養老先生と毎日新聞はだいじょうぶか

毎日新聞はいろいろやってくれる。今日の16面。宮脇昭先生と養老孟司先生の対談。
(養老先生にはまったく興味ないけど、毎日新聞の編集方針や社員教育には俄然興味がある。)
全体にひどいが、さすがにこれはどうかという部分。

養老さん:大阪教育大付属小学校では、容疑者は8人を殺した。
驚いたのは、容疑者が警官に囲まれて出てきたでしょ。昔だったら、
あんなことをしたら先生方から2階の窓から落とされてましたよ。先生方が
預っている子供と自分の子供と同じと見ていないということです。8人も殺されたという感情的
な反応がないんですよ。

  • そのひともう容疑者じゃないし。「犯人」にしてください。ちゃんと国家で殺しました(と報道されてます)。
  • 教師はリンチするべきだったということか。
  • 親は自分の子供を殺されたらリンチしても当然か。
  • 子供を殺された親は容疑者が警察に囲まれて出ることを許さないのか。
  • 「昔だったら」はいつのことか。それは本当か。
  • 教師は教えている子供と自分の子供を同じと見るべきのか。それは可能か。
  • 養老先生はそれだけで人の感情的な反応を読むことができるのか。
  • いまだにこういう形であの先生たちを責めるというのがどういうことかわかっているのか。養老先生はともかく、毎日新聞はどう考えているのか。
  • たしかに「疑問をもつことには体力がいるんです。頭が丈夫でなければいけない。丈夫な頭こそ大事です。」(17面)これだけは認める。
  • でも養老先生は、あんまり頭が丈夫でないひとや、頭が丈夫でなくなったひとはどうすればいいかも頭が丈夫なうちに考えた方がよいと思う。正直わたしはそっちの方が興味がある。

養老先生が悪いのか、毎日新聞が悪いのか。年末進行でいろいろたいへんだったのか。
新聞記事っていうのは発行されるまでどの程度の人数の目が通っているのかな。興味がある。

Visits: 1

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です