女子大生のおごられ方について

女子大生がそれほど親しくない人(びと)とコンパやデートをするときの金勘定というのは非常に難しいものがあると思います。

女子大生の一部には、「勘定は男性が払って当然」という意識を持っている人がいるようですが、これは非常に危険です。(あまり政治的に正しくありませんが、私自身は各種の男性による性暴力の一因になっているのではないかと疑っています。)

一般に、大学生どうしでは、収入にたいした違いはないと思われます。大学生3回生男子で、一月に自由になるお金は3~5万円ではないでしょうか(それくらいあればけっこう裕福)。それでも1万円は男性にとってかなりの大金です。そのうちの1万円をデートにつかうとなれば、男子学生としてはかなりの投資です。投資に対しては見返りを求めるのが人間というものだと思います。

「コンパの時にワリカンだった!」とか怒っている人がいますが、これは非常に危険です。なぜ合コンのときに、男性が女性より多く支払う必要があるのでしょうか?

もしあなたがデートに1万円使われているのであれば、あなたはそれだけの価値があると思われているわけで、その価値がなんであるのかを考える必要があります。

「私(たち)のようにかわいい女の子がつきあっているのだから?」あなたにそれほどの愛嬌があるでしょうか。あなたは彼(ら)が支払うほど彼(ら)をよい気分にしているでしょうか。

私の思うところ、男性が女性よりも多く払う場合、以下のような動機が考えられます。それぞれ考えてみましょう。

  1. 消費の差
  2. 経済力の差
  3. おごりあいによる親和
  4. 好意・敬意の表明
  5. 経済力の誇示
  6. 貸し・経済力による支配

消費の差

そりゃ俺(ら)の方がたくさん飲み食いしてんだから、そんだけ払う当然だよ。

これはあんまり問題ないですね。まあ男の子の方が飲み食いするだろうし、あんまり飲まない人が底無しに飲む人と同じ払いってのもあれですよね。そういうことを考えすぎるのはアレだと思いますが。たとえばコンパなら男の子3000円、女の子2500円とかってのはよいかも。

おごりあい

しばしば、男性どうしは「おごりあい」をします。「ここは私がもちますから」「んじゃ次の店は私が」とかってやつ。これはなかなかよいシステムで、そうやってあまり細かいことを勘定せずに払いあうことで、親睦を深めます。

経済力の差

もっといい店行きたいし、それくらい軽く払えます。ついてくればよろしい。

これはちょっと微妙になります。まあこういう形でたまにおごってもらうのは悪くないと思いますが、男女一対一の場合は下の「経済力の誇示」に近くなるでしょう。

好意・敬意の表明

あなたのような方に同席していただくだけで私は光栄ですので、せめて勘定はわたしめが致します。

どうかな。

経済力の誇示

俺は金を持っている。それはお前(ら)にも素敵に見えるはずだ。

かなり危険になってきます。たしかに経済力は男の魅力の一部のようです。お金や権力をもっている男性は素敵に見えるらしいですね。

米国のキッシンジャー元国務長官は、「権力は媚薬だ」と言ったとか言わないとか。

貸し・経済力による支配

俺が払うんだからグダグダ言うな。俺の酒が飲めねえってのか?

世代間倫理

私が若かったときに先輩におごってもらったから、後輩にはおごらなきゃ。

(続くっていうかまだ書きかけ)

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