ビートルズ Anthology DVD

Anthology [DVD] [Import]

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を1日1話ずつ観賞している。ビートルズって(それ以降のバンドと比べると)演奏力はそれほどないと思っていたような気がするが、こうして最初期から聞いてみるとたいしたものなのだな。なんといっても、同じことを常に同じようにできるというのがすごい。リンゴの「ツアーやってるとプレイが荒くなってだめだ」とかっていう発言にもミュージシャンシップを感じる。編集でドラムの音がよくなってるのも印象の変化に関係あるかも。それにジョージ・マーチンの存在の大きさも感じる。彼がいなかったらビートルズは私の好きなビートルズではなかった。知らないテイクや映像も満載でおすすめ。

もちろんビートルズの曲は大半を歌えると思うが、復習のために「ビートルズ歌本」が欲しくなったな。

むかしやったヘタなカバーもどきは

http://www.yonosuke.net/yonosuke/help20031123.mp3

http://www.yonosuke.net/yonosuke/nemui.mp3

そういやはじめてのステージはビートルズのコピバンだったな。

好きな音楽 Led Zeppelin DVD

見るテレビ番組がないので、ひさしぶりにひっぱり出してきて観賞。

頭の”We’re gonna groove”→”I can’t quit you baby”が猛烈にかっこいい。

やっぱりギターロックはいいよなあ。

ジミー・ペイジのギターがあらっぱいのは当然として、ジョンポールジョーンズのベースプレイもリズムがルーズでちょっとアレなのだが、そこらへんがゼッペリンなわけだ。というか、このバンドをただのハードロック/ヘビメタバンドと違うバンドにしているのは、ジョーンズの手数の多いファンキー風味(モータウン風味?)のベースなのだなあ。

『その音楽の作者とは誰か』

著作権まわりとか興味があって買ったのだが、難しくて私の頭ではほとんど理解できない。学者というのはむずかしいことを考えるものだ。(博士論文らしいから一般人向けじゃないのだな)

ポピュラー音楽において一つの「作品」であるとはどういうことかってのはおもしろい問題だと思うのだが、けっきょくどういうものが「作品」であるのかがわからなかった。タイプとかトークンとかインスタンスとかメガタイプとか、あるいはバルトやフーコーの議論とか、この本の難しい議論が、なにを作品とみなすかってことについてなにか理解を深めてくれるようなものなのだろうか。

私自身はポピュラー音楽で、楽譜に記譜されるようなもの(コード進行、リフ、リズムパターン、メロディーの断片など)は単なる「アイディア」でしかなくて、「表現」ってのは実際の演奏やレコードに固定された音源そのもの、歌詞カードに固定された歌詞ていどしかないんじゃないかと思うのだが、そういう浅薄な理解ではだめなんだろう。

ところでそもそも、こういう研究は従来の書物っていうメディアではうまくいかないような気がするな。実音がないと迫力がない。このひとは楽曲を~~といじった、とかって記述を何十行も読んでもさっぱりおもしろくない。いっそ、CDやDVDで出版したらどうか。あるいはネット使うか。

好きなCD Roberta Flack / Nina Simone

Chapter Two

Chapter Two

ロバータ・フラックの名盤。1曲目の”Reverend Lee”が黒くてかっこいい。アップテンポでなくても、シャウトしなくても黒さは出せる。Let it be Meや

“Just like a woman”も猛烈によい。

ヒア・カムズ・ザ・サン

ヒア・カムズ・ザ・サン

“Just like a woman”といえばこのCD。もう泣くほどよい。黒人音楽好きでこのCDを聞かずに死ぬことなかれ。

プリンス関連作品

Child of the Sun

Child of the Sun

もちろん私はプリンス様の音楽が大好きで、神のようにあがめているのだが、プリンス様の音楽について語りはじめるとどうにもまとまらないので好きなプロデュース作品ということももと妻のMayteのChild of the Sun。なんといっても2曲目の”In Your Gracious Name”が猛烈によい。これと同じくらいよい曲ってのはプリンス様の曲でも思いうかべるのが難しいほどだ。

