじゃない。自然科学や法律関係はちょっと違うと思う。。やる気ある人はなんとか相手しようとするけど、そうじゃないひとまでおせっかいする気もない、ってのがだいたいの教員。

だいたい大学教員のほとんどは自分の各種の能力や考え方に疑問をもっているものなので、そんなもんを学生に押し付けることはできないと思って躊躇しちゃったりするしね。

中年おやじ教員が、いっちょまえの女子大生に「~さん、指導してあげるよ、ぐへへ」とかってのもアレだしね。

もちろんマニュアル本なんてのはたいてい平凡でつまらないことしか書いてないので、読んでも無駄だと思う人もいるでしょう。そういう人は実際に読む必要がない。

また、マニュアル本にしたがってその通りにやればなんとかなると思っているひとも平凡で、がんばってせいぜい人並にしかなれない。っていうか人並にさえなれない。最低ラインをクリアできるかどうかぐらい。マニュアル本を読んで、「まあここらへんが最低ラインなのだな」ってのをおさえて、あとは自分でいろいろ試行錯誤したり誰かから秘訣を聞きだしたり、そういうのがアレなんじゃないかな。まあ私はできませんので、学生さんにも要求する気はない。

女子大生は高校生とちがっていちおう建前として「大人」なんで、その人自身の判断を尊重したいってのもある。なにごとも自分で判断しないと判断する能力がつかないからね。

私の好きなJ.S.ミルの『自由論』という本に、次のような一節があります(あんまり好きなので、なんの授業でも1回は言及しちゃう箇所です。『自由論』は大学生なら1回は読んでください。人類最大の財産の一つです)。

認知力、判断力、なにかを見わける感覚のするどさ、精神的な活発さ、さらには道徳的な選択力といった人間的な能力は、なんらかの選択をすることによってのみ訓練される。あることをそれが通例だからする、という人は、なんの選択もしない。そういうひとは、最善のものを見分けたり、欲したりする訓練をすることができない。筋肉の力と同じように、精神的能力や道徳的能力も、使うことによってのみ向上させることができる。・・・

世間やその一部の人に、自分のライフプランをまかせてしまうひとは、猿のようなヒトマネの能力以外になにも必要としない。自分で自分のライフプランを選択するひとは、よく見るための観察力、先を見とおすための推理力と判断力、決定のための資料を収集する活動力、決定するための決断力、そしていったん決定したあとには、その自分のよくよく考えた決定を固く守り、自分をコントロールする能力を必要とする。そしてそのひと自身の判断と感情に応じて決定する行動が大きければそれだけ、 そのひとはこのような資質を必要とし、行使するのである3)あら、この最後の一文英語が難しいわ。誤訳しているかもしれない。And these qualities he requires and exercises exactly in proportion as the part of his conduct which he determines according to his own judgement and feelings is a large one.とりあえずAnd he requires and exercises these quality~がひっくりかえってるとして読んだ。。(J. S. ミル、『自由論』、第3章、江口による簡単訳)

まあなにごとも自分で考えて判断しないと、自分で考えて判断する能力が身につかない、ってわけで。「いつかもっとちゃんとしてから、自分でちゃんとしよう、それまではまあみんなと同じように」ってのではだめなんね。いつまでたっても自立できない。いちいち細々指示しなきゃならんひとは企業でも使い物にならないから、あなたの値打ちは低くなる。

まあここらへんは難しい課題ですね。私も解決できてません。

References[ + ]

1. だから教員にはいろいろ要求すればよい。
2. 高校までなら教えることが決まってるので40人ぐらい扱えるけど、大学はそうじゃない。自然科学や法律関係はちょっと違うと思う。
3. あら、この最後の一文英語が難しいわ。誤訳しているかもしれない。And these qualities he requires and exercises exactly in proportion as the part of his conduct which he determines according to his own judgement and feelings is a large one.とりあえずAnd he requires and exercises these quality~がひっくりかえってるとして読んだ。

エントリーシート

今日説教したことと説教しそこねたことのメモ。

エントリーシートはねえ、やっぱり正直なのがよいと思うですよ。本気で信じてないのは読むひとが読めばわかっちゃう。まあどんな文章でもそうなんだけどね。

どういう課題にせよ、自分の「売り」を表に出すように。

「売り」はどうやって見つけるか?とりあえず大学ノートの左側に自分の短所をリストアップしてみる。いわゆる心理的性格だけに限定しない方がよい。短所はリストアップしやすい。

私の場合

  • 攻撃的
  • 怠惰
  • 平凡・通俗
  • おおざっぱ
  • 非社交的
  • 頭でっかち
  • 粘着
  • 貧乏
  • これといった特徴のない容姿
  • へたな会話
  • 喫煙者
  • アル中
  • 腹が・・・
  • 足が・・・
  • 不精ひげが
  • 頭が前の方から
  • ・・・

と山ほど続く。まあ他人と比べてどうかってことだけでよい。まじめな性格心理学とかやっているわけではないので、まずだいたい自分の考える「ふつう」の人と比べてどうか、とか適当。人間関係にも注意。これも社会心理やっているわけではないので適当。社会的属性とか家系とか、まあなんでもよいから思いつくだけ。

