AWAREのデートDVビデオ

あちこち*1で話題になってるので私も見てみた。
学園祭レベルのドラマ仕立てにする必要あるのかな。
つまらなすぎ。ていうより、高校生に見せたら
寝る前に(内容というよりは作りが不快すぎて)暴動が起こりそうだ。私は耐えられん。 「なんでこんなの見せるんだ」で教師の信頼まるつぶれ*2
この件はけっこう問題なんだろうから、被害を減らしたり啓発したいのはわかるし、
予算がないのもわかるが、これで「よし」とするその根性がだめだめ。
もっとなんか工夫しないと伝わらんよ。Flashだけでも十分いろんなことができるぞ。
結局ひとは説教によっては動かない。変るのは常になにかを真似ることによってだ。
某二流哲学者が言うように、「何を」語るかではなく、「いかに」語るかが重要な問題ってのはある。 (まあaware印*3の「ファシリテーター」がかっこいい女性たちであれば、
女子高生の一部はそれをまねるだろうし、かっこいい男性がやってれば、
一部の加害者男もまねようとするかもしれんがね)あ、そうか。
誰かサバイブした人に体験を語ってもらえればよかったんだろうな。

それにしても
http://aware.exblog.jp/

Q:彼をアウェアに行かせたいのですがどうしたらいいでしょうか。

A:あなたのパートナーにアウェアのホームページやDVに関する書籍など見てもらいましょう。でもお願いや説得では、彼は動かないでしょう。パートナーが変わるための一歩を踏み出すためにはあなたからの強い突きつけが必要です。

大丈夫かな。恐いよ。「なんとかして別れなさい」「まず距離をとりなさい」「すぐに逃げなさい」の方が安全なんじゃないか?
プラクティカルな「別れ方講座」「夜逃げ講座」とかなら価値がありそうだけどなあ。
まあ人々の安全のためにがんばってほしくはある。
加害者向けプログラムの内容はどんなんかな。http://aware.exblog.jp/i6/ を見るとなんともいえない感じがするが、大丈夫か。

おや、こんな報告書が。
うーん、やっぱりそういうプログラムの効果ははっきりしてないって
理解でいいんだろうか。awareがやってることはちょっと遅れている可能性があるんだ
よな。だいたいなにごとも日本はアメリカの15年ぐらい後を走ってる感じがある。
報告書自体は慎重で例の企画室がやっている仕事にしてはいい感じ。
っていうかawareのビデオやウェブにそういう配慮が感じられなくて怖すぎるんだよな。

http://www.gender.go.jp/e-vaw/chousa/index.html
のページの他のを何件か見てみたけど、この企画室は以前に比べて
ずいぶんよい仕事をするようになってるような気がする。がんばれ。

む?ていうか、企画室はawareのような団体のプログラムは危険なものかもしれないと
正しく認識していて、むしろ対策しようとしているのか?
「プログラムの満たすべき基準および実施に関しての留意事項」

awareと企画室の関係は円満なんだろうか。

あら。男女共同参画企画室じゃなくて男女共同参画局なのね。

まあ女子高生や女子大生の安全を考えるなら、
ジェンダーバイアスについて説教する前に、デビッド・M・バスでも読ませた方が危険を避けることができるんじゃないかなと思ったりするが、どうなんだろう。それは
一部の人々の「ジェンダーバイアス」なるものを増幅強化させることになるか?それでも安全のためならいいじゃん、とか言いたくなるんだが、どうか。

「殺してやる」―止められない本能

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女と男のだましあい―ヒトの性行動の進化

女と男のだましあい―ヒトの性行動の進化

私が信頼しているブログ書評はこちら。 http://d.hatena.ne.jp/shorebird/20060708
そういや、草思社だいじょうぶかな。

長谷川眞理子先生に「配偶者防衛」について語ってもらってもよかろう。あのひとはかっこいいから高校生が話を聞いたらきっと理系女子が増えるぞ。フェミニストはいったん80年代アメリカの道具立てをぜんぶ捨ててみてはどうか。

*1:っていっても http://d.hatena.ne.jp/yamtom/20080114とか http://d.hatena.ne.jp/discour/20071230 とか の例の非主流派(?)のフェミニストさんたち

*2:正直に書くと、私は大学生の女の「でも、いつかいっしょにコンサート~」発言を聞いて、男に「そういう無神経な女は×××!」と言いたくなった。私はかなり穏やかな方なんだけどね。おそらく平均的な男子高生に見せるのは逆効果だろう。

*3:http://aware.exblog.jp/i13/ 常識的な額だろうが、上納金が気になる・・・それにその認定はどういう感じなんだろう。あ、40時間か。んじゃこれくらいかかってもしょうがないよね。


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