福岡で浮気・不倫(の哲学)してきました

と、そういやおかげさまで修羅の国福岡から帰ってきております。

例の「不倫を哲学する」の某大学合同ゼミ、勝手なことをしゃべらせてもらってたいへん感謝感謝。まあ聴衆からすると不倫ってよりは浮気だろう、クリスマスだし、ってんで「不倫を哲学するまえにまずデータ見た方がいいっしょ」ってな感じでなんかフィッシャー先生その他の実証データ出しておわり、みたいな感じになってしまいました。もうしわけない。

私の考えでは、そのデータを見て満足いかなかったときに心理学や社会学が必要になり、そんでも満足できない場合は哲学する、みたいな感じかなあ。私の考えでは、なんか哲学って「考えることを考える」ってことで、それはもとになるなんらかのデータなり文献なりが必要なんすよね。なにもないところからは考えられないし、データみないと自分が見たもの経験したものだけで勝手なことを考えてしまってよくないと思う。我々の多く(6〜7割?)は不倫も浮気も実際にはしないので、勝手に考えてはいかん、みたいな。

まあちょっとだけ哲学者の見解を紹介しましたが、学生様たちはあんまり納得いかなかったかもしれないです。それでも学生様たちはものすごく元気で、あれは学生様たちも偉いし指導している先生たちの力量もすばらしいですね。私そういうのまだまだよねえ、などと考えておりました。ツイッタでおなじみの人々数人とも会えてとてもよかった。感謝感謝。

そのあと4日間、某「空にボーイングが飛び近所にバイパスがある大学」で集中講義。これもセックスセックス。前日のあれがあったので、恋愛やら不倫やらで2日使ってしまって予定がくるってしまったんですが、残りは性暴力、ポルノ、売買春ってあたりを学生様たちとたっぷり時間とって議論できてこれもたいへん勉強になりました。感謝感謝。先生たちも聴講してくれて、特にずっと聴講してコメントしてくれた某先生にはものすごく感謝しています。

時間けっこうあるので音楽とか聞きながら色々やれて楽しかった。最終日には学生様たちの飲み会に誘ってもらったのですが、これもみんな元気で仲が良くて、国立大学の小講座制ってこういうよさがあるよな、みたいなの確認しますた。

まあ喋らせてもらった成果はぼちぼち紹介したいと思います。まあたびに出るのも大事ねえ、みたいな年末でした。

 

 

 


「福岡で浮気・不倫(の哲学)してきました」への2件のフィードバック

  1. セックスの哲学について研究しようかと思っている大学生です。
    「不倫や複数人との性行はなぜ不道徳か?」というところから、「複数愛」の可能性を探っていきたいと考えております。江口先生のブログを読み、そこに挙げられている文献(フロイト全集、ラッセル結婚論など)もいくつか見てみましたが、いまいちとっかかりを見つけることができません。

    お忙しいと思いますが、どのような問題から始めたらよいのか、何かアドバイスを頂けると幸いです。

  2. 日本語文献はおもわしいの思いつかないのですが、英語だとけっこう議論されているテーマで、有名どころを1、2本読んで見るところからっていう手が本道だと思います。

    https://books.google.co.jp/books?id=IMTEiTtqqPcC&pg=PA141&lpg=PA141&dq=philosophy+of+sex+casual+sex&source=bl&ots=s54XYxmgHK&sig=h6C5kIRYSOoykS9ABE6vQTJCoNY&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwj2nbj04c3YAhXFgLwKHfQIDJsQ6AEIZzAN#v=onepage&q=philosophy%20of%20sex%20casual%20sex&f=false

    これハルワニ先生の書いたカジュアルセックスの項目ですが、それの文献表のところとか。ちょっとおちついたらブログ記事かくと思います。

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