聞いてるCD: ショスタコの弦楽四重奏

String Quartets (Comp)

String Quartets (Comp)

よく聞いてる。8~10番あたりはなにやら深刻だよなあ。シンフォニーでこれくらい深刻だと大袈裟すぎるけど、四重奏なら許せる。

マーラーとかと同じく、純粋に音楽的というよりはなんか標題的な作り方しているんじゃないかという気がする。

他にボロディン四重奏の(古い未完成の方)とルビオ四重奏の全集も持ってるけど、このフィッツウリアイアムのが一番好きな気がする。

秋になるとこういうのを聞きたくなるんだよな。ベトベン後期やバルトクの四重奏も好き。でもこういう音楽はもっと集中して正座して聞くべき音楽であるような気もする。バックグラウンドミュージックにするのはちょっとあれだ。

オール・アローン

オール・アローン

好き。特に”A View of S.Luca”がよいと思う。コピーしてみたい。

レポートではいったん「自分」を消してみよう

どうもレポートとか書いてもらうと、「〜について図書館に行って調べてみた」とか書く人がいてうんざりします。そんなこと読みたくありません。大学教員は一般にはあなた自身やあなたの行動には興味がない(それはよいことで、へたに教員に個人的な興味もたれるとえらいことになります)。

戸田山和久先生の名著『論文の教室―レポートから卒論まで』(NHK出版)の【鉄則7】は「問い+答え+論拠」以外のことを書いてはいけない」です。戸田山先生は以下のようにおっしゃっておられます。

その課題を選んだ経緯、自分がその意見をもつに至った事情、その他の「自分語り」、たとえば思い出話やエピソード、必要な参考文献や資料が手に入らなかったことの言い訳、うまく書けなかったことの言い訳、お世辞みたいなの。こうしたことを論文に書いてはいけない。(p.42)

まあ就職のこととか考えるとわかりやすいと思うんですよ。「チミチミ、我が社が企画している新店舗を〜に出す計画の評価レポートを作成してくれたまへ」とかって課題に対して、「私は図書館に行ってOPACを調べてみました。なかなか資料が見つからず苦労しました。」とか中学生みたいなこと書いてたらぶっとばされるっしょ。クビです。そうじゃなくても「チミに頼んだのは失敗だなや」とか言われちゃう。ふつうのひとはあなた自身やあなたの行動には興味がないのです。興味があるのは成果だけ。そのレポートが読むひとをちょっとでも賢くするような情報を含んでいるかどうか。

まあこれは小学校から大学に到る作文教育に問題があって、「あなたの事を自由に書きましょう」とかって教えられてるからレポートでもそうなっちゃうんよね。私たちがイクナイのです。ごめんなさい。教育イクナイ!でも大学2年生ぐらいになったらレポートからはそういう「私」を消すことを試みてください。最初はあなたの行動とか感じ方とかそういうの忘れて、資料とか文献とかをきっちり読んでなにが問題なのか、どういう解釈や見解があるのか淡々と書く。

そういうのを消していっても、いずれあなた自身の「独自の考え」が出てくるから大丈夫。資料や他人の見解の価値を検討していくうちにそれまでの文献では不十分なところが見つかったり、どうしても納得いかないことがでてきたりして、どうしても「しかし私は〜と考える、なんでかっていうと〜だからだ」と書きたくなる、いや書かねばならないと思うときがやってきます。この「しかし」がない「私は」なんか意味ないっす。そして、「しかし」のあとのあなたになら私も興味ありますよ(こっちの興味はそれほど危険じゃないです)。

で、これは就職関係の「自己分析」とかコミュニケーションについても言えそうなんよね。多くのひとは「私ってどんな人間」とかそんなんばっかりが「自己分析」だと思ってるみたいだけど、そんなんどうでもいいわけ。そういうのに関心あるのはあなたと近い人びとだけ。他人は、むしろある対象をあなたがどう評価するかとか、それとあなたがどういう関係にあるかを知りたい。

「君ってどんな人?」とか聞かれると答えようがなくて困るっしょ。だいたい「うーん、努力家です」とか言われたって信用できるわけないし。まあこういうこと質問してくる人はだいたいダメ。「俺ってさー、すげーんだぜー」とか「このまえ(お前が知らない)ツレの〜と〜行って次に〜行って、その次に〜行って」とかだらだら報告聞いてもあんまりおもしろくないでしょ?