1-800-Funk

1-800-Funk

このアルバムのMagie Coxの”Standing the Alter”とNona Gayeの”Love Sign”もすばらしい。こういう曲を軽々と作るんだから天才。(この「はまぞう」の表記はまちがっているような気がする。1-800-NEW-FUNKが正しいアルバム名なんじゃないのか)

やっぱりジミヘンは好きだったり

ひさしぶりにジミ・ヘンドリックスのAll Along the Watchtower聴いてビリビリ来た。

秋にはまた楽器板で人を集めてジミヘンジャムバンドでオフ会というかライブというか公開ジャムセッションしたいなあ。

  1. Purple Haze
  2. Red House
  3. All Along the Watchtower
  4. Little Wing
  5. Stone Free

追記

その後もうちょっと考えて、こんな感じだな。おそらく機材出し入れあわせて30分しかないから。

  1. Foxy Lady
  2. Red House
  3. Little Wing
  4. All Along the Watchtower

Little Wingはこういうアレンジと替え歌でやりたいが、誰も許してくれないだろうな。ジミヘン先生ごめんなさい。・・・いや、Foxy Ladyも歌詞考えてパクリ曲にするか。Red Houseは何歌ってもいいしな。

Bootsy Collins

Ultra Wave

Ultra Wave

仕事しながら鯖監視中。

とにかくファンクが何であるかを知りたかったら、このアルバムの “F Encounter”を聞け。忙しくなって仕事に疲れると私はこの曲を聞く。”I’m working man, need a job!”

Stretchin Out in Ahh the Name Is Bootsy Baby ブーチー・コリンズといえばダンサブルなブリブリファンクベースと言われているが、私は実はセンチなスローナンバーのサウンド設計やボーカルワークの方がうまいと思う。単なるダンス用Funkだともっと好きな(シンプルな)P-Funkベーシストがいる。しかしここらへんの少年少女向けおセンチファンク”What’s a tellephone bill?”とか”Love Vibes”、”Physical Love”とかもうたまらん。ここらへん聞かないで人生終わるのはもったいないと思う。

ファンクだよ全員集合!! あとこのアルバムの”Groove Eternal” (プリンス風)とかよく聴いている。

好きなCD:カーラ・ブレイのセクステット

Sextet

Sextet

Carla BleyのSextet。今日iPodでシャッフルしていて久しぶりに聴いて感動した。

ドラム、ベースに2本のギター、オルガン、ピアノという変わった編成のいわゆるフュージョン。ECMらしい耽美な世界。1曲目の”More Brahms”とか”Lawns”とかすばらしくアレンジされていて美しい。このひとが歌物をまじめに書いたらキャロル・キングのようにポピュラーになれたんではないかと思うのだが、芸術家だからそういうのには背を向けてるっていうかそういう感じなんだろうか。このひとのアルバムは4、5枚もってるのだがこれが一番よい。

リアルブック(ジャズの有名な楽譜集)とかにはこの人の曲がたくさん載っていて、70年代後半~80年代に強い影響力を持っていたことがわかる。当時の私は「フュージョン」は悪いものだと思いこまされていたので聴いていなかった。そういやECMにも偏見持ってたな。アルバム揃えよう。

