服装・身だしなみ(1)

このエントリ書いてる時点で、会社での服装その他について、あるCMをきっかけに炎上しているんですがそういうのとは関係なく。

まあ仕事するときの服装っていうのはむずかしいっすね。私自身は服ってのものにずっとなんの関心ももたずに生きていて、まあ寒くなければいいなあ、程度。悪名高い百万遍大学で、貧乏でお金もなかったしでぜんぜん服とか気を使わず、それだけでなく髪やヒゲをちゃんと手入れする習慣もなく、寝癖無精髭あたりまえ、みたいなのでずっと生きて決ました。

でも世間様や学生様はそれでは許してくれないかもしれない。

そういうことに気づきはじめたのは、学生様の就活の応援についていろいろ考えはじめた頃で、ああいう局面では見た目の印象というのはおそらくすごく重要なんですよね。美人かそうじゃないか、とかそういう問題ではない。要はきちんと服を着ることができる人は仕事できそうな印象がある。そしてそれは印象だけではないかもしれず、実際に服や身だしなみをソツなくやってる学生様は他のことをやらせてもソツなくやってくれる傾向がある。まあそれも私の「印象」にすぎないけど。

でもそういう「印象」はすごく重要なんですわね。

私が好きなのはジーパンにシャツにジョギング用のスニーカーみたいな服装。もう楽ならなんでもいいや。髪やもみあげ、ヒゲなんかもほったらかしのときが多くて、基本的にだらしない印象。そういうだらしない服装をしている人は、やっぱりやることなすことだらしがない。私のだめさについてはネットとかでよく見てくれていることだと思います。タバコも捨っちゃうし。部屋もぐしゃぐしゃだし。

まあだらしないのはそれなりの魅力があって、別に意識しているわけではないにしても、だらしないけど実はいい人、実はできる人、みたいなのを目指しているわけですね。昔の『美味しんぼ』の山岡さんとか、ああいう感じ。そいういう人も社会には必要だ。

でもそれも場合によりけりでねえ。服装にだらしないひとは、それに見合うなにかをもってないとならない。隠されたすごい能力をもってるとか(山岡さん)、明るくてかわいいとか、とにかくポジティブでフレンドリーだとか。

たいした長所や能力もないのに表情が暗く、人見知りしていつもネガティブなことを言っていてかつ見た目が汚い、とかっていうのはもうだめ。さらに早口で難しいことを言い、一人でわけわからない冗談らしきことを言ってヒヒヒと笑い、時々「私語するなー」とか怒鳴るとか、もう学生様から見てつきあう気になれないじゃないですか。

見た目をちゃんとしないってのはある種のセルフハンディキャップで、そういうハンデキャップがあっても俺は魅力があるとか、そういうことを言う自信がある人だけの特権ですわね。それは『男一匹ガキ大将』の世界ですわ。素人にはおすすめできない。

まあ話をもどして、ある時期、ゼミで学生様には「やっぱり身だしなみは大事だから就活前に就活ファッションショーをやろう」ってことになったんですわ。これはおもしろい。ただのリクスーでもいろいろな着方があって、私は口出さずにお互いにチェック入れてもらう。「ここが気になる」みたいな。なるほどいろいろあるのだなあ、みたいなことを言ってると、学生様から「お前もなんとかしろ」みたいなつっこみが入るようになりましたね。

もうちょっと正直に書くと、そういうときに「んじゃ私もスーツで行くし」ってことになったんですが、「んじゃ私から。どうでしょうか」「そのスーツはおかしい」「かっこ悪すぎる」と猛烈にダメ出しくらったんですね。「とにかくサイズが合ってない」「実は前から言いたかったのだが、お前はいつもセーターでずっとおかしいと思っておったのじゃ」「そもそもお前は一人で歩いているの表情が暗くていまにも死にそうだ」とか。

なるほど。「んじゃこの次はちゃんとしてくるわい」ということでとりあえず本読んで、これはたしかにだめだってことで洋服屋でスーツ作ってもらったんだったかな。

 

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