「『恋愛小説家』っていう映画見たことある?好き?どこがよかった?ジャックニコルソンどうよ」とかだとまだ話に発展性がある。そういう共通のものについて分析したり評価したり批判してると、相手がどういう人かわかってくるわけでね。まあそういうわけで、「私」を中心にものを見るのをやめて、とにかくなにか自分以外の対象について考えてみましょう。

サルサも好きです。 Puerto Rican Power

Con Mas Power

Con Mas Power

サルサはブラックに比べるとよく知らないのだが、このPuerto Rican Power OrchestraのCDはほんとうによく聞いている。大学生のときに先輩の車に乗ったときにかかっていた音楽に圧倒された。

曲、分厚いアレンジ、歌すべて完璧。サルサが様式として完成された音楽であると納得させられる。

その後しばらくサルサ関係のCDも収集しようとしたのだが、もうひとつピンとこないというか人の名前を覚えられないとか何歌っているのかわからないとかで頓挫してしまった。また集めたいものだ。

ビートルズ Anthology DVD

Anthology [DVD] [Import]

Anthology [DVD] [Import]

を1日1話ずつ観賞している。ビートルズって(それ以降のバンドと比べると)演奏力はそれほどないと思っていたような気がするが、こうして最初期から聞いてみるとたいしたものなのだな。なんといっても、同じことを常に同じようにできるというのがすごい。リンゴの「ツアーやってるとプレイが荒くなってだめだ」とかっていう発言にもミュージシャンシップを感じる。編集でドラムの音がよくなってるのも印象の変化に関係あるかも。それにジョージ・マーチンの存在の大きさも感じる。彼がいなかったらビートルズは私の好きなビートルズではなかった。知らないテイクや映像も満載でおすすめ。

もちろんビートルズの曲は大半を歌えると思うが、復習のために「ビートルズ歌本」が欲しくなったな。

むかしやったヘタなカバーもどきは

http://www.yonosuke.net/yonosuke/help20031123.mp3

http://www.yonosuke.net/yonosuke/nemui.mp3

そういやはじめてのステージはビートルズのコピバンだったな。

好きな音楽 Led Zeppelin DVD

見るテレビ番組がないので、ひさしぶりにひっぱり出してきて観賞。

頭の”We’re gonna groove”→”I can’t quit you baby”が猛烈にかっこいい。

やっぱりギターロックはいいよなあ。

ジミー・ペイジのギターがあらっぱいのは当然として、ジョンポールジョーンズのベースプレイもリズムがルーズでちょっとアレなのだが、そこらへんがゼッペリンなわけだ。というか、このバンドをただのハードロック/ヘビメタバンドと違うバンドにしているのは、ジョーンズの手数の多いファンキー風味(モータウン風味?)のベースなのだなあ。

『その音楽の作者とは誰か』

著作権まわりとか興味があって買ったのだが、難しくて私の頭ではほとんど理解できない。学者というのはむずかしいことを考えるものだ。(博士論文らしいから一般人向けじゃないのだな)

ポピュラー音楽において一つの「作品」であるとはどういうことかってのはおもしろい問題だと思うのだが、けっきょくどういうものが「作品」であるのかがわからなかった。タイプとかトークンとかインスタンスとかメガタイプとか、あるいはバルトやフーコーの議論とか、この本の難しい議論が、なにを作品とみなすかってことについてなにか理解を深めてくれるようなものなのだろうか。