次に、右側に、それを友人や教師の視点からなんとかして無理してよい言葉にしてあげる。上の例を使うと

攻撃的 積極的
怠惰 あせらない
平凡・通俗 常識的
おおざっぱ おおらか
非社交的 内省的
頭でっかち 高学歴
粘着 粘り強い

自信がついたら、ほかにもよい点を列挙してみる。

  • 挨拶する
  • 実は親切
  • 笑顔のときが多い
  • 実は清潔
  • ・・・

さらに、こういうのは往々にしていろいろ矛盾するんで、なにとなにが矛盾しているか考えてみる。攻撃的で怠惰(積極的で、かつ、あまりあせらない)だというのはおかしいか?おかしいかなあ。どっちかだけにするか、もうちょっとつっこんで考えてみる。どんどん削っていく。残ったのが売りになるかもしれないもの。だいたいの人は売りなんかないけど、エントリーシートではあえて強く主張しないとならん(と思う)。さらに、その書いたり消したりした表全体をながめて、(略)

でまあ、だいたいとりあえず「売り」にできそうな特徴がわかってきたら、それをほんとに具体的に表すような事件や経験を思いだす。このエピソードを思いつけるかどうかが本当に勝負。なるべくおもしろいもの、笑えるものがよいが、とにかく具体的に細部を思いだす。

体育会系やボランティアやめずらしいバイトしてた人はいろいろ書くことがあるけど、なにもしてなかった人は書くことを見つけるのが難しい。それはしょうがないので、それなりに工夫する。

あれ、上のはやっぱり性格特性ばっかりでこれじゃだめだ。でもこういうのはあんまり具体的に書くと値打ちがなくなるので、考えてることぜんぶは書きません。

まあでも実は、エントリシートはちゃんとした形式の文章が書ければそれだけで 落とされることはありません*1。誰かに見てもらってチェックすること。

*1:でもおそらく面接にあたって面接者の興味をひくことはできます。

女子大生のおごられ方について

女子大生がそれほど親しくない人(びと)とコンパやデートをするときの金勘定というのは非常に難しいものがあると思います。

女子大生の一部には、「勘定は男性が払って当然」という意識を持っている人がいるようですが、これは非常に危険です。(あまり政治的に正しくありませんが、私自身は各種の男性による性暴力の一因になっているのではないかと疑っています。)

一般に、大学生どうしでは、収入にたいした違いはないと思われます。大学生3回生男子で、一月に自由になるお金は3~5万円ではないでしょうか(それくらいあればけっこう裕福)。それでも1万円は男性にとってかなりの大金です。そのうちの1万円をデートにつかうとなれば、男子学生としてはかなりの投資です。投資に対しては見返りを求めるのが人間というものだと思います。

「コンパの時にワリカンだった!」とか怒っている人がいますが、これは非常に危険です。なぜ合コンのときに、男性が女性より多く支払う必要があるのでしょうか?

もしあなたがデートに1万円使われているのであれば、あなたはそれだけの価値があると思われているわけで、その価値がなんであるのかを考える必要があります。

「私(たち)のようにかわいい女の子がつきあっているのだから?」あなたにそれほどの愛嬌があるでしょうか。あなたは彼(ら)が支払うほど彼(ら)をよい気分にしているでしょうか。

私の思うところ、男性が女性よりも多く払う場合、以下のような

動機が考えられます。それぞれ考えてみましょう。

  1. 消費の差
  2. 経済力の差
  3. おごりあいによる親和
  4. 好意・敬意の表明
  5. 経済力の誇示
  6. 貸し・経済力による支配

消費の差

そりゃ俺(ら)の方がたくさん飲み食いしてんだから、そんだけ払う当然だよ。

これはあんまり問題ないですね。まあ男の子の方が飲み食いするだろうし、あんまり飲まない人が底無しに飲む人と同じ払いってのもあれですよね。そういうことを考えすぎるのはアレだと思いますが。たとえばコンパなら男の子3000円、女の子2500円とかってのはよいかも。

おごりあい

しばしば、男性どうしは「おごりあい」をします。「ここは私がもちますから」「んじゃ次の店は私が」とかってやつ。これはなかなかよいシステムで、そうやってあまり細かいことを勘定せずに払いあうことで、親睦を深めます。

経済力の差

もっといい店行きたいし、それくらい軽く払えます。ついてくればよろしい。

これはちょっと微妙になります。まあこういう形でたまにおごってもらうのは悪くないと思いますが、男女一対一の場合は下の「経済力の誇示」に近くなるでしょう。

好意・敬意の表明

あなたのような方に同席していただくだけで私は光栄ですので、せめて勘定はわたしめが致します。

どうかな。

経済力の誇示

俺は金を持っている。それはお前(ら)にも素敵に見えるはずだ。

かなり危険になってきます。たしかに経済力は男の魅力の一部のようです。お金や権力をもっている男性は素敵に見えるらしいですね。

米国のキッシンジャー元国務長官は、「権力は媚薬だ」と言ったとか言わないとか。

貸し・経済力による支配

俺が払うんだからグダグダ言うな。俺の酒が飲めねえってのか?

世代間倫理

私が若かったときに先輩におごってもらったから、後輩にはおごらなきゃ。

(続くっていうかまだ書きかけ)

アルバイトに注意

新聞の折込広告にこんなのがはいってました。

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(東京都新宿区大久保の業者)

すごいですね。女子大生がこういうのに応募しちゃうとたいへんなことになるかもしれません。 「ラフなお仕事」ってのはどういう仕事なんだかな。世の中に、うまい話、おいしい話はありません。