『音楽未来形』

音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ
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  • 「たとえば、マイナー・ペンタトニック(音階)やCオーギュメント13th(コード)やワルツ(リズム)は、誰かが生み出した音楽的素材であろう」(p. 247)→「Cオーギュメント13th」はかっこ悪いなあ。こういう記述を見ると萎える。「Cドミナント7thフラット13th」ぐらいにしといた方がいいのに。
  • 「楽音レイヤー」と「サウンドレイヤー」って言葉使いが区別しにくくて誤解をまねきそうだ。著作権がつくのは「記譜」されるようなものなのだから、「記譜レイヤー」と「楽音レイヤー」じゃないのかなあ。
  • 書物の場合は著作権で保護されるのは「表現」であり「アイディア」ではない。音楽の場合、メロディーの断片、歌詞の一部、コード進行、リズム感、構成、音色などが「表現」なのか「アイディア」なのかがよくわからんのが問題だということを指摘してほしかった。わたしはそういうのは「アイディア」ととらえたい。いや、無理かな。少なくともサンプリングは書物でいう「引用」にあたると思うのだが、現状ではぜんぶ保護しちゃうから問題。
  • 「楽音のレベルに著作物の「原型」を見て取ることは、メディアの水準で楽譜が作品の「起源」とされることと並行している。・・・その名残りが著作権制度に反映されている。」(p.241) 正しい。っていうか最初から音楽と出版物を同じ法規で扱おうとしたのが失敗というか。
  • 「楽音とサウンドのレベルは、耳で聴くことのできる現象のレベルであって、その現象を実際に担保しているのは、耳に聴こえないデジタル・データである。」(p.241) デジタルは関係ないんじゃないかな。
  • 「楽譜の水準に音楽の原型が存在すると見なす著作権の音楽観は実情とそぐわなくなっている。」(p.241)その通り。しかしそもそも著作隣接権が設定された時点で実情とそぐわなくなったんじゃないかなあ。ジャズミュージシャンはずっとそういう問題をかかえていたはずだ。
  • p. 248。サンプリング作品では「演奏者」が「作者」にカウントされることがないという指摘は重要。実際サンプルするのはたとえばジミーペイジの楽曲ではなくてジョン・ボーナムのバスドラをエンジニアが録音した振動なわけだからね。ジョンボーナムやエンジニアに金をはらってもいいが、ジミー・ペイジにまで払う必要があるかどうか。ジャボ・スタークスに払ってもいいがジェームズブラ
    ウンにも払わなきゃだめか。だから現状の著作権制度はちょっとおかしいよ、と結論してはくれないのだろうか。
  • 「デジタル・コピー問題とは、「文化の危機」なのではなく、「文化産業の危機」なのだ」はその通りだと思うのだが、創作したり演奏したりする「自由」の問題をもっとはっきりさせてほしかったような気がする。まあ「世間でよく言われているのは実は経済の問題にすぎないんだよ」と主張することによってそのうらがえしで「独創性」と自由の問題を扱っているわけか。独創性の問題さえ疑ってみてもいいと思うんだが、どうなんだろうか。
  • わたしのように楽曲をコピーしたりカバーしたりネトラジで遊んだりしているアマチュアにとっては、むしろ著作隣接権や同一性保持権の方が問題だったり。
  • 「大地讃頌」事件はもうちょっとつっこんでほしかったな。筆者の立場が明確でない。
  • ジャック・アタリの話とか、どうなんだろうか。「現代思想」とか好きなひとはこういう議論が好きなんだろうが、おおげさでグリップがないような気がするけどなあ。まあ趣味の問題か。
  • たとえば、「音楽はまず、神話的な社会秩序を維持するため、神に捧げられる犠牲として生じた」とか。うそくさい。普遍性もないだろうし。こういうを簡単に援用しちゃうのはいかがなものか。「供犠」→「演奏」→「反復」→「作曲」の「レゾー」なんて、話としてはおもしろいのかもしれないけど、ただのお話じゃないのかなあ。現代思想とかってのの悪い側面が出ているような気がする。
  • 大昔からワシらムージさんは自分の好きなように楽曲をかなでてきたし、真似したり個人用テープをやりとりしてきたりしてきたのじゃ。それがむしろテクノロジーで管理されつるある方が問題だ、っていうレッシグの問題意識の方がわたしはみぢかだな。
  • ベトベンが市民社会で演奏会と楽譜売上で生きていこうとしてなかば成功したこと、レコードが商品として流通しはじめたことは大きな出来事だったろうけど。でもそれに比べて、DJカルチャーというかサンプリングは本当に新しい問題なんだろうか?どう新しい問題なんだろうか?ちょっと考えてみよう。
  • けっきょくデジタルコピーの問題はiTunesMusicStoreのような形のものがちゃんと機能するようになればうまく回るようになる気がする。私が関心があるのは演奏や創作にかかわるもっと違う問題だ。