転職の可能性とかもライフプランに入れときたい

就職の相談で時々「田舎に帰らないとなりません」という人がいるんですが、たしかにそういうのってたいへんなんよね。どう考えればいいのか時々考えちゃったりします。(自分のことではないのであんまり真面目には考えないのですが)

田舎ってのはやっぱりあんまりよい職場がないわけで、大企業に入って、かつ、地元ということを考えると一般職とか選択することになる。しかしそれでよいのかどうか考えちゃいます。田舎にも小さくてもよい会社はたくさんあるんだろうけど、就職戦線では苦労することになる。どうしてもんかね。

こういうライフプランはほんとうにたいへん。ひとつだけ言えるのは、「職場を変えるってことってのは十分にありえる、っていうかほぼ必然」。

たとえばもしあなたが金融なりメーカーなり流通なりの大企業の総合職に採用される力があるのであれば、その会社で3年なり5年なり仕事して仕事おぼえてから田舎に帰るっていう道は十分にあるのね。そういう仕事覚えてきた人は、地元の会社も喜んで採用してくれるはず。新卒からずっと働き続けるっていう時代ではない。 女性はなおさらそうだろうと思います*1

一方、田舎の中小企業に就職しちゃえば、その先を探すのはかなり難しくなる。同じ程度の会社をうろうろして、いずれはパート勤務とかそういうことになっちゃう。悪くはないけど、なんか生涯賃金とか考えると損している感じはするかもしれない。でも地元の優良企業とかもあるだろうし。都会で働いてたら彼氏とかできちゃって結婚とか考えたりするすることもあるだろうし。でも都会の方がいい男見つけやすいような気もする。どうしたもんかね。わからんね。まあ目先を広くして調査するしかないねえ。優秀な女性とかはしばらく職場で働いてから大学院入りなおしたりしてるしね。

最初っからオプションを限定するのはあんまりうまくないことだけはわかる。でもあんまりガツガツしないで地元で質素にゆったり生きるのもいいような気もするし。自分の人生だからねえ。 人生って恐いですね。信じられないことに、誰も本気では面倒みてくれないらしいですよ。「塞翁が馬(さいおうがこま)」とかって言葉もあるけど、怖すぎ*2

*1:でもまあ、いま流行の転職情報とかには騙されないようにね。この「はてな」でもあっちこっちに転職情報が出てくるっていうか転職情報だらけだけど、それがどういう意味かはよく考えてみること。

*2:ある二流哲学者によれば、人生ってのは水深7万キロメートルの深海の上の1雙の小舟に乗ってるようなもんらしいですよ。恐いですね。でもどうも本当みたい。

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