私自身はポピュラー音楽で、楽譜に記譜されるようなもの(コード進行、リフ、リズムパターン、メロディーの断片など)は単なる「アイディア」でしかなくて、「表現」ってのは実際の演奏やレコードに固定された音源そのもの、歌詞カードに固定された歌詞ていどしかないんじゃないかと思うのだが、そういう浅薄な理解ではだめなんだろう。

ところでそもそも、こういう研究は従来の書物っていうメディアではうまくいかないような気がするな。実音がないと迫力がない。このひとは楽曲を~~といじった、とかって記述を何十行も読んでもさっぱりおもしろくない。いっそ、CDやDVDで出版したらどうか。あるいはネット使うか。

好きなCD Roberta Flack / Nina Simone

Chapter Two

Chapter Two

ロバータ・フラックの名盤。1曲目の”Reverend Lee”が黒くてかっこいい。アップテンポでなくても、シャウトしなくても黒さは出せる。Let it be Meや

“Just like a woman”も猛烈によい。

ヒア・カムズ・ザ・サン

ヒア・カムズ・ザ・サン

“Just like a woman”といえばこのCD。もう泣くほどよい。黒人音楽好きでこのCDを聞かずに死ぬことなかれ。

プリンス関連作品

Child of the Sun

Child of the Sun

もちろん私はプリンス様の音楽が大好きで、神のようにあがめているのだが、プリンス様の音楽について語りはじめるとどうにもまとまらないので好きなプロデュース作品ということももと妻のMayteのChild of the Sun。なんといっても2曲目の”In Your Gracious Name”が猛烈によい。これと同じくらいよい曲ってのはプリンス様の曲でも思いうかべるのが難しいほどだ。

1-800-Funk

1-800-Funk

このアルバムのMagie Coxの”Standing the Alter”とNona Gayeの”Love Sign”もすばらしい。こういう曲を軽々と作るんだから天才。(この「はまぞう」の表記はまちがっているような気がする。1-800-NEW-FUNKが正しいアルバム名なんじゃないのか)

やっぱりジミヘンは好きだったり

ひさしぶりにジミ・ヘンドリックスのAll Along the Watchtower聴いてビリビリ来た。

秋にはまた楽器板で人を集めてジミヘンジャムバンドでオフ会というかライブというか公開ジャムセッションしたいなあ。

  1. Purple Haze
  2. Red House
  3. All Along the Watchtower
  4. Little Wing
  5. Stone Free

追記

その後もうちょっと考えて、こんな感じだな。おそらく機材出し入れあわせて30分しかないから。

  1. Foxy Lady
  2. Red House
  3. Little Wing
  4. All Along the Watchtower

Little Wingはこういうアレンジと替え歌でやりたいが、誰も許してくれないだろうな。ジミヘン先生ごめんなさい。・・・いや、Foxy Ladyも歌詞考えてパクリ曲にするか。Red Houseは何歌ってもいいしな。

Bootsy Collins

Ultra Wave

Ultra Wave

仕事しながら鯖監視中。

とにかくファンクが何であるかを知りたかったら、このアルバムの “F Encounter”を聞け。忙しくなって仕事に疲れると私はこの曲を聞く。”I’m working man, need a job!”

Stretchin Out in Ahh the Name Is Bootsy Baby ブーチー・コリンズといえばダンサブルなブリブリファンクベースと言われているが、私は実はセンチなスローナンバーのサウンド設計やボーカルワークの方がうまいと思う。単なるダンス用Funkだともっと好きな(シンプルな)P-Funkベーシストがいる。しかしここらへんの少年少女向けおセンチファンク”What’s a tellephone bill?”とか”Love Vibes”、”Physical Love”とかもうたまらん。ここらへん聞かないで人生終わるのはもったいないと思う。

ファンクだよ全員集合!! あとこのアルバムの”Groove Eternal” (プリンス風)とかよく聴